人気タバコ「ケント（KENT）」の口コミを種類別に紹介|たばこ税増税による値段への影響とは？

定番の紙巻きタバコはもちろん、世にすっかり浸透してきた加熱式タバコでも変わらぬ人気を誇っているのがケント（KENT）です。

そこで今回は、幅広いシリーズ展開を続けるケントの種類・銘柄を整理しながら、それぞれの特徴・スペックをわかりやすく紹介します。
たばこ税増税による値上げ動向や現在の値段についてもまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

日本のケント（KENT）の販売元はブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン（BATJ）

タバコの製造元や販売元についてよく知らないという方は、意外と多いものです。
日本のタバコ市場は「たばこ事業法」という法に則して運営されていることをご存じでしょうか？

ここでは、ケント（KENT）の販売元を紹介するとともに、日本のタバコ市場の基本的なルールについて解説します。

1984年に制定された「たばこ事業法」は、タバコの生産・製造・販売などに関するルールを定めた法律です。たばこ事業法によれば、日本国内では「日本たばこ産業」以外の会社がタバコを製造したり買い入れたりすることが許されていません。つまり、日本たばこ産業以外は、国内企業とともに外国企業も日本国内でタバコの製造を行うことが禁じられているのです。

日本には複数のタバコ製品輸入・販売事業者がありますが、ケントはブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン合同会社（BATJ）によって輸入・販売されています。

現在、ケントのタバコには大きく分けて6つの種類があります。

ここでは、現ケント銘柄の各スペックを網羅的に紹介します。値段・本数・タールとニコチンの含有量を銘柄ごとに表で見やすく示すほか、人気銘柄の特徴が伝わる口コミ情報もお伝えします。

値段は値上げ後の最新価格を表示しますので、ご自身に最適なケント銘柄選びにぜひお役立て下さい。

出典：たばこ専門店さくらんぼ

ケントの中でも定番的存在として根強い人気があるシリーズです。値上げ後も相対的に見れば十分に安い価格をキープしている点も、ケントが愛煙家に支持される理由と言えるでしょう。

シリーズ全ての銘柄に共通の三層フィルターもケントならではのマイルドさを楽しむポイントです。
ケントシリーズ各銘柄の値段・特徴を下表でご覧ください。

※「ケント・９・１００ボックス」は2022年3月以降メーカー在庫がなくなり次第、販売終了

ケントシリーズの中から、「ケント・６・１００ボックス」の口コミを見てみましょう。

【口コミ】

出典：たばこ専門店さくらんぼ

「エス」とは「スリム」のSを表します。ケントのエスシリーズは、スリムならではの軽い吸い心地と充実のタバコ感が共存するおすすめ銘柄です。

おすすめの理由は、そのコスパの優秀さにもあります。値段の安さやスペックを下表でチェックしてみましょう。

ケント・エスシリーズの中から、「ケント・エスシリーズ・３・１００ボックス」の口コミを見てみましょう。

【口コミ】

出典：たばこ専門店さくらんぼ

軽い吸い心地とメンソールの清涼感を思う存分味わいたいという方から人気があるシリーズです。強い清涼感やフルーティーな甘みなど、それぞれに付加価値を備えた多彩なラインナップにも定評があります。

ケント・エスシリーズ・メンソールの値段や特徴は以下の通りです。

ケント・エスシリーズ・メンソールの中から、「ケント・エスシリーズ・スパーク５・１００ボックス」の口コミを見てみましょう。

【口コミ】

出典：たばこ専門店さくらんぼ

強力な清涼感とどこまでも吸いやすい軽さを兼ね備えた銘柄です。フィルターに搭載されたカプセルを潰して吸うと、より強いメンソール感を味わうことができます。

ケント・アイブースト・１・１００ボックスの口コミを見てみましょう。

【口コミ】

glo（グロー）は、ケントの輸入・販売元であるBATJが展開している加熱式タバコのスティックシリーズです。グリセリンを含ませたタバコ葉を加熱し、発生した蒸気でタバコを楽しむというスタイルが人気となっています。

gloは現在、スタンダードな「glo」と後でご紹介する「glo hyper」に大別されますが、それぞれ専用スティックしか使用できないため注意が必要です。

まずはglo専用銘柄の各スペック・特徴をご覧に入れます。
なお、加熱式タバコにはタール・ニコチン含有量表示の義務はありませんが、タバコ特有の成分は含まれています。

出典：glo公式サイト

吸い応えもしっかりと感じられ、紙巻きタバコに近い味わいが特徴のシリーズです。 紙巻きタバコに近いレギュラータバコとなっているので、移行を考えている方などにおすすめの人気銘柄です。

ケント・ネオスティックシリーズの中から、「ケント・ネオスティック・スムース・フレッシュ」の口コミを見てみましょう。 【口コミ】

「紙巻きタバコのよう」という呼び声高いケントの加熱式タバコ「glo」の続編的シリーズである「glo hyper」。gloとともに高い品質と価格の安さで人気を集めています。

ここではより吸い心地が高まったと評判の「glo hyper」のスティックの各銘柄について、その値段と特徴をご紹介します。
なお、glo hyperはgloのデバイスを使用することができないのでご注意ください。

出典：glo公式サイト

しっかりとしたタバコ本来の味わいと旨みが楽しめるシリーズです。紙巻きタバコから移行を考えている方や吸い応えを重視している方におすすめです。

【口コミ】

ケントは1959年の日本販売開始以来、タール含有量と同時に価格を下げるなどの独自路線によってコアなファンを獲得してきた銘柄です。

近年のたばこ税増税の煽りを受けて値上げを避けられない状況下に置かれ、直近では2021年10月1日の一部タバコ銘柄値上げ時に値上げを発表しました。 ケントの定番銘柄である「ケントシリーズ」は500円から520円に、「ケント・エスシリーズ」は480円から500円に値上げされています。また、加熱式タバコスティックである「ケント・ネオスティック」各種も、一様に480円から500円に値上げされました。

ケントは高いコストパフォーマンスを誇る老舗的タバコブランドです。最近ではフレーバー系やメンソールも充実させた加熱式タバコ用のネオスティックにも人気があり、新たなファンを獲得しています。値上げの波に抗えず2021年に20円の値上げはあったものの、今もってコスパの高さは健在と言えるでしょう。