CBDを生活に取り入れることで、いつもの休息時間をより有意義なものにしたり、効果的にリフレッシュしたりすることができます。
今回は、CBDとは何なのかという基本を踏まえつつ、手軽にCBDを取り入れられる方法「VAPE」のメリット・吸い方・種類を解説します。
その他にCBDを摂取できる方法やCBDの合法性についてもお伝えしますので参考にしてください。
CBDとは
CBDとは、カンナビジオールという成分のことです。
CBDは大麻草の成熟した茎やタネから採取することができます。大麻草と聞いただけで「違法なものではないの?」と思う人もいるかもしれませんが、日本国内で販売できるCBD製品は法律上禁じられた成分が不検出のものに限られています。
大麻草にはもともと数百種類にも及ぶ「カンナビノイド」という成分が含まれており、CBDはその中のひとつに過ぎません。CBDにはさまざまな効果が期待できるため、日本国内でも医療業界・スポーツ業界・美容業界から注目され、すでに幅広く製品化されて心身の健康のために活用されています。

CBDを利用することで期待できる効果
CBDには心や体にさまざまなメリットをもたらすことがわかってきています。
ここでは、CBDを摂取することで得られる代表的なメリットを紹介します。
リフレッシュ効果が期待できる
CBDは神経に直接作用することができる成分です。CBDを取り込むことで緊張・興奮状態の時に活発となる交感神経の働きが鎮まり、深いリフレッシュ効果を期待することができます。
CBDは自立神経そのものを適度に整える作用があり、過度にリラックスしたり、反対にハイになったりするような成分ではありません。そのため正しく使えば、「リラックスし過ぎてやる気がなくなってしまうのが心配」という人も不安なく使用することが可能です。
抗酸化作用・抗炎症作用
さまざまな研究結果から、CBDには抗酸化作用や抗炎症作用があると考えられています。
CBDには、増えすぎると体内の細胞を壊してしまう「活性酸素」の生成を抑える働きがあるので、お肌を保護する効果も期待できます。
また、CBDは抗炎症作用にも優れ、過剰な皮脂分泌を抑制してニキビを予防する効果も望めると言われています。
CBDの効果を手軽に実感できるVAPEとは?
CBDを生活に取り込むには、CBDを使用した製品を使うのが一般的です。
その中でも手軽でさまざまなメリットが得られるVAPEを使えば、ちょっとした休憩時間にも深くリフレッシュすることができます。
VAPEはいわゆる電子タバコですが、従来の紙巻きタバコや加熱式タバコとは一線を画するものです。
ここではCBDを摂取する方法としておすすめなVAPEのメリット・吸い方・種類を紹介します。
VAPEでCBDを吸引するメリット
VAPEは「電子タバコ」であり、「加熱式タバコ」とは異なります。
加熱式タバコはタバコの葉を熱してニコチン・タールといったタバコ特有の成分を吸引します。
一方のVAPEは、ニコチンやタールを含まず、CBDや香料を含んだリキッドを熱してその蒸気を吸引するものです。
ニコチンなどの有害物質を吸引することなく、CBDの色々なメリットを得ることができます。また、吸引して肺に取り込むことで肺の毛細血管がCBDを体中に運んでくれるため、効果が全身に行き渡ります。さらに、血管を通じて摂取することでCBDの効果を素早く感じられるというメリットもあります。
VAPEの吸い方は?
VAPEは、まず吸引用の本体器具にリキッドをセッティングし、適温に加熱してから吸います。適温は200度前後ですが、本体によって適温が異なるため、それぞれの製品の取り扱い説明書に従いましょう。加熱のし過ぎは咽喉を痛める原因となる場合があるので、適温を守ることが重要です。
VAPEはタバコの成分を吸引するための加熱式タバコと比べて煙の量が多いことを特徴とします。急いで吸ったり深呼吸をしながら吸い込むと、タバコに慣れた人でも咳き込んでしまうことがあるので注意しましょう。CBDの効果を実感するには、肺に一度ためる感覚で吸引することをおすすめします。
VAPEの種類は好みに合うものを選ぼう
VAPEはリキッドの種類はもちろん、吸引に使う器具にもさまざまなタイプがあります。ここでは、VAPE本体の主な種類を紹介します。自分に合うVAPEを探す時の参考にしてください。
ボックスタイプ
出典:Eleaf
VAPEはリキッドを本体の「アトマイザータンク」と呼ばれるパーツに注入することで、内蔵されたコイルに液体が沁みて吸引できる状態になります。本体にはバッテリーが入っているので、そこから熱が発生し液体を温めて蒸気を発生させます。
吸い方はその蒸気をボックスの先端のドリップチップから吸うだけと簡単です。
ボックスタイプはメンテナンスにやや手間がかかるものの、注入できるリキッド容量もバッテリーも大きいことから、一度に使用する時間が長い人などには最適と言えます。
ペンタイプ
出典:Eleaf
ボックスタイプに比べてかなりコンパクトなのがペンタイプのVAPEです。
ボックスタイプのVAPEは構造がやや複雑でお手入れに手間がかかりますが、ペンタイプは構造がシンプルで操作・管理が簡単なので、特にVAPE初心者におすすめできます。
タンクが外れるモデルはフレーバーを変える時やメンテナンスをする時に便利です。
スティックタイプ
出典:DR.VAPE公式サイト
スティックタイプはコンパクトで軽いペンタイプよりもさらにスリムで軽いVAPEです。
ボックスタイプではコイルの交換が面倒だという人や、使用頻度が少ない人などにはたいへんおすすめなVAPEと言えます。使いきりタイプもあります。
VAPE以外にCBDを取り入れるおすすめの方法
CBDはタバコのように口から吸うだけで効率的に摂取できるVAPEがおすすめですが、他にも無理なく摂取できる方法があります。
例えばグミ・ガムなどの食品から摂ったり、化粧品やシャンプーなどから摂ったりすることも可能です。
ただし、食品から摂る場合は消化器官を介して体に取り込まれるため、効果を感じるまでに時間がかかる点はデメリットと言えます。
また、化粧品やシャンプーなどはCBDを表面的に取り込むだけなので、使用した部分にのみ効果が期待できるでしょう。他には、CBDオイルを舌下に垂らして飲み込む舌下摂取もあります。
CBDは合法なの?
そもそも国内で販売して良いCBD製品には、日本の法律で取り締まり対象となっている成分は入っていません。
CBDと同じ大麻草由来の成分と言っても、中毒症状を引き起こしたりハイな状態をもたらす「THC」は違法成分です。 「CBDだと思っていたら違法な成分が入っていた」と後で弁解することはできません。然るべき販売店から合法のCBD製品を買うことを心がけるようにしましょう。
まとめ
CBDは短い時間で効果的にリフレッシュ状態を作ることができ、集中力を高めたりリフレッシュしたりするのに役立つおすすめの成分です。
CBDの摂取方法にはいろいろありますが、短時間で効果を感じたい人には、肺の血管からCBDを取り込むことができるVAPEの利用がぴったりと言えるでしょう。
