プルームXが点滅｜使用できないケースや対処法を紹介

プルームXの使用経験がある多くの人が、本体中央にあるLEDランプが点滅するのを見ているでしょう。

「故障してしまったのではないか」
「不具合で利用できなくなるのではないか」

そんな不安を覚える人もいます。

ランプ点滅には複数の種類があり、その理由も異なります。

そのため、パターンごとの理由の把握が大切です。

本記事では、点滅の種類と理由を紹介し、対処方法やプルームXのリセット方法もあわせて解説します。

プルームXが使えないときの点滅5種類と対策

点滅の種類によっては使用不可の状態になっている可能性があります。

なんらかの不具合が発生しているため、トラブルの理由ごとに対処が必要です。点滅の回数と対策方法を以下の表にまとめました。

LEDライトが4回点滅した場合、バッテリー不足を表現しています。

本体使用時、上部のスライドカバーを開けたときや中央のボタンを押したときに4回高速で点滅した場合は、バッテリー不足です。

故障ではないため、十分に充電を行えば再び喫煙できます。

140分ほどでフル充電可能ですが、充電後も点滅が続く場合があります。

バッテリー自体の劣化や充電不良が考えられるため、本体の交換が必要です。

本体を交換する前に、充電端子を正しく接続できているか確認したり、充電コードを変えたりして充電ができるようになるか確認しましょう。

LEDライトが9回連続して点滅した場合、本体の温度異常が考えられます。

安全に作動する適正温度は5℃～35℃に設定されています。

そのため、適正温度以上や以下になると本体がうまく作動しなくなる可能性があるでしょう。

温度異常が発生する主な原因は以下のとおりです。

・真夏の気温が高い場所で使用している
・室温の高い車内に放置していた
・気温の低い真冬に使用している
・連続して喫煙している

温度異常によるトラブルは、適正温度の場所に本体を放置すると改善されます。

10分ほど放置しておけば再び喫煙が可能です。

温度異常を引き起こさないためにも、夏場は風通しの良い涼しい場所で使いましょう。

冬場は室温が十分にある室内での喫煙をおすすめします。

LEDライトが10回以上連続して点滅する場合は、本体に何かしらの不具合が生じているケースです。

このとき、プルームXは使用できません。

主に以下2つの理由により使用ができなくなっています。

・内部ソフトウェアのエラー
・保護機能が作動していて吸えない

10回以上点滅のトラブルは、リセットにより改善される可能性があります。

本体のリセットを試しても10回以上の点滅が続く場合は、カスタマーセンターに問い合わせましょう。

本体になんらかのトラブルが起きている場合、自分で対処するのは難しいといえます。

故障の可能性もあるため早めの連絡がおすすめです。

LEDライトの上部だけが10回点滅する場合は、プルームX本体にある「フロントパネル」が外れて使えない状態です。

フロントパネルはマグネットで付いているため、簡単に外れてしまうケースがあります。

フロントパネル未装着では喫煙ができません。

適切に装着し直すと点滅が改善され再び喫煙が可能です。

もし、マグネット部分が壊れて装着できない場合は、フロントパネル部分のみの購入もできます。

後から購入したアクセサリーでも装着は可能なため、フロントパネルが壊れてしまった場合は、店舗やネットでの購入を検討しましょう。

スライドカバーを開けたときや本体中央のボタンを押したときにLEDライトが点滅しない場合は、充電切れの可能性があります。

バッテリーの残量不足の場合は4回点滅で知らせてくれますが、完全に充電が切れてしまうと点滅自体しません。

点滅せず何も反応がないと故障してしまったと感じますが、単なる充電不足の可能性が高いため、まずは充電を行いましょう。

充電後もライトが点滅しない、140分ほど充電しても充電中と表示されるなどの場合は故障が考えられます。

保証期間内であれば無料交換が可能なため、まずはカスタマーセンターに問い合わせましょう。

LEDライトの8回点滅はありません。8回点滅による原因と対策は掲載されていないため、9回や10回の数え間違いの可能性が高いでしょう。

点滅が繰り返されているようであれば、もう1度丁寧に数えなおして確認します。

なお、9回であれば温度異常、10回以上であれば本体の不具合が考えられます。

それぞれ適切な対処を行ってください。

LEDライトが点滅するタイミングはさまざまです。

スライドカバー開閉時の点滅パターンが5種類あり、原因として以下の理由が考えられます。

プルームX本体のスライドカバーを開けるとLEDランプがあります。

このランプは充電残量を示しています。

LEDランプが点灯している長さで充電残量が確認可能です。

およそ2段階の長さで残量を表示してくれます。

スライドカバーを開けたタイミングで点灯ではなく点滅している場合は、基本的に充電が必要です。

プルームXは加熱・喫煙中・吸い終わりにもLEDランプが点滅・点灯します。

現在の状態を知らせてくれるものであり、基本的に故障ではありません。

点滅パターンは6種類で以下の状態を示しています。

喫煙中はLEDライトが全点灯していますが、吸っていると点灯幅が半分になります。

点灯幅が半分になるのは、喫煙できる時間が半分終わった合図です。

LEDランプは充電中にも点滅し、そのパターンは3つあります。

点滅方法と状態を以下の表にまとめました。

充電が適切に行われている場合は、LEDランプがゆっくりと点滅します。

充電量によってLEDランプの長さが3段階ほどに分かれます。

そのため、ランプの長さでどのくらい充電されたかが確認可能です。

プルームXはフル充電までおよそ140分といわれています。

もし、目安の充電時間を経過してもフル充電にならない場合は、本体や充電コードの故障が考えられます。主なエラー原因は以下のとおりです。

・充電ケーブルの接続不良

・ACアダプターの故障

・規格外のケーブルやアダプターを使用している

・そもそもケーブルがささっていない

本体の故障を考える前に、適切な方法で充電を行えているか確認しましょう。

本体をリセットした際もLEDランプが点滅します。

点滅パターンと状態は以下のとおりです。

LEDランプが10回点滅すると故障ではないかと心配になりますが、リセット直後の点滅は無事リセットが完了した合図のため心配ありません。

上部だけ点滅している場合は、フロントパネルを締め忘れているだけのため、フロントパネルを装着した後は気にしなくてよいでしょう。

プルームXにはスマホとの連携機能があります。

Bluetooth接続すると充電残量が%で表示されたり、本体の現在地を確認できたりします。

ペアリングの際にもLEDランプが点滅しますが、回数によってはトラブルの可能性が考えられるでしょう。

Bluetooth接続したとき、通常であればLEDランプが上下点滅します。

発生しない場合は接続不良が考えられるため、本体のリセットを試してみてください。

また、通常の点滅以外のパターンが見られる場合も各回数にあわせた対処を行いましょう。

充電後や充電が十分にある状態でLEDランプがまったく点滅しなくなった場合、なんらかのトラブルが発生していると考えられます。
・本体の故障
・フロントパネルに内蔵されているマグネットの故障

上記2つが主な原因です。まずは、フロントパネルが適切に装着されているか確認しましょう。

フロントパネル内部には薄くて丸い磁石が入っています。

落としたりぶつけたりした拍子に、磁石が外れたり破損したりするおそれがあります。

磁石が故障すると、作動しなくなるケースもあるでしょう。

ただし、単純にパネルが外れていたり接触が悪かったりするだけの場合もあります。

まずは装着を何度か繰り返してみましょう。それでも動かない場合はリセットを試します。

さまざまな処置を行った後も点滅しなければ、本体の故障が原因と考えられるためカスタマーセンターに相談しましょう。

プルームXが充電できない場合、まずは原因を探りましょう。

・奥まで充電ケーブルがささっていない
・使用するUSB充電ケーブルに問題がある
・使用するACアダプターが動作するか確認する

主に上記3つの原因が考えられます。順番に異常がないか確かめましょう。

充電ケーブルは何度か差しなおしてみます。

直らない場合は、USB充電ケーブルやACアダプター自体が故障していないか、ほかの機器を充電して確認しましょう。

ほかの機器でも充電できない場合はケーブルやアダプターが故障しているため買い替えを行います。

ほかの機器で充電できる場合は、プルームX本体の故障が考えられます。

保証期間であれば交換が可能です。

プルームX本体のリセット操作の手順は以下のとおりです。

1.本体のフロントパネルを開ける
2.中のボタンを7秒以上長押しする
※ボタンが小さいため、つまようじやペン先を利用するとよい
3.本体が振動するまで長押ししたままにする
4.振動後にLEDが高速で点滅する
5.本体のフロントパネルを閉める

プルームXのトラブルはリセットにより改善される可能性があります。

本体のリセット後も点滅が続いたり、反応しなかったりする場合は、カスタマーセンターに問い合わせましょう。

LEDランプの点滅によりなんらかのトラブルがあると判明した場合、本体のリセットを行います。

しかし、リセットを行っても点滅の解消が見られない場合は、本体の温度異常が検出されている可能性があります。

安全装置が働くと点滅が改善されません。

本体の温度が正常に戻れば自然と点滅も解消される場合があります。

まずは適切な温度の場所に放置して様子を見ましょう。

リセットや放置をしても点滅が改善されない場合は、プルームX本体の故障が考えられます。

無理に分解して自分で直そうとすると、かえって本体の寿命を縮めかねません。

自力で何とかしようとはせず、カスタマーセンターへの相談がおすすめです。

保証期間内であれば新品と交換してもらえます。

相談から交換までの流れは以下のとおりです。

・カスタマーセンターへ連絡する
・新しい本体を受け取る
・故障した古い本体を返送する

なお、プルームXの保証期間は通常購入日から1年半です。

製品登録を済ませると半年間延長され2年間保証してもらえます。

連絡方法は主に3つです。

・電話
・チャット
・メール

急ぎで対応してもらいたいときは電話で相談しましょう。

特に急ぎではない場合は、不具合の内容をあらためて確認し、メモにまとめます。

その後、チャットやメールなどで詳細を記載して相談しましょう。

チャットはプルームXクラブにログインし、サポートページの一番下にある「チャットでご相談」を選択すると利用できます。

チャットボットが立ち上がったら「故障トラブル診断」を選択し、チャットオペレーターの指示に従い対処しましょう。

メールの場合はお問い合わせカテゴリーで「対象商品の製品不具合」を選択してから送信を行います。

電話でお問い合わせする際の情報は以下のとおりです。

新製品の到着はすぐに行われるわけではありません。

連絡からおよそ2・3日後に届くでしょう。

プルームXの不具合について相談すると、まずは製品トラブル診断が行われます。自然故障と判断された場合に新しい製品の郵送が行われます。

受け取り後はすぐに中身を確認し、問題がないかチェックしましょう。

もし、新しく届いた製品に不具合があれば、改めて相談します。

新しく届いた製品に問題がなければ、故障した古い本体を返送します。

新しい製品と一緒に故障した製品を返送するための専用送付キットが入っているはずです。

送付キットに製品を収納し、送料着払いで返送しましょう。

返送まで対応できれば交換手続きは完了です。

プルームXのLEDランプは通常時でもトラブル時でも点滅します。

そのため、なぜ点滅しているのかこれまで判断できなかった方も多いでしょう。

通常動作であるかトラブルであるかは点滅の回数で判断可能です。

また、点滅する位置によっても内容が異なります。

点滅が発生した場合は、まずどのケースに当てはまるかを確認し、それぞれの原因にあった適切な対処を心がけましょう。

プルームXに限らず、アイコスやグローにも故障や故障と思われる動作が生じることはあります。

どの加熱式タバコを使っていても、故障の可能性が出てくるのです。

そのことを念頭に置きながら、使用しましょう。