度重なる値上げや喫煙可能場所の減少など、何かと肩身の狭い思いをしている愛煙家は多いのではないでしょうか？しかし、喫煙者がルールを守って周囲の理解を得ることにより、喫煙に対する印象が変化する可能性は大いにあります。 今回は、携帯灰皿の選び方やおすすめ灰皿について解説します。人それぞれ使いやすさは異なるので、ついつい持ち歩きたくなるような携帯灰皿を選ぶ時の参考にしてください。
携帯灰皿は喫煙者にとってはもはや生活必需品です。と言うのも、国内の多数の自治体では、タバコのポイ捨て・路上喫煙や受動喫煙の防止に関する条例を設定しています。 法令を遵守するためにもマナーを守るためにも、灰皿を持ち歩くことを習慣化することは急務で、習慣化するには自分に合う製品を選ぶことが重要です。ここでは携帯灰皿の賢い選び方を紹介します。
携帯灰皿はタバコを購入した時のおまけで貰えるようなものから、数万円もする高価なブランド灰皿まで、価格帯が広いのが特徴です。そのため、どのくらいの値段までなら無理なく購入できるのか、あらかじめ予算の上限を決めてから選ぶことをおすすめします。 予算を決めずに何となくネット通販で検索すれば、「ついつい高額商品に目を奪われてポチってしまった…」という結果になりかねません。予算をあまり取れない場合は、コンビニで数百円程度の物を買うと決めて選んでみてはいかがでしょうか。
ある調査によりますと、携帯灰皿をすでに持っている人は喫煙者の9割に上っているといい、その中で携帯灰皿に求める機能として最も多く選ばれたのが「携帯性」とされます。同じ調査では、所有率の高さに比べ、実際の生活で頻繁に携帯灰皿を使用している人は全体の3割程度に留まったといいます。 つまり、携帯性の悪さがせっかく所有している携帯灰皿の使用頻度を下げている可能性があるのです。日頃の持ち物・バッグ・服装・タバコを吸う場所など、自分の喫煙スタイルと照らし、身につけやすく携帯しやすい灰皿を選ぶといいでしょう。
携帯灰皿は予算を考慮して選ぶことも重要です。しかし一方で、携帯灰皿の使用頻度が高い人は耐久性の高さを重視しないと何度も買い直すことになり、単価が安い灰皿を選んだとしても、結果的に多額の費用を充てることになりかねません。 携帯灰皿を使う機会が多い方は、少し予算を上げてでも耐久性の高い灰皿を選ぶようにしましょう。安全のためにも耐久性は無視できない要素です。
お気に入りのデザインのものは、携帯灰皿に限らず自然と身につけるようになるものです。「どんなものでもOK」という方はもらい物やおまけを活用することができますが、ファッションや持ち物にこだわりのある方は、デザインやブランドが気に入っていないと、やがて持ち歩かなくなるのが実情です。 特にファッションや外観が気になる方は、持ち歩きたいと思えるデザイン・カラー・ブランドの携帯灰皿を選ぶことをおすすめします。
携帯灰皿は、予算・形態性・耐久性・デザインを念頭に置き、無理なく購入できて、なおかつ常に持ち歩きたくなるものを選ぶことが重要です。ここでは、人気携帯灰皿の中からおすすめ10点を厳選して紹介します。使い方も併記していますので参考にしてください。
出典：池之端銀革店
フックおよび金属部分は真鍮、外観にはイタリアンレザーがあしらわれた灰皿です。フックを使ってバッグやベルトループに取り付けることができます。使用時には突起をスライドしてフタを開きます。カラー展開は8色。サイズは直径75mm、高さ32mm、重さは150gです。
出典：オロビアンコ
頑丈な作りのカラビナがついた携帯性の高さと、上質なレザーの質感で人気のある筒型灰皿です。使用時には上部のフタを指でスライドさせ、吸殻は下部を回し開けて捨てます。容量はタバコ4～5本分。サイズは幅32×高さ72×奥行き32mmです。
真鍮製の本体が牛革のカバーで包まれた、置いて使用する携帯灰皿です。喫煙時には本体をスライドさせ開口部を設けて使用します。コンパクトさと耐久性に優れたモデルですが、カラビナ・フックはついていません。サイズは52×47×19mmです。
出典：カルム楽天市場店
価格の安さと携帯性に優れた携帯灰皿です。大きめのカラビナが付いているため、さまざまなバッグや持ち物に装着することができます。金属製の本体は44gと軽量で、サイズは55×29.8×18.5mm。使用時は上部のフタを引き上げて使います。
密閉性が高く、臭い漏れが少ない点も特徴的な携帯灰皿です。A6061特殊アルミ合金製で頑丈なだけでなく、内部を外して丸洗いもできます。シンプルかつコンパクトなデザインで、サイズは110×30×30ｍｍです。カラビナ・キーリングなどが付属しています。
出典：Click Pom
軽量と耐久性を兼ね備えた、分厚いアルミ製の携帯灰皿です。耐熱仕様なので、アウトドアや雨天時にも使うことができます。使い方はフタを軽く押し上げ横にずらして開け、通常の灰皿同様に灰を落とします。サイズは5.6×3.7×1.8cmです。
好発色のポーチ型レザー灰皿です。スーツやワイシャツのポケットにもすっきり収まる設計で、携帯灰皿としてはもちろん、アイコスなど加熱式タバコのカートリッジ入れにも活躍します。サイズは80×75mm。オレンジ・ブラウン・ボルドー・サンドベージュ・ブルー・型押しブラックの6色展開です。
出典：Windmill
タバコの消しやすさを重視する方に最適な携帯灰皿です。使用時にはフタを開け、筒状の内部にタバコを入れるだけで素早く消火し、もみ消す手間が省けます。ABS樹脂製で29gと軽く、サイズも70×35×35mmというコンパクト設計。加熱式タバコにも対応します。
出典：DULTON
おしゃれなデザインに実用性が付加された雑貨ブランド発の携帯灰皿です。洗練された見た目とともにアイアン製の堅牢な作りや、タバコ置き・消しが付いた利便性も特徴的。アウトドアでの喫煙にも使えます。サイズは約60×44×21mm。
出典：StreamTrail
機能性とファッション性が融合した携帯灰皿です。エアタイトな機密性を特徴とするため、コンパクト設計にもかかわらず灰の飛散を抑える効果が期待できます。また、強力なマグネット付きで金属部に取り付け安定させて使用することも可能。M・Lサイズがありカラー展開も豊富です。
コスト面でも環境面においても喫煙者に対する逆風が強まっていますが、喫煙マナーに気を使う人に対して好印象を持つ人が少なくないのも事実です。 中でも、携帯灰皿を常備して絶対にポイ捨てをしない喫煙男性に対し、好印象を持つ女性は多いというアンケート結果が、過去のある調査で指摘されています。 また、「子どものいる前では吸わない」「たとえ喫煙席であっても食事前・中には吸わない」といったマナーも好印象を持たれる傾向にあります。
タバコを吸える場所がどんどん少なくなり、愛煙家は束の間の休憩場所を確保することもままならなくなっています。 しかし、思わず持ち歩きたくなるようなお気に入りの携帯灰皿を常備すれば、喫煙可能場所を増やすことができるうえ、マナーを重視する模範的喫煙者になることもできるのです。 記事をご覧いただいたこの機会に、ぜひともお気に入りの携帯灰皿を見つけてみてください。
