2023年末……愛煙家に激震が走りました。
JR3社において、新幹線の喫煙ルームが廃止になるというニュースが流れたのです。
新幹線には喫煙ルームがありましたが、2024年春に廃止されることが決定しました。
つまり、新幹線で喫煙できる場所がなくなってしまうのです。
今まで利用していた人たちはどうすればいいのかなど、2024年春に廃止される新幹線の喫煙ルーム廃止について紹介していきます。
新幹線から喫煙ルームが消える!
新幹線で移動する場合、愛煙家にとっては喫煙できる場所はありがたいものでした。
しかし、2024年春から喫煙ルームが廃止されるということで多くの愛煙家に動揺が見られます。
こちらでは、新幹線の喫煙ルームについて紹介していきましょう。
新幹線の喫煙ルームとは?
かつては喫煙車が存在していましたが現在は廃止され、その代わりに喫煙ルームが設けられました。
ただ、2024年春には喫煙ルームもなくなるということが発表され、多くの愛煙家に衝撃を与えています。
新幹線の喫煙ルームは愛煙家にとっても貴重な場所です。
基本的に新幹線に乗車している時間は長くなるので、どうしても口寂しい人もいるでしょう。
喫煙者の肩身が狭くなる時代、吸いたい時に吸える場所が作られているというのは貴重でした。
そのため、突然発表された喫煙ルームの廃止に戸惑いを隠せない人も多いです。
なぜ新幹線の喫煙ルームがなくなるのか?
これまで設置されていた喫煙ルームがなくなる理由、それは健康増進志向の高まり、そして喫煙率の低下を踏まえたものと発表されました。
廃止された喫煙ルームは、災害等への対応力の強化を目的とすると発表されています。
非常時の飲料水を配備して、駅以外で長時間停車せざるを得ない状況になった場合、乗客に素早く配ることができるようにする考えと答えられています。
非常時の備えのためと言われると強く反対もできないですが、それでも愛煙家にとって心安らぐスペースがなくなることに、落胆と怒りを示す人も多くいます。
新幹線のぞみ、ひかり、こだまでも喫煙ルームが消える
東京発着の新幹線であるのぞみ、ひかり、こだまも喫煙ルーム廃止となります。
利用者が多い新幹線も喫煙ルームが廃止になるので、今後はどうやって喫煙をすればいいのかという声も上がっています。
タバコを吸わない人にすればニオイなどの問題がなくなるので歓迎されていますが、愛煙家にとってはどんどん狭まっていく喫煙所に嘆きの声も上がっています。
そのため、愛煙家たちは廃止される新幹線ではなく、別の移動方法を考える人も出てきています。
それだけ、愛煙家にとっては驚きの発表だったことが伺えます。
新幹線とタバコの歴史
今回の喫煙ルームの廃止に伴い、こちらでは新幹線とタバコの歴史について紹介します。
喫煙ルームが廃止されることが話題にあがってきていますが、これまでの新幹線はタバコとどのような関係だったのかを見ていきましょう。
1976年まで新幹線でタバコ吸い放題だった!
今でこそ喫煙場所が制限されていますが、新幹線が開業した1964年は全車が喫煙車両でした。
そのため、窓を開けられない新幹線の中はタバコの煙で充満していたのです。
非喫煙者や子供が乗っている中でその状態だったので、当時は喫煙者優遇の時代でもありました。
新幹線に禁煙車が設定されたのは1976年で、自由席者に一両のみでした。
ある意味、禁煙車が設定されるまではタバコ吸い放題の状態だったということです。
駅でもタバコ吸い放題だった!
当時のタバコはオシャレな存在だったこともあり、新幹線内だけではなく駅でもタバコ吸い放題の状態でした。
駅のホームに喫煙所が設置されて制限されるまでは、ホーム全体が灰皿代わりだったのです。
タバコのポイ捨ても当然のように行われており、吸い殻を線路に投げ捨てるという光景も当たり前にありました。
お世辞にもマナーが良かったとは言えない時代であり、世界の多くの航空会社が全面禁煙を始めた1998年頃までは、副流煙による健康被害を受けていた人も多いのです。
日本でも禁煙運動が盛り上がりはじめる…
日本でも禁煙運動が盛り上がり始め、2003年5月11日に施行された健康増進法に置いて、受動喫煙を防止する措置を講じるように務めなければいけなくなったのです。
以前はタバコを吸わない人がかっこ悪いとされていた時代もありましたが、現在は健康増進法の施行以降は嫌煙家も増えて、喫煙者の肩身が狭くなり続けています。
2000年代から座席の全面禁煙の動きが
新幹線は2000年代に入ってから喫煙車が消えていきました。そして2007年7月以降に社内数か所に喫煙ルームが設置されました。
座席は全席禁煙となっているので、喫煙できる場所は喫煙ルームのみです。
ただ、2024年春からは喫煙ルームがなくなるため、新幹線自体が全面禁煙となります。
新幹線開業から60年で初めて新幹線内でタバコが吸えなくなります。
新幹線の喫煙ルームが廃止されることに対する意見
新幹線の喫煙ルーム廃止についてさまざまな人が意見を出しています。こちらでは愛煙家だけではなく非喫煙者の意見についても紹介していきます。
「次長課長」河本準一(お笑い芸人)
お笑いコンビ「次長課長」の河本準一さんは愛煙家で、今回の新幹線の喫煙ルーム廃止について嘆きの声をSNSに投稿しています。
「あかーん! 新幹線の喫煙ルーム撤廃!? あかーん!」
引用:X
このように嘆きの投稿をしていました。
河本さんは喫煙ルームでネタを作ることもあるようで「JRちゃん聞いて。あの喫煙ルームで生まれる笑いも沢山あるねん…マジで」と投げかけています。
お笑い芸人の場合、ネタを作る際はさまざまな場所があります。人によっては寝室やトイレ、今回のように喫煙ルームでタバコを吸いながら考えるということもあるのでしょう。
そのため、愛用していた人にとっては廃止の発表を聞いて絶望しているのです。
「オズワルド」伊藤俊介(お笑い芸人)
お笑いコンビ「オズワルド」の伊藤俊介さんも悲痛な叫びを上げています。
「喫煙者は社会クビくらいのレベルにきている」という部分から、伊藤さんが強い危機感を抱いていることがよく分かりますね。
「ダメだ新幹線喫煙所撤廃悔しすぎる。喫煙者は社会クビくらいのレベルにきている。たばこ税払って喫煙所撤廃されるって君。たばこ税ってなにかね君。もう喫煙者の徒党組ませてくれ。なんの活動もしないから。徒党だけ組ませてくれ。それかJT所属で出馬させてくれ。喫煙所でダルマに目書かせてくれ」
引用:X
伊藤さんにとって、新幹線で喫煙できなくなることが死活問題だということがよく分かりますね。
菅沼直樹(医師)
喫煙者にとっては絶望的な喫煙ルーム廃止の発表ですが、医師の菅沼直樹さんは以下のようにばっさりと切り捨てています。
「全員、禁煙外来を受けた方がいい」
引用:中日スポーツ
医師としての考えで、移動が長距離だからというわけではなく何度もタバコを求めてしまうのは、病気だと発信したのです。
生活に影響が出るなら治療を検討するべきだと考えています。
実際に喫煙ルーム廃止に伴って、生活習慣を見直す人も出てくるでしょう。
喫煙者にとっては救いの場であった喫煙ルームですが、廃止に伴って、多くの人の習慣を変えるきっかけになると考える人も多いです。
「マヂカルラブリー」野田クリスタル(お笑い芸人)
お笑いコンビのマヂカルラブリーの野田クリスタルさんは、新幹線の喫煙ルームについて肯定的な意見を発信しています。
「あれ(喫煙ルーム)があるせいで、タバコを吸わなかった方々はタバコを吸った帰りのやつらの臭いに苦しめられてきたわけじゃないですか」
引用:スポニチ
野田クリスタルさんは非喫煙者の立場からコメントを出しています。
実際に新幹線の喫煙ルームから出てきた人の臭いに悩まされていたという乗客のコメントも出ているので、野田クリスタルさんの意見は非喫煙者の中でも多く持っている人が多いのでしょう。
元々喫煙者であり、禁煙をしたという野田クリスタルさん。自分が禁煙を経て見えてきた部分があるからこその意見なのでしょう。
新幹線でタバコが吸えなくなった喫煙者はどうする?
新幹線の喫煙ルーム廃止に伴い、今後はどうするべきかと悩んでいる喫煙者も多いです。
電子タバコや加熱式タバコも禁止なので代用はできません。
短い停車時間では駅の喫煙ルームに行っても発車に間に合わない可能性があります。
こちらでは、代用できるおすすめの方法について紹介していきましょう。
方法①CBDでタバコの吸えない時間を乗り越えよう!
タバコの代用として、CBDを利用している人もいます。
CBDはカンナビジオールの略称であり、大麻草の茎や種子から抽出される成分です。
日本では大麻は法律で禁止されていますが、CBDは違法ではありません。
大麻草由来であっても、成分分析豹の提出、製造工程表などを提出して安全を証明しているため、合法で販売できます。
ただし、CBDには電子タバコタイプがあります。
電子タバコは新幹線内で禁止されているので、CBDであっても代用にはなりません。
おすすめしたいのは、グミなど禁止されているタバコに当てはまらないCBDです。
方法②スヌース(無煙たばこ)を楽しもう
タバコの代用としておすすめしたいのがスヌース、つまり無煙タバコです。スヌースは鼻や口に直接タバコを含んで、味や香りを楽しめます。
一般的なタバコと違って煙が出ないのでおすすめです。
スヌースには噛みタバコと嗅ぎタバコの二種類があるので、自分に合うものを見つけてください。煙が出ないので、周囲に配慮しながらタバコを楽しめます。
♦スヌースの代表的な銘柄|ゼロスタイルスヌースアップルミント
スヌースの代表的な銘柄のひとつが「ゼロスタイルスヌースアップルミント」です。
18個入りの500円(税込)です。
爽やかなアップルと清涼感のあるミント風味が上手く融合しているので、初心者にもおすすめされています。
♦スヌースの代表的な銘柄|ゼロスタイルスヌースバニラ
程よい甘さを求めている人は「ゼロスタイルスヌースバニラライト」を検討しましょう。
18個入り500円(税込)で、ライトなタバコ感と適度な甘さが特徴的のスヌースです。
甘さが極端に強いわけではないので、甘さが苦手な人にもおすすめです。
CBDグミのメリット
タバコの代用品としておすすめされているものがCBDグミです。
こちらでは、なぜCBDグミがおすすめされているのかその理由について紹介していきます。
理由①新幹線でも使用に制限がない
CBDグミはタバコではないので、新幹線内でも禁止されていません。
そのため、喫煙ルーム廃止に悩んでいる人におすすめの代用品です。
CBDは電子タバコ式もありますが、こちらはグミなのでそのまま食べるだけです。
そのため、禁止されているのではないかという不安を感じずに使用できます。
電子タバコや加熱式タバコも紙巻きタバコ同様に禁止されていますが、CBDグミは使用制限がないので安心してリフレッシュできます。
理由②リラックス効果が期待できる
CBDグミがおすすめされているのは、気持ちをリラックスさせるからです。
タバコを吸う人もリラックスやストレス発散を目的としています。
そのため、リラックス効果があるCBDグミは十分にタバコの代用品になると考えられます。
なぜCBDグミがリラックス効果をもたらすかは、神経伝達物質のセロトニンの働きに関わるからです。
脳神経に働いて幸福感を与えてくれる物質であり、CBDはリラックスさせるだけではなく不安を取り除いて気持ちを前向きにしてくれます。
理由③種類が豊富だし買いやすい
タバコの代用品としてCBDがおすすめされている理由は、その種類の豊富さにあります。
豊富な種類があるからこそ、自分に合うものを選びやすいです。それだけではなく、楽天やamazonでも販売しているので買い求めやすい特徴もあります。
ネット通販を利用できることで、店舗まで買いに行けない人も気軽に利用できるのです。実際に、CBDグミは楽天やamazonなど通信販売で買い求めているという意見も多くあります。
CBDグミは「想」シリーズがおすすめ!
CBDグミにはさまざまなものがありますが、その中でもおすすめしたいのが「想」シリーズです。
こちらでは、なぜおすすめされているのか、どんな商品があるのかについて紹介していきます。
「想Light」CBD+CBG入りグミ(ソーダ)CBD140mg+CBG70mg
「想Light」CBD+CBG入りグミ(ソーダ)は7粒1280円(税込)です。爽やかなソーダ味で、1粒ごとに分包されているので外出先でも気軽に摂取できます。
摂取目安は1日に1粒なので、新幹線内で愛用できます。
柔らかいタイプのグミで、100%デンマーク産のオーガニックCBDとCBG、そしてCBNが配合されています。
「想Light」CBD+CBN入りグミ(ソーダ)CBD140mg+CBN35mg
「想Light」CBD+CBN入りグミ(CBN35mg)は7g入りの1280円(税込)です。BD140mg、CBN35mg配合。リラックスしたい時、頭を休ませたい時などにおすすめのCBDグミで、2023年11月21日の価格改定によって買い求めやすい金額になりました。
気持ちをリラックスさせるだけではなく、質の良い眠りにもつなげてくれる商品です。
「想Light」CBD入りグミ(グレープ)100mg
「想Light」CBD入りグミ(グレープ)100mgは5粒入り980円(税込)です。先述したソーダ味と比較すると価格も更に買い求めやすい設定がされています。
ストレスを感じやすい人にこそCBDは注目されています。気軽に服用できるグミタイプなので、新幹線の中でも周囲を気にすることなく使用できるのが最大の魅力です。
まとめ
新幹線から喫煙ルームが消えるという衝撃的な発表から、さまざまな喫煙者が今後をどうするべきかと悩んでいます。
そんな時はスヌースやCBDグミなど代用品にも目を向けましょう。廃止が決定されている以上、タバコで得ていたリラックスを得るために品物を変える方法がおすすめです。
どれを選べばいいか分からない人は今回紹介した商品を検討してみましょう。