こんなに高くなった!たばこの値上げの歴史50年を徹底解説

たばこ……高いですよね。筆者がたばこを吸い始めた頃はセブンスターが250円だったのですが、今やなんと2倍以上の560円。じわじわと効いてくるボディーブローのように値上げをするたばこ。そこで今回はたばこの値上げの歴史、ボディーブロー値上げの歴史をたどっていこうと思います。

560円あったらなにしますか?

とにかく高くなったたばこ。先程のセブンスターも今や560円。560円あったら何ができるのでしょうか。

①東京駅から大宮まで570円

なんと東京駅から大宮までJRで570円。ほぼたばこ一箱の値段で大宮まで移動ができるのです。

②少年ジャンプのコミック484円

みんな大好き少年ジャンプ。最近では『鬼滅の刃』が大旋風を巻き起こしましたが、そのコミックは484円。たばこ一箱より安いのです。

③吉野家 牛丼 大盛り522円(税抜)

吉野家の牛丼は大盛りでこの値段です。ランチで吉野家の牛丼を食べてもたばこより安いという結果に……切ない。一体なんのために毎日のランチ代を節制しているのかわからなくなってきました。

とにかく高い……高すぎる!

セブンスター値上げの歴史

ではここで、私が愛するセブンスターの値上げの歴史を時代背景もあわせて振り返ってみたいと思います。ボディーブローのようなジワリジワリとした値上げの歴史がわかります。

1969年:100円

記念すべきセブンスターが発売された年です。ワンコイン100円でデビューしたようですね。1969年(昭和44年)といえば、ジミーヘンドリックス、ジャニス・ジョプリンが逝去。『サザエさん』が放送開始、巨人の金田正一投手が400勝達成、そんなときにセブンスターは産まれました。

1975年:150円

6年後、突如の1.5倍となる値上がりとなります。時は70年代のど真ん中、日本では「ベルサイユのばら」ブーム、当時の初代貴乃花が初優勝を飾った年です。世界ではベトナム戦争が終結した年です。

1980年:180円

5年後、30円値上がりしました。80年の世界的ニュースと言えば元ビートルズのジョン・レノンがニューヨークの自宅前で暗殺され世界に衝撃が走りました。日本国内では伝説のアイドル山口百恵が引退した年となります。

1983年:200円

3年後、20円値上がりします。ここでついに200円。キリのいい数字になりましたね。この年、国内では東京ディズニーランドが開園。任天堂からファミリーコンピューター(ファミコン)が発売されました。

1986年:220年

3年後、20円値上がりします。この年はFIFAワールドカップ・メキシコ大会が開催され、2020年に亡くなったディエゴ・マラドーナが大活躍を見せ、見事アルゼンチンが優勝しました。国内では東京サミットが開催され当時は話題となったようです。

1997年:230円

11年後、しばらく値上がりがありませんでしたが、消費税が5%になった影響により10円値上がりします。この年は香港がイギリスから中国へ返還されるという歴史的な事件がありました。日本がFIFAワールドカップの初出場を決めたのもこの年だったようです。懐かしいですね、岡野が決めたアレです。

1998年:250円

翌年、すぐに20円値上げします。ここで筆者の吸い始めの250円となるわけです。ここまで23年間で100円値上げです。この年は日本がFIFAワールドカップに初出場し、予選で全敗。世界の壁の厚さを思い知らされました(特にアルゼンチンのバティストゥータがやばかったです)。他にもアントニオ猪木が引退、Windows98の発売など話題の多い一年となりました。

2003年:280円

5年後、30円値上がりします。この年はSARS(重症急性呼吸器症候群)が、新感染症に指定、7月の終息宣言までに32ヶ国で患者774人が死亡しました。当時話題となりましたが、17年後、新型コロナウィルスが猛威をふるうことになるとはこの時の私たちは知るよしもなかったわけです。新型コロナウィルス……早く収束してほしいですね……。

2006年:300円

3年後、20円値上がりします。300円になりました。これくらいの値段のときは1日1箱、一ヶ月約1万円の趣味として成り立っていました。ちなみにこの年は第一回ワールド・ベースボール・クラシックが開催され、イチロー率いる日本代表が見事優勝を飾りました。ここまで数十円の値上げでしたがその4年後……とんでもない値上げがあったのです。

2010年:440円

なんと140円値上げです。衝撃すぎてつい赤字にしてしまいました。ボディーブローのようなジワリジワリかと思いきや、とんでもない右ストレートを顔面に浴びせてきました。値上げ直前のときはたばこが街から消えたといっても過言ではないほど買い溜めがされていました。140円あったらなにできますか?うまい棒14本も買えるじゃないですかトホホ……。ちなみにこの年はメジャーリーグベースボールにおいて世紀の誤審により完全試合が消えた、アーランド・ガララーガ幻の完全試合があった年です(もっとなんかあっただろ?と、、まあそう言わず……)

2014年:460円

世界での禁煙ブームも広がりアメリカでは1000円以上していますが、日本では20円の値上がりとなりました。消費税が5%から8%になったのもこの年です。この年は北朝鮮が日本側にむけてロケットミサイルを発射し、日本列島に戦慄が走りました。他にもキューバとアメリカの国交正常化など国際的な出来事が多い年となりました。

2018年:500円

4年後40円値上がりしてワンコイン500円となりました。1000円だしても500円玉のお釣りがくる。個人的には一番買いやすかったのがこの値段のときです。翌年5月に終わる平成、その夏は「平成最後の夏」と呼ばれ話題となりました。

2019年:510円

消費税10%の影響により10円値上がりします。せっかくワンコインで買えたのに、1000円だすと490円のお釣りという最もイラッとくる値段になりました。この年、ついに平成終わり令和が幕を明けます。香港民主化デモの過激化、ラグビーワールドカップなどもこの年です。

2020年:560円

史上2番目の値上げ率となる50円の値上がりとなり現在の価格となります。昨年は皆さんご存知の通り新型コロナウィルスの年でした。まさかの東京オリンピックの延期など、世界が変わってしまった1年となってしまいました。

じわじわと値上げするたばこ……。

いかがでしょうか。たばこの値上げの歴史と時代背景をあわせてご紹介しました。2010年の値上げがやはり大事件と呼べます。海外では1000円以上することもあるのでまだまだ値上げはされてしまうのではないでしょうか。あなたは、たばこがいくらになっても吸いますか?お財布と相談しながらうまくたばこと付き合っていきたいですよね。