喫煙初心者の方々、タバコの奥深い世界へようこそ!
実はタバコには、銘柄やライターなどの喫煙具を選ぶ楽しみだけではなく、火のつけ方から煙の吹き出し方まで、さまざまなスタイルがあることをご存じですか。 ベテランの愛煙家の方々にとっては、タバコの持ち方にもこだわりたいでしょう。
そこで、この記事ではタバコの基本的な吸い方や、より素敵に・おしゃれに・かっこよく見える「上手な吸い方」をご紹介します
タバコの基本的な吸い方
タバコを楽しむには、まず基本の吸い方を覚える必要があります。 「火を付けて吸い込むだけでしょ?」と思うかもしれませんが、初心者のうちはむせてしまうことも多く、意外と難しいものです。
そのため、タバコの吸い方について詳しく解説します。
①煙草の葉を詰める
まずは未開封のタバコ葉を逆さにして、手のひらやテーブルなどでトントンと4~5回叩きます。開封済みの場合は、1本取り出した後にフィルター側を下に向けて同じことを行いましょう。こうすると中のタバコ葉が詰まって密度が上がり、味のムラがなくなったり燃え方が一定になったりするとされています。 もちろんこれは、タバコを吸うために必須ではありません。一種の慣例に近いところもあり、「いつも癖でやっているけど、味が変わると感じたことはない」という方もいるでしょう。そのため、必要なければ省略しても大丈夫です。
②タバコを取り出す
封を開けてタバコを取り出します。固く詰まっていて取り出しにくい場合は、指で箱の上部をトントン叩きましょう。タバコが少しずつ飛び出してきて、指でつまみやすくなります。唇や歯で直接加えて取り出してもOK!
③タバコを咥える
取り出したタバコのフィルター側を口にくわえます。フィルターのない両切りタバコはどちらをくわえても構いません(強いていえば銘柄の表示がある方をくわえる)。口の真ん中と左右のどこでくわえるかもお好みで大丈夫です。
④タバコに火を付ける
いよいよ着火です。ライターやマッチを点火してタバコに近づけ、先端に火を当てましょう。周囲の人や物に火が当たったりしないよう、十分に注意してください。なお、この時点ではまだ完全に着火されてはいません。
⑤タバコを吸う
タバコに火を付けると同時に、タバコを少し吸います。タバコをストローに見立て、強く短めに吸うのがポイントです。この時吸い込んだ煙は肺に入れず、口の中でふかして構いません。タバコの先端が赤く燃え出したら着火成功です。
⑥煙を吐き出す
口からタバコを離し、煙を吐き出します。後は、煙を吸ったり吐いたりを繰り返してタバコを味わいましょう。吸い込んだ煙を肺に入れるのか、それとも口の中にとどめるのかについては、後ほど詳しく解説します。煙を吐く時は、鼻からでも口からでもお好みでどうぞ。
⑦灰を落とす
タバコを吸うと、先端にだんだん灰が溜まっていきます。放っておくと重みで落ちてしまうので、必ず灰皿に落としましょう。うっかり床に落として焦がしたりしないようご注意ください。
⑧火を消す
タバコを吸い終わった後、忘れてはならないのが火の始末です。灰皿にタバコの先端を押し付けて潰し、煙が出なくなったのを確認してください。灰皿のない屋外などでは、不燃性のものに押し付けて消火します。もちろん、火が付いたままの放置や吸殻のポイ捨ては厳禁です
タバコの煙は「肺に入れる」か「ふかす」か問題
タバコの吸い方において特に重要であり、初心者が戸惑いやすいポイントが「煙を肺に入れるのか、口の中にとどめる(ふかす)のか」です。正確には、前者は「肺喫煙」、後者は「口腔喫煙」と言います。それぞれの吸い方の特徴を比較してみましょう。
肺喫煙
多くの場合、紙巻きタバコは肺喫煙で味わいます。ほとんどの紙巻きタバコにはフィルターが付いていて、煙の成分がマイルドになっており、肺まで吸い込みやすいからです。とはいえ、初心者はむせてしまうことも多く、うまく肺に入れられるよう少し練習が必要になることもあります。
ポイントは、吸い込んだ煙を一旦口の中に溜め、少し待ってから深呼吸するような感覚で煙を肺に落とすことです。こうすると、煙の温度が下がって味も和らぎ、むせにくくなります。それでもうまくいかない場合は、タールが重すぎるのかもしれません。少しタール値の低いタバコに切り替えて試してみてください。
口腔喫煙
葉巻タバコや煙管を使って吸うタバコは、基本的に煙を肺に入れず口の中でふかします。これらのタバコにはフィルターが付いていないので、煙を肺に入れるには少々きつく、そもそも肺に入れなくても十分ニコチンを摂取できるからです。もちろん、紙巻きタバコを口腔喫煙で味わうこともできます。
タバコをふかすのはダサいのか?
©20世紀フォックス
「紙巻きタバコは口腔喫煙でもいいのか」は、喫煙者の間でしばしば議論になります。
中には「タバコをふかすのはダサい」という人もいるほどです。タバコをふかしていると、初心者が無理に吸っているように見えることがあるからでしょう。
しかし、タバコというものは嗜好品であり、どのように味わっても構わないものです。むしろ、タバコ本来の味や香りを楽しむなら、ふかしタバコの方が適している場合もあります。肺に入れたいのにうまくいかない場合はともかく、自分の好みで口腔喫煙をする分にはまったくダサくありません。
何度か試してみて、自分に合った方を選びましょう。
初心者が気を付けたいタバコのマナー
世の中にはタバコを吸う人ばかりではありません。吸う人もいれば、吸わない人もいます。お互いがしっかり共存するためには、いくつか覚えておきたいマナーがあるのです。 そこで、初心者が気をつけたいタバコのマナーについて紹介します。
歩きタバコはしない
タバコを吸う人がまず気をつけたいことは、歩きタバコです。歩きタバコがよくない理由は、ポイ捨てで街を汚したり、歩行者に怪我をさせてしまったりすることにつながり、歩行者と接触してやけどを負わせてしまうトラブルなども少なくありません。
特に小さな子どもがやけどを負ってしまうケースが多いです。ちょうどタバコを持っている位置は、子どもの顔の位置になりやすいからだと考えられます。他にも車いすの人を火傷させてしまうなど、自分が気を付けていても怪我をさせてしまう場合があるので歩きタバコは非常に危険な行為だといえます。
火をつけたまま灰皿に放置しない
意外とタバコ初心者がやりがちなこととして、火をつけたまま灰皿にタバコを放置することが挙げられます。灰皿に置いているからいいだろうと考える人もいますが、タバコの放置は火事の原因になります。
タバコの放置で火事になってしまうケースは珍しくありません。何が原因で火事につながるか分からないので、少しでもリスクを下げるためにタバコの放置はやめましょう。
タバコのにおいに気をつける
タバコのにおいに気をつけるのは当然ですが、タバコ初心者は意外とこの気遣いを忘れがちです。タバコを吸わない人にとってタバコのにおいは不快に感じる場合が多いので、注意が必要です。
タバコを吸っている人にとっては当たり前のにおいでも、吸わない人にとっては眉をひそめるほど不快に感じることがあります。タバコエチケットのひとつとして、他の人も気遣うことが大事です。
子どもがいる場所では吸わない
タバコが子どもに与える悪影響というものはさまざまなものが考えられます。妊娠中の人の前で吸わないのは当然ですが、子どもの前でもタバコは吸うべきではありません。
タバコには、200種類以上の有害物質が含まれています。そのため、肺炎や気管支炎、気管支喘息、中耳炎などにかかりやすくなってしまうのです。他にも子どもの身体発育に悪影響が出てしまうと言われています。さらに母乳栄養にも悪影響があるので、出産後のタバコも良くないことを覚えておいてください。
集合住宅のベランダでは吸わない
家族にタバコの煙を吸わせたくないことから、集合住宅地のベランダで吸っているという人もいます。しかし家族は受動喫煙から守られても、他の人に迷惑をかけています。
近年、集合住宅地のベランダでの喫煙問題はさまざまな場所でトラブルを起こしています。自分では気を付けているつもりでも、他の部分で迷惑をかけていることを自覚しましょう。身近な人だけではなく、自分の周囲にいる多くの人を気遣えるようになりましょう。
マナーを守ってタバコを吸わない人とも仲良く
近年は以前と比較すると、喫煙者が過ごしにくい世の中になったと言われています。ただ、これは喫煙者を厳しく排除しているというわけではありません。これまで明確なルールがなかった喫煙のあり方にルールが作られはじめたことは、非喫煙者との共存が目指されている証拠だと言えるでしょう。。
逆に以前は非喫煙者が生きづらい世の中だったと言えるかもしれません。実際、タバコのポイ捨て問題や人にやけどをさせる問題などが多く起こっていたのです。それらを防ぐために設けられた喫煙のルールやマナーはタバコを吸わない人たちと仲良く共存するための第一歩となっています。
なにを使ってタバコに火をつけるのか
タバコに火をつける道具と言えばライターが一般的ですが、他にもさまざまな道具があります。それぞれ異なる特徴があるので、タバコを楽しみたい人は着火道具にもこだわってみましょう。
どんな着火道具があるのかチェックして、自分のお気に入りを探してください。100円ライター
100円ライターは多くの人が使っている着火道具と言ってもいいでしょう。100円ショップだけではなく、スーパーなどでも販売されているので買い求めやすいです。
100円ライターには、フリント式と電子式があります。フリント式はフリント(発火石)を利用して内部のガス燃料を燃焼させるライターです。慣れないうちは火をつけづらいですが、コツをつかめば簡単に火をつけられます。
電子式は、電流でライター内部に火花を発生させるタイプです。着火に関してコツなどは必要ないので、多くの人が使いやすいタイプと言えます。また一部の商品には、子どもが簡単に使えないようチャイルドロック機能が搭載されているものもあります。
オイルライター
ライターと言えば使い捨てを思い浮かべる人も多いですが、ずっと使えるオイルライターもあります。オイルライターの点け方はフリント式と同じであり、指を離しても火が燃え続けます。
基本的にオイルライターの消し方は、そのまま蓋を閉じればいいだけです。蓋を閉めれば酸素がなくなるので、すぐに火が消えます。
ジッポ(ZIPPO)などが有名なオイルライターとして知られています。蓋を開け閉めした時に響くカチンという独特な音や武骨な銀色のフォルムなど、スタイルやファッションとしてのオイルライターに魅力を感じている人も多いです。自分でオイルを付け足すなど手間はかかりますが、使い捨てライターとは違って長く使えることも魅力と言えます。
マッチ
ライターの便利さに慣れた人は手間がかかると感じるかもしれませんが、マッチでタバコを吸うのもおすすめです。タバコは火の温度が香りや味に大きな影響を与えますので、マッチで着火するのもメリットがあります。
基本的にマッチはライターよりも火の温度が低いです。火の温度が高すぎると、タバコの葉が焼き焦げて味や香りも台無しになってしまいます。しかし、マッチのように火の温度が低い着火道具だとタバコ葉が焼き焦げることはありません。
マッチを使ってタバコをいぶして吸う人も多くいます。いぶすことで燻製のような風味になり、タバコの深い味わいを楽しめます。マッチのように低い温度の火で着火すれば、タバコ本来の味や香りを楽しめるのです。
かっこいい…と感じさせるタバコの持ち方
タバコに興味を持つ男性・女性の多くは、タバコを吸う姿のファッション性に魅力を感じている人も少なくありません。こちらでは、「タバコのカッコよさ」にフォーカスして持ち方を紹介しましょう。
タバコの吸い方ひとつで、スタイリッシュなカッコよさがグンとアップしますよ。
人差し指と中指で挟む
一般的には、人差し指と中指でタバコを挟む持ち方がいいとされています。これは「クール持ち」と言われており、持ち方に変なクセがつきません。そのため、落ち着いた雰囲気に見えると好評です。
タバコの持ち方で悩んでいる人におすすめで、初心者が最初にやる持ち方として知られています。個性的な持ち方もいいですが、変なクセをつけたくない人はクール持ちを候補に入れてみましょう。
人差し指と親指で挟む
人差し指と親指で挟むように持つやり方は、「ちょい悪」な印象を与えます。
しかし、この持ち方はタバコの灰を落としづらいデメリットがあります。そのため初心者にはおすすめできません。ある程度タバコに慣れてきて、自分の雰囲気を変えたい時におすすめの持ち方です。
口元を覆うように持つ
タバコを根元まで握って、掌で口元を覆うようなスタイル。ポイントは人差し指と中指の又に出来るだけ近い位置にタバコをはさむこと。そうすることでぴったりと口元を覆うことができます。簡単なスタイルなのですが、ミステリアスな雰囲気が演出できます。
また上品さやセクシーさだけではなく、大人としての余裕を演出することもできますよ。
美しい…と思わせるタバコの持ち方
タバコを吸う姿のファッション的な魅力はカッコよさに限ったものではありません。愛煙家といえばいかにも大人なシブいたたずまいが注目されますが、美しさや優雅さも喫煙する姿によって表現することができます。
こちらでは、思わず「美しい…」と声が漏れてしまうタバコの持ち方を紹介します。
指をピンと伸ばして優しく挟む
まずは、指をピンと伸ばして優しく挟む持ち方です。人差し指と中指をまっすぐ伸ばしてタバコを挟めば、一気にエレガントに。艶やかで色っぽい魅力を強調できるのです。
さらに指をピンと伸ばすだけではなく、手首にひねりを入れれば優美な曲線を表現することもできます。色っぽい所作でタバコを味わいたい人におすすめの持ち方です。
人差し指と中指でタバコを隠す(加熱式タバコ)
最近は紙巻タバコではなく、加熱式タバコを吸う方も増えています。加熱式タバコはタール量が少ないので、身体への影響を抑えられます。ただし、加熱式タバコは長さと太さがあるので、紙巻タバコと同じように持つ人は少ないですよね。
じゃあ加熱式タバコを美しく持つにはどうするのか?おすすめしたいのが、人差し指と中指でデバイスを隠す持ち方です。指を揃えてタバコを覆うように持つことで、上品さを演出できます。また長くきれいな指を強調することもできるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
キセルのように下から支える(加熱式タバコ)
加熱式タバコの持ち方として、パイプやキセルのように下からデバイスを支えるやり方もおすすめです。いわゆる「キセル持ち」。これもエレガントな雰囲気を強調できます。キセル持ちと聞くと男性のイメージを持つ女性も多いですが、加熱式タバコでは女性の方がキセル持ちをする人が多いです。
加熱式タバコは太さがある分、持ち方次第でダサくなってしまいます。そのため、優雅な雰囲気やセクシーさを出したい人はキセル持ちを試してみましょう。
クールスモーキング
タバコの吸い方のひとつとして、クールスモーキングがあります。こちらでは、口腔喫煙のひとつであるクールスモーキングについて紹介しましょう。タバコ本来の魅力を味わいたい人におすすめです。
クールスモーキングとは
クールスモーキングとは、タバコ葉の本来の味や香りを楽しむテクニックのひとつです。テクニックのひとつだと言われると難しく考えがちですが、とても簡単ですので試してみてはいかがでしょうか。
シンプルに言えば「タバコを浅めにくわえてゆっくり・こきざみに吸う」「煙を肺に入れず、口の中で楽しむ」という喫煙スタイル。
タバコのイメージからクールはかっこよさを指すと思われがちですが、クールスモーキングのクールは「低温燃焼」を意味します。タバコは一気に吸うと燃焼温度が上がり、辛さやえぐみが出やすくなります。そこで ゆっくりと時間をかけて吸うことで、タバコの旨みを深く味わえるというわけ。普段の吸い方よりもちょっと気を楽にして、たっぷりと時間を楽しみながら吸うことが、クールスモーキングのコツと言えるでしょう。
クールスモーキングのメリット
クールスモーキングが注目されているのは、さまざまなメリットがあるからです。そのメリットのひとつに煙の量が少なくなることが挙げられます。クールスモーキングは燃焼温度が低くなるため、自然と煙の量が抑えられます。
喫煙者が煙たがられる理由のひとつは、煙が他の人に迷惑をかけているからです。そのため煙を少なくするクールスモーキングで吸えば、他の人に迷惑をかけにくいスマートな喫煙を楽しめます。またタバコ本来の風味を味わえるメリットもあるので、タバコを心から楽しみたい人にこそおすすめのやり方です。
クールスモーキングのデメリット
メリットが多いクールスモーキングですが、いくつかのデメリットがあります。そのひとつは物足りなさです。特にタバコの煙を肺に入れていた肺喫煙者にとってはガツンと来るキックがないのはちょっとさみしいもの。
他にも鼻が痛くなるデメリットがあることを覚えておきましょう。クールスモーキングはタバコの煙を口内にとどめるので、鼻で呼吸します。そのため、タバコの煙が鼻に流れてしまうので鼻から煙が出てしまいます。その結果、鼻の痛みにつながってしまうのです。
鼻が痛くならないようにするには、タバコの煙をゆっくりと吸いましょう。まったく痛みが出ないわけではありませんが、ある程度の痛みは抑えられると言われています。
上手なクールスモーキングのやり方
クールスモーキングは、慣れていないと若干手間がかかります。まずは、タバコを浅めに咥えて時間をかけて吸うことを意識しましょう。タバコを深く咥えてしまうと、時間をかけずに一気に吸うことになり、燃焼温度が高くなってクールスモーキングになりません。やり方のイメージとしては、時間をかけて熱いスープを飲むような感じです。
また、細かく、こきざみにタバコの煙を吸うことが大事です。タバコを弱く吸い、先端が赤くなったら離す…これを繰り返すことで、低温を保ちながらタバコを吸えます。そこで重要なのが、空気を一緒に吸う感じで行うことと煙を肺に入れないことです。煙を肺に入れてしまうとクールスモーキングにならないので、気をつけましょう。
クールスモーキングに向いている銘柄
基本的にクールスモーキングはどの銘柄でも可能ですが、特にクールスモーキングに向いている銘柄は「重い」「香りが独特」=個性強めのタバコです。厳選して紹介しましょう。
ナチュラル・アメリカン・スピリット・オーガニック・リーフ・ターコイズ
ナチュラル・アメリカン・スピリット・オーガニック・リーフ・ターコイズは
100%無添加のタバコです。オーガニックで高品質の天然タバコ葉を使った芳醇な香り、優しい味わい。若干酸味を感じる香りが、クセになるという口コミも多いです。まさにスパスパ吸わずに丁寧に味わうための銘柄! タール値は12mgとけっこう重め。だからこそクールスモーキングに向いています。アークローヤル・ブラック・チョコレート
アークローヤル・ブラック・チョコレートは名前の通り、チョコレートフレーバーのタバコです。クールスモーキングで甘い香りを思いっきり味わいましょう。
チョコフレーバーは女性向けだと思われがちですが、男性でも愛用している人は多数。タバコ特有の苦味などを緩和し、香りはしっかり。クールスモーキング初心者に吸いやすい銘柄と言えるでしょう。ウィンストン・キャスター・ホワイト・5
ウィンストン・キャスター・ホワイトはバニラの香りをまろやかに感じられる銘柄です。ふくらみのあるまろやかさは、クールスモーキングにぴったり。タバコ特有の苦味などが苦手な人は、ぜひこちらの銘柄を試してみましょう。
バニラタイプの香りがベースで、ゆっくりと味わうクールスモーキングにぴったりです。クールスモーキング用の銘柄に悩んでいる人は一度試してみてはいかがでしょうか。香りと味の両方に満足できるはずです。セブンスター
セブンスターはタール量14mg。キックが強い吸いごたえ抜群の銘柄としておなじみですよね。ヘビースモーカー愛用の銘柄としても知られていて、初心者には若干重たい雰囲気を与えます。だからこそ、クールスモーキングに適している銘柄です。
セブンスターを楽しむ人は、肺喫煙の人もいますがクールスモーキングで楽しむ人も多いと言われています。クールスモーキングの銘柄で悩んでいる人は、ぜひセブンスターを候補に入れましょう。メジャーな銘柄なので愛用者が多い点も、おすすめできるポイントのひとつです。ピース(10本入)
ピースはメジャーな銘柄のひとつであり、クールスモーキングにも向いています。芳醇な香りが特徴的なバージニア葉のうまみをストレートに味わえる人気の高い銘柄です。
バニラタイプの香料を使用しているので、大人っぽく上品な香り。ピースにはさまざまな銘柄がありますが、特にショートピース(10本入り)はピースの原点とも言える商品です。普段はピースを吸っていなくても、クールスモーキングを試すときは候補のひとつに入れてはいかがでしょうか。紙巻きタバコ以外のタバコの吸い方
紙巻きタバコの吸い方をご紹介してきましたが、タバコの種類は他にもいろいろあります。そこで紙巻き以外のタバコの吸い方を詳しく解説します。
葉巻の吸い方
葉巻を吸う時は、まずシガーカッターなどを使って先端を切り落とし、さらにじっくりと火で炙って着火します。香りを楽しむのがメインのタバコなので、吸い方は口腔喫煙が基本です。大きいものだと、1本で1時間以上も吸えるため、芳醇な香りをゆったりと楽しみましょう。
水タバコの吸い方
水タバコ(シーシャ)はフレーバーつきのタバコ葉を火皿で燃やし、発生した煙を水の中をくぐらせて吸引します。他のタバコとは異なり、「吐き出しながら味わう」のが大きな特徴です。そのため、煙は肺に入れますが溜めておかず、煙が薄まらないようすぐに吐き出します。「フーッ」ではなく「モワ~」と吐き出すのが、味をはっきり感じるためのコツです。
パイプの吸い方
パイプでタバコを吸う時は、よく揉みほぐしたタバコ葉を3~4回に分けて入れ、ボウル容量の80%程度まで詰めます。喫煙中にタンパーでタバコ葉を押さえると下の方が圧縮されていくため、下層のタバコ葉は柔らかく詰めるのがポイントです。 詰め終わったらパイプを咥え、吸引しながらタバコ葉全体に着火します。するとタバコ葉が盛り上がってくるので、タンパーで押さえて落ち着かせます。タバコ葉の表面が炭化したら、表面全体に改めて火をつけて着火完了です。喫煙時は、呼吸するようにゆっくりと吸ったり吐いたりして楽しみましょう。
加熱式タバコの吸い方
加熱式タバコは、専用のガジェットを使ってたばこスティックを加熱し、発生したニコチン入りの蒸気を吸引します。そのため、説明書に従ってガジェットを操作することが何よりも重要です。蒸気を吸い込む量などに決まったルールはなく、glo(グロー)をリリースしているBAT(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)は、推奨する吸い方はないと明言しています。
あなたはどんな吸い方?
タバコの吸い方は決して難しいものではなく、初心者でも少し練習すれば簡単に慣れるものです。 火の取り扱いや後始末といった安全面に配慮すれば、基本的にはどのような吸い方をしても構いません。煙を肺に入れるかどうかや、タバコをどのように持つのかも自由です。自分なりのスタイルを探して、じっくりタバコを楽しみましょう。