【2022年最新】クラフトビール人気ランキング40選 全国のクラフトビールをご紹介 自分に合ったビールで至高のひと時を!!

近年は日本でもクラフトビールの名前をよく聞くようになりましたし、全国でさまざまなブルワリーが登場しています。材料や副原料、そして醸造方法などに徹底的にこだわるブルワリーのクラフトビールは、個性的なビールが好きな人々のための飲み物と言えるでしょう。

今回は2022年最新の情報を集め、全国のクラフトビールの人気ランキングを紹介します。選び方から説明するので、クラフトビールは試したことがないという方でも大丈夫。ぜひチェックして、今までは知らなかった銘柄を発見してください。

そしてゆっくりと味わい、至福のひと時を過ごしましょう。

クラフトビール醸造所は全国に500か所以上!!


まずは、現在日本でクラフトビールを作っている醸造所のおおまかな数を紹介します。

大阪府大阪市にある「きた産業株式会社」によると、2022年3月末の時点で578カ所です。

参照:全国醸造所リスト

この、きた産業株式会社は1995年以来、毎年独自にクラフトビール(地ビール・地発泡酒醸造所)を調査、リスト化しています。

2021年12月末時点では559カ所でしたが、その県別の内訳は以下の通り。

出典:全国醸造所リスト

東京がダントツで多く、77カ所。次いで神奈川の39カ所、そして北海道の29カ所です。さまざまな種類のクラフトビールの飲み歩きをしたい場合などは、東京がおすすめです。

クラフトビールが人気の理由

「職人が小さな工房で作るビール」がクラフトビール。先ほど全国で500以上もの醸造所があると述べましたが、ではそれほどの人気が出た理由はなんでしょうか。

次の3つが考えられます。

・豊富な種類がある
・限定品など希少価値が高い
・さまざまな味があって飲みやすい
目次

豊富な種類がある

日本だけで500以上の醸造所がありますが、それが世界となると膨大な数にのぼります。そのひとつひとつが副材料や醸造方法にこだわっているため、種類がとても豊富です。たとえば、クラフトビールの本場アメリカでは100種類以上ものクラフトビールがあり、原材料や製造方法によって分類されています。

それぞれの土地で収獲するものや、それぞれの工房の強みを生かして作られたクラフトビールは、個性的で飽きが来ません。

限定品など希少価値が高い

クラフトビールには、以下3つの希少性があります。

・生産量が限られている
・そこの場所でしか飲めない
・職人による手造り感がある

これらの特徴は、独立性や地域性を尊重して造られているため発生した後天的な要素です。

季節の限定商品も多いうえに、大量生産される市販のビールと違って価格も高く設定されています。つまり、手に入れたときには特別感や贅沢感も味わえるのです。

そのため、少々高くても質のよいものを楽しみたい、人と違った経験をしたいと考える人々にとって、大きな魅力となります。

さまざまな味があって飲みやすい

クラフトビールは種類がとても豊富。

そのため、今まで日本人が「ビールの味」として認識してきた「ラガーのピルスナータイプ」以外のビールが楽しめます。

大手のビール会社が主力商品として作っているラガータイプのビールは、苦味があります。そのため最初にビールを飲んだときは、多くの人が「苦い」と感じるのです。苦いものを美味しく感じるには慣れるまで飲む必要がありますが、昔とは違ってアルコール類がたくさんあるため、わざわざビールを選ばないという方もいるでしょう。

ところが、クラフトビールには甘い味のものや炭酸が控えめのものなどもあります。自分の口に合う飲みやすいものを見つけられるため、若い人達の中にも広がりやすくなっています。

酒税法改正でクラフトビールがより個性的に進化

クラフトビールが日本でも広がり出した直接的な理由は、1994年の酒造法改正です。

それまでビール造りは年間2000kl以上の生産・販売ができる企業にしか認められていませんでした。しかし改正によって年間60klまでOKとなり、小規模な醸造所でもビールの製造・販売が可能となったのです。

そしてさらに2018年の酒税法の改正で、ビールの定義が変わりました。それまでは認められていなかったフルーツやハーブを原料として使えるようになったのです。

この改正によって、今までのビールとは一味も二味も違った製品が作られ出します。フルーティーなビールや苦味を抑えたビールなど個性的な商品が誕生し、さまざまな好みに対応できるようになりました。

クラフトビール選び方


それでは続いて、クラフトビールの選び方について紹介します。

種類が多すぎて何をどう選べばいいかわからないという方は、次の2つの方法を試してみてください。

・発酵方法で選ぶ
・スタイル(種類)で選ぶ
クラフトビールの選び方①発酵方法で選ぶ


ビールは「ラガー」と「エール」と呼ばれる発酵方法2種類と、「自然発酵」の3つに分類されます。

発酵方法①ラガー

ラガーは日本で販売されているビールの中で最も多いもの。発酵のさいに「ラガー酵母」を使って6度から15度までの低温でじっくりと発酵させています。

ラガーは下面発酵とも呼ばれますが、これは発酵後に酵母菌がタンク底に沈殿するため。低温で長時間かけて発酵させるため菌が繁殖しにくく、管理がしやすいというメリットがあります。

味わいはすっきりとキレがあり、爽快なのど越しが特徴です。

発酵方法②エール

イギリスのビールはエールだと聞いたことがある方も多いでしょう。エールは1500年以上も前にイギリスで生まれたビールの元祖です。発酵のさいに「エール酵母」を使い、20度から25度の温度で短時間発酵させます。

エールは醸造中に酵母菌がタンクの上に浮上するため、「上面発酵」とも呼ばれています。

特徴は泡立ちが少なく、フルーティーで芳醇な香りがあること。味わいはよく、奥行きがあると表現されます。

まったりとした美味しさを試したい方は、エールがおすすめです。

発酵方法③自然発酵

自然界に存在している天然の酵母を使用し、常温で長時間発酵させるのが自然発酵方法です。発酵期間は何年にも及びしっかり熟成させるため、造られたビールには独特の香りや酸味があります。原材料や作り手によって大きく味わいが異なるため、自分好みの商品を探すといった楽しみもあるでしょう。

自然発酵のビールで有名なのは、ベルギー産のビールです。近年では日本でも、フルーツを使った自然発酵のクラフトビールがあります。

クラフトビールの選び方②スタイル(種類)で選ぶ


ラガーとエールにはそれぞれに多くのスタイルがあります。ここでは代表的な10種類のスタイル(種類)をそれぞれの発酵分類別にして、順番に説明しましょう。

【ラガー系】
ピルスナー
【エール系】
ペールエール
ヴァイツェン
IPAインディアンペールエール
ベルジャンホワイト
スタウト
バーレイワイン
フルーツビール
【ラガー・エール両方可】
ラオホ
【自然発酵系】
サワーエール

 

【ラガー系】ピルスナー:馴染みやすい味わい

ピルスナーはラガー系を代表するビールで、世界で最も普及しています。

前述したように、日本の大手ビール会社が作るのは大半がこのスタイル。透明感がある美しい金色で、すっきりとした味わい、爽快なのど越しが特徴です。

甘味は少なく苦味があり、香りはホップがふわりと広がります。

【エール系】ペールエール:苦味とコクが好バランス

ペールエールは18世紀のイギリスで生まれたビールです。そのころよく飲まれていたビール(エール)は色の濃いものが多かったため、それらと比較すると色が淡かったことから「ペール(色が淡い)エール」と呼ばれました。

しっかり冷やして飲むよりは、常温に近い状態で飲むことがおすすめ。そうすればエールの特徴であるモルトやホップの香りがよく出ます。

苦味とコクのバランスが取れており、のど越しは軽やかで飲みやすいため、ビールが苦手な方や女性にも人気です。

【エール系】ヴァイツェン:フルーティーなおいしさ

ヴァイツェンは、ドイツの伝統的なスタイルである白ビールです。小麦麦芽を50%以上使って作るため、白濁色をしていて苦味が少ないという特徴があります。

香りはバナナのようなフルーティーさを持ち、ビールを口に含むとほんのりとフルーツの甘味も感じられるでしょう。

【エール系】IPAインディアペールエール:ホップの苦味と香り

IPAとはインディア・ペール・エールの略。エールビールの系統で、一般的なエールビールよりもさらに苦味が強くなっています。それは大航海時代、イギリスからインドへエールビールを送ろうとして、防腐効果があるホップを大量に入れたことが理由。このIPAが、クラフトビールブームの火付け役とも言われています。

香りは銘柄によって柑橘系や若葉のような香りとさまざまですが、味はホップの強烈な苦みがあります。そのため、くせが強いビールを好む方にはおすすめです。

また、アルコール度数が5.5%〜7.5%と他のビールよりも高めなので、しっかり酔いを楽しみたいという方も楽しめるでしょう。

【エール系】ベルジャンホワイト:さわやかな飲みやすさ

ベルジャンホワイトは、ベルギーで古くから作られている伝統的なビアスタイルです。白ビールの一種で、中世ヨーロッパでは広く楽しまれていました。

特徴は、小麦・ハーブ・オレンジの皮を副原料として使っていること。そのため味は甘酸っぱく、フルーティーな香りがします。

炭酸も控えめで爽やかな飲み心地なので、ビールが苦手な方にも好評です。

【エール系】スタウト:黒く濃厚な味わい

スタウトビールは黒ビールの1つ。苦味が強く、とても濃厚な味わいです。

発祥は18世紀のイギリスですが、有名になったのはアイルランドのギネス社がスタウト・ポーターという銘柄を開発してから。「強い」という意味の「スタウト」を名前につけた、苦味が強くアルコール度数の高いビールができました。

冷やすよりも少しぬるめの方が美味しく飲めます。苦味を感じたい方、コクを味わいたい方におすすめのビールです。

【エール系】バーレイワイン:長期熟成の深い味わい

バーレイワインは、直訳すると「麦のワイン」。その名の通り、ワインを思わせるほどにボディがどっしりと重く、8.5%から12%と高いアルコール度数のビールです。

通常のビールの10倍以上もの時間をかけて熟成させたもので、熟成を重ねたために香りも濃厚。カラメルやハチミツ、レーズンなどのさまざまな香りが漂います。

ビールやワイン、ウィスキーなどのお酒を飲み慣れている方におすすめです。

【エール系】サワーエール:酸味が特徴

エール系ビールで酸味があるものをサワーエールと呼びます。ベルギーが発祥国です。

ビールに酸味は大敵と言われていますが、敢えてビールに酸味を加えて特徴的なスタイルを作り出しました。

発酵にはビール酵母以外に「野生酵母」や「乳酸菌」などを併用。使用する酵母や菌、製造方法によってサワーエールの香り、味わいは全然違うものになります。

酸味が少ないものもあれば、びっくりするほど酸っぱい商品もあるのです。また、サワーエールにフルーツを漬け込んで発酵させた商品も販売されています。

【ラガー・エール両方可】ラオホ:超個性的スモーキーフレーバー

麦芽をスモーク(燻製)にして作るのがラオホビール。普通は麦芽を火や煙に当てないようにして乾燥させるところを、敢えて煙にあててスモークしたものを使っています。

色は商品によって金色から黒に近い褐色まであり、ラガー(下面発酵)のものもエール(上面発酵)のものも両方が作られています。どちらにも共通するのが、スモーキーな香り。飲む前には鼻を近づけて香りを堪能してみましょう。

味わいは、香りのよい木を焚いたときのような煙の風味と軽い甘味。自然な口当たりです。人によっては焦げ臭さを感じる方もいますが、好きだと思った方は病みつきになること間違いなしです。

【自然発酵系】フルーツビール:華やかな色と味わい

フルーツビールはさまざまなフルーツや果汁を加えて作られるビールです。エールの一種ではありますが、発酵方法は自然発酵系に分類されます。

発祥国はベルギー。元々フルーツを使ったビール造りが盛んでした。フルーツの個性的な味とビール本来の味わいを絶妙なバランスで組み合わせたものが、フルーツビールです。

バラエティ豊かで華やかな色合いの商品が多く、大きな魅力となっています。味が甘く香りも良いため、女性を中心に人気です。

ご当地で選ぶ全国の地ビール(クラフトビール)


では続いて、全国で作られている地ビール(クラフトビール)を土地から選ぶ方法です。

自分の故郷や住んでいるところ、好きな都道府県など、いろいろと見方を変えてみてください。

・ペールエール
・IPA
・ピルスナー
・ヴァイツェン
・スタウト
・サワービール
・個性的なビール(バーレイワイン・ラオホ)

以上の順番で、それぞれにおすすめの銘柄を紹介します。

地ビールおすすめ:ペールエール


ペールエールからは、11銘柄を紹介!

日本全国にブルワリーはありますが、特に観光地には必ずといっていいほど地ビールがあるものです。

お気に入りの都道府県産があれば、次の休日や特別な夜にぜひ試してみてください。

【長野県】サンサンオーガニック:素材の味わいオーガニックビール


出典:楽天市場

長野県の地ビールで有名な1つが「サンサンオーガニック」です。

スッキリした味わいにビール本来のコクも感じられる、オーガニックビール。落ち着いた香りも楽しみましょう。

原料はドイツ産の有機モルトと有機ホップのみの本格派です。

・価格:246円
・アルコール度数:5.0%

【北海道】SAPPORO SORACHI1984:香りと味のバランス


出典:サッポロビール公式サイト

北海道の富良野産ソラチエースを使ったエールビールで、日本全国のスーパーにも置いてあるため認知度が高い地ビールです。

杉やヒノキ、レモングラスを思わせる爽やかで心安らぐ香りが特徴。一口飲めば、ビールの風味が口中に広がります。

・価格:242円
・アルコール度数:5.5%

【千葉県】九十九里オーシャンビール :千葉の老舗蔵元が手掛ける


出典:KANKIKU BRUWERY公式サイト

千葉県にある老舗の蔵元「寒菊銘醸」が造っているのが「九十九里オーシャンビールペールエール」です。クラフトビールの技術をドイツまで行って習得し、誕生させました。

ホップの爽やかな香りがとても好評! 外観もお洒落で人気があります。

・価格:234円
・アルコール度数:5.0%

【神奈川県】サンクトガーレン ペールエール:深いポップの苦みを堪能


出典:サンクトガーレン公式サイト

ビールは苦味があってこそ、と思う方におすすめなのが神奈川県のサンクトガーレンペールエールです。

じんわりと口の中に染み入るようなホップの苦味が特徴のビールで、飲むと柑橘系を思わせる香りが鼻へと抜けます。

生きた酵母が入っているため、グラスに注いでから少々時間をあけてから味わってください。

・価格:459円
・アルコール度数:5.5%

【三重県】伊勢角屋麦酒ペールエール:香り際立つ間違いない美味しさ


出典:伊勢角屋麦酒公式サイト

ビール初心者からビール通まで、誰でも美味しいと感じられると評判のペールエールを出しているのは伊勢角屋麦酒。

すっきりとした口当たりに華やかなアロマの香りが広がり、いかにもビールといった満足感が得られます。

プレゼントで贈ると喜ばれること間違いなしです。

・価格:495円
・アルコール度数:5.0%

【長野県】クラフトザウルス ペールエール:さわやかな風味


出典:ヤッホーブルーイング公式サイト

長野県の軽井沢にある、エールビール専門の醸造所で作られているのが「クラフトザウルスペールエール」。ヤッホーブルーイングの創業地から地ビールを盛り上げたいという、職人のこだわりが詰まったビールです。

特徴あるグレープフルーツのような爽やかな風味に、しっかりした香りが楽しめます。

・価格:293円
・アルコール度数:5.5%

【長野県】志賀高原 ペールエール:アメリカンホップが特徴


出典:玉村本店公式サイト

アメリカンホップを使うことで、パワフルかつドライな味わいを出しているエールビールです。柑橘系のアロマが印象的。2004年にビールを作り出した「玉村本店」の顔ともいえるビールとなっています。

酵母が生きているため、普段は冷蔵庫で保管していても飲む前には少々高めの温度(8度から12度)にするのがおすすめです。

・価格:493円
・アルコール度数:5.5%

【長野県】キャプテンクロウ エクストラペールエール:IPAのようなビターなポップを味わう


出典:オラホビール公式サイト

ジャンルはペールエールなのですが、大量のホップ(通常の2倍)を使用しているためIPAのような強い苦味がある、個性的なビールです。

苦味が欲しい、という方におすすめ。濃厚かつビターなので、好きになってしまえば止められなくなるでしょう。

・価格:313円
・アルコール度数:5.0%

【東京都】TOKYO CRAFT:東京をイメージ


出典:サントリー公式サイト

東京で半世紀以上ビール造りに挑戦してきたサントリーが、地元東京への愛をこめて作り上げたエールビールです。

2022年のリニューアルでは、一部マンダリーナババリアホップを使用。柑橘系の爽やかな香りを強化しています。洗練された味わいは、リラックスタイムにぴったりです。ビール初心者にもおすすめできる飲みやすさがあります。

・価格:227円
・アルコール度数:5.0%

【長野県】よなよなエール:地ビールの定番


出典:ヤッホーブルーイング公式サイト

長野県のヤッホーブルーイングが造る、地ビールの定番商品が「よなよなエール」です。華やかなホップの香りに柔らかな甘味と苦味は、クラフトビールの王道と言えるでしょう。

スーパーでも販売されているため認知度が高く人気もあり、プレゼントとしてよく使われています。

・価格:253円
・アルコール度数:5.5%

【北海道】北海道麦酒醸造 小樽麦酒 アンバーエール:独特の香り


出典:Amazon 北海道小麦酒アンバーエール

北海道麦酒醸造は北海道を代表するビールメーカーの1つ。その職人が魂を入れて作り上げたのが、小樽麦酒アンバーエールです。

色は明るめの茶褐色。背の高いグラスにいれるとホップの香りが引き立ち、赤茶にきらめいて見た目にも美しく人気があります。

カラメルのような苦味と甘味がバランスよく混ざった味わいは、ビール好きなら一度は飲んでほしい商品。メーカーのプライドを感じるエールビールです。

・価格:375円
・アルコール度数:5.0%

地ビールおすすめ:IPA


IPAのおすすめにうつりましょう!

IPAのスタンダードタイプは普通のビールよりもややオレンジがかった色をしており、アルコール度数が5〜7.5%と高めです。

作り手によって香りや苦味が違うので、お気に入りを発見してください。ここでは12銘柄を紹介します。

【静岡県】スルガベイ インペリアル:強烈な苦みと高いアルコール度数


出典:Amazon スルガベイインペリアル

スルガベイインペリアルは、刺激的で強い個性のアメリカンホップを数種類使って作られたIPA。色は濁った琥珀色をしています。

特徴はその強烈な苦さと高いアルコール度数です。ハーブやミントを思わせる華やかな香りを楽しみ、甘味の後にくる苦味を味わってください。

・価格:557円
・アルコール度数:8.5%

【長野県】雷電 カンヌキ:香りと飲みやすさ


出典:オラホビール公式サイト

長野県のブルワリー、オラホは個性的なビールを作ることで有名ですが、雷電カンヌキIPAもその1つ。

特徴は強めに出てくる柑橘系の香りと、他のIPAと比較するとあまり苦過ぎない飲み口となっています。すっきりとした軽やかなビールです。

・価格:299円
・アルコール度数:6%

【三重県】NEKO NIHIKI:とてもジューシー


出典:伊勢角屋麦酒公式サイト

伊勢角屋麦酒がアメリカのポートランドのブルワリーとコラボレーションして作った特別なIPAです。トロピカルフルーツを食べているような、とてもジューシーな新感覚ビールとして人気があります。

程よいコクと甘みがあり、クリーンな口当たり。ビール通も唸る極上の逸品です。

・価格:979円
・アルコール度数:8.0%

【茨城県】常陸野ネスト だいだいエール:みかんの香り広がる


出典:常陸野ネスト公式サイト

だいだいエールは茨城県産の福来みかんを加えてできたIPAです。ホップはオレンジ風味のアロマホップを使っており、麦のうま味と果実のフルーティーな香りのバランスを楽しめます。

・価格:410円
・アルコール度数:6.0%

【埼玉県】コエドビール 毬花 (marihana) セッションIPA:アルコール度数低めでのみやすい


出典:コエドブルワリー公式サイト

コエドブルワリーが醸造する、セッションIPAの1つです。お洒落な外見と低めのアルコール度数から飲みやすく、贈り物としても人気があります。

柑橘果実や南国フルーツを思わせるホップの香りが魅力で、女性にもおすすめのIPAです。

・価格:288円
・アルコール度数:4.5%

【新潟県】エチゴビール FLYING IPA:通常の2倍のホップ使用


出典:エチゴビール公式サイト

エチゴビールは日本で初めて地ビールを発売したことで有名な醸造所。そこで生まれたFLYING IPAは、通常の2倍のホップを使用しているため、爽やかなアロマの香りが特徴的です。

突き抜けるようなパンチある苦味も魅力で、心地よい苦みは癖になるでしょう。

・価格:275円
・アルコール度数:5.5%

【大阪府】箕面ビール ダブルIPA:通常の2.5倍のモルトとホップ使用


出典:箕面ビール公式サイト

大阪府の箕面で作られているクラフトビール、ダブルIPAは、通常の2.5倍のモルトとホップを利用したものです。アルコール度数が9%と高めで、しっかりとした苦みと芳醇なアロマを楽しめます。

・価格:605円
・アルコール度数:9.0%

【長野県】志賀高原 IPA:IPAの定番


出典:玉村本店公式サイト

長野県の老舗「玉村本店」が自分たちの飲みたいビールをコンセプトに作り出した、IPAの定番ともいえる商品です。ホップの栽培から手掛けているこだわりのビールで、強烈に広がるホップの香りが楽しめます。

飲むときのおすすめ温度は、10度〜12度程度と少し高め。あまり冷やしすぎないようにしてください。

・420円
・アルコール度数:6.0%

【山梨】東京IPA:都会的な味をイメージ


出典:ファーイーストブルワリー公式サイト

ベルジャン酵母とアメリカンホップによる華やかな香りが特徴の、東京IPA。ホップとモルト、エステルの香りがバランスよく感じられるビールです。

ファーイーストブルワリーが、都会的な味をイメージして作り出しました。

・価格:399円
・アルコール度数:6.0%

【滋賀県】長浜 IPA スペシャル:フルーティーな味わい


出典:長濱浪漫ビール公式サイト

アメリカンシトラホップを贅沢に使用して造ったクラフトビールです。グレープフルーツのような柑橘系の香りと、鮮烈な苦みが口の中に広がります。モルトの甘味とホップが調和し、フルーティーな味わいです。

・価格:327円
・アルコール度数:6.0%

【神奈川県】鎌倉ビール 武士の宴:濃厚で華やか


出典:鎌倉ビールオンラインショップ

鎌倉ビールが造った初の缶ビールが「武士の宴」です。色は美しい黄金色で、香りは上品。炭酸が控えめなうえ華やかなホップの香りが口内に広がるため、女性にも人気があります。

・価格:390円
・アルコール度数:5.5%

【長野県】インドの青鬼:アルコール度数高め強烈な個性


出典:よなよなエール公式サイト

強烈な苦みがあるクラフトビールとして、高い評判を持つのがインドの青鬼です。最初の一口で「苦い!」と声が出る人が続出しています。個性の強いビールが好きな方は癖になってしまうでしょう。

アルコール度数も7%と高いため、ビール通の方におすすめです。

・価格:277円
・アルコール度数:7.0%

地ビールおすすめ:ピルスナー


飲みやすさから人気の高いジャンルが、ピルスナーです。ピルスナーのおすすめ商品を6つ紹介しましょう。

【新潟県】こしひかり越後ビール:米と小麦麦芽使用


出典:エチゴビール公式サイト
酒どころの新潟らしく、ビールに米と小麦麦芽と使っているピルスナービールです。米の甘味と麦の爽やかさが食事によく合い、癖がないためどんなジャンルの食事にもぴったりきます。

・価格271円
・アルコール度数:5.0%

【静岡県】御殿場コシヒカリラガー:御殿場産コシヒカリ使用


出典:御殿場高原ビールオンラインショップ

ラガービールの御殿場コシヒカリは、お土産に人気のご当地ビールです。御殿場のコシヒカリを使用しており、米の甘さも感じられるピルスナー。黒い缶がスタイリッシュで、男女ともに評判です。

・価格:378円
・アルコール度数:5.0%

【静岡県】DHCビール ラガービール:軟水を使用した雑味のない味わい


出典:DHCオンラインショップ

DHCが造っているクラフトビールです。富士山の伏流水を使った地ビールで、雑味の少ないきれいな味わいになりました。黄金色のラガーをどうぞ。

・価格:280円
・アルコール度数:5.0%

【長野県】THE軽井沢ビール プレミアム・クリア:名水を使用した定番ビール


出典:軽井沢ブルワリー株式会社公式サイト

軽井沢土産の代名詞にもなっているクラフトビールです。麦芽100%で浅間名水を使用、ヨーロッパアロマホップの香りも贅沢で、後味はスッキリとしています。

・価格:486円
・アルコール度数:5.5%

【北海道】小樽麦酒 ピルスナー:オーガニックビール


出典:楽天市場小樽麦酒ピルスナー

大正ロマン的なデザインがお洒落な小樽麦酒のピルスナーは、有機ホップを使用した癖のないオーガニックビール。爽快なのど越しときめ細かい泡、フルーティーな後味が魅力的です。

・価格:338円
・アルコール度数:5.0%

【埼玉】コエドビール 瑠璃(ruri):モンドセレクション金賞受賞


出典:コエドブルワリー公式サイト

コエドが出しているクラフトビールの1つ、瑠璃は口当たり爽やかなピルスナー。すっきりと飲みやすく、飽きがきません。モンドセレクション最高金賞を受賞した商品です。

・価格:500円
・アルコール度数:5.0%

地ビールおすすめ:ヴァイツェン


苦みが少なくフルーティーな飲み心地が自慢のヴァイツェン。日本でも増えてきているクラフトビールです。

ここではおすすめのヴァイツェン4銘柄を紹介します。

【沖縄県】青い空と海のビール:小麦麦芽使用飲みやすいビール


出典:ヘリオス酒造株式会社公式サイト

ビールが苦手な方にもおすすめなのが、小麦麦芽を使用した白ビール「青い空と海のビール」です。

沖縄の海と空をイメージして造られたビールで、フルーティーで飲みやすく優しい味をしています。

・価格:300円
・アルコール度数:5.0%

【長野県】THE軽井沢ビール ヴァイス:フルーティな白ビール


出典:軽井沢ブルワリー株式会社公式サイト

小麦麦芽と浅間名水で作られたビールです。名水で作られているため口当たりは柔らかく、飲むと爽快感も味わえます。香りには、バナナのようなフルーティーさを感じられるでしょう。

・価格:290円
・アルコール度数:5.5%

【岩手県】小麦のビール:麦と酵母を感じる


出典:クラフトビールオンラインショップ

青地に白くトナカイが浮かび上がる、幻想的なデザインが人気のビールです。無濾過醸造で小麦麦芽を多く使用しており、白く濁った色をしています。苦味は少なめ、まろやかな口当たりなので、女性から人気が高いビールです。

・価格:263円
・アルコール度数:5.5%

【静岡県】伊豆の国ビール:女性におすすめ


出典:伊豆の国ビール公式サイト

美しい黄金色が自慢の、本格的なヨーロッパスタイルのビールが「伊豆の国ビール」。ドイツやフランス、イギリスから取り寄せた厳選素材を使って作られています。

フルーティーな味わいと軽やかな後味で、女性におすすめです。

・価格:378円
・アルコール度数:5.0%

地ビールおすすめ:スタウト「黒ビール」


黒い液体と白い泡が対照的で美しく、香ばしさが特徴的なスタウトビール。おすすめしたい3銘柄を紹介します。

【高知県】黒糖スタウト:白玉糖(黒糖)を使用

出展;TOSACO公式サイト

高知県の芸西村で江戸時代から作られていた「白玉糖」と呼ばれる砂糖を使った、少し変わったスタウトビールです。

白玉糖の優しい甘味とスタウト特有のすっきりした苦味が同時に味わえる地ビールとなりました。

価格:590円
・アルコール度数:6.0

【宮崎県】栗黒 スタウト:副原料に宮崎産栗を使用


出典:ひでじビール公式サイト

宮崎県のブルワリーひでじが造った栗黒は、特産のマンゴーや日向夏、そして副原料に栗黒という栗を使ったスタウトビールです。味わいは栗そのもので甘みと香ばしさがあります。アルコール度数は9%と高めですが、デザートビールとしても歓迎されています。

・価格:990円
・アルコール度数:9.0%

【大阪府】箕面スタウト スタウト 飲みやすい本格派


出典:株式会社箕面ビール公式サイト

箕面ビールのスタウトは苦味を抑えて少し甘みを感じられる黒ビール。食事中ではなく、食後に楽しむことを想定して造られています。

ビターチョコレートを思わせるフレーバーとドライな後味で、飽きのこないビールです。

・価格:459円
・アルコール度数:5.5%

地ビールおすすめ:サワーエール


近年人気上昇中の、ビール酵母を使わないビール「サワーエール」は酸っぱいビールです。夏にごくごくと飲みたい、人気がある2銘柄を紹介します。

【茨城県】塩梅エール:国産の青梅と藻塩を使用


出典:常陸野ネストオンラインショップ

名前の通り、国産の青梅と藻塩を使ったサワーエールです。爽やかな酸味が特徴で、ほどよいホップの苦味と塩のうま味が絶妙なバランスと好評です。

・価格:440円
・アルコール度数:7.5%

【和歌山】平和クラフト:南高梅、乳酸菌発酵


出典:楽天市場 平和クラフト サワーエール

日本酒の蔵元が造る国産のサワーエールです。梅ならではの酸味と乳酸発酵によるフルーティーさが合わさった、複雑な香りが特徴的なビールとなっています。

・価格:462円
・アルコール度数:5.0%

地ビールおすすめ:個性的なビール


クラフトビール紹介の最後は、思わず目を見張るような個性的なビールです。バーレーワインとラオホから、それぞれ1銘柄ずつ紹介します。

【大分県】Monkey Mountain バーレイワイン:濃厚な長期熟成ビール


出典:モンキーマウンテン公式サイト

味はとても濃厚、そして甘いという希少なビールです。ボディはしっかりとしており、まさにワインのよう。スモーキーな香りも楽しんでください。

・価格750円
・アルコール度数:12.0%

【山梨県】富士桜高原麦酒ラオホ:癖になる燻製ビール


出典:富士桜高原麦酒公式サイト

スモークフレーバーの衝撃と言われ、世界コンペで2冠を達成したラオホビールが「富士桜高原麦酒」から出ています。

ブナチップで麦芽を燻煙、グラスに注いだ瞬間から燻製食品のような香りがたち昇ります。口当たりはマイルドなため、女性にもファンが多いビールです。

・価格:
・アルコール度数:5.5%

まとめ

一言でクラフトビールと言っても、その種類は実にさまざまです。そのため1つのクラフトビールを飲んで合わないなと感じた場合にも、諦めずに違う銘柄を試してみてください。好きなものが必ずみつかります。

ここでは、2022年におすすめの新しいものから定番のものまでをラインナップしました。ぜひ一通りチェックして、自分好みのクラフトビールを発見してください。

休日に、毎日のリラックスタイムに、大切な人との食事に。個性豊かなビールで乾杯して素敵な時間をすごしましょう。