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タバコってどんなもの?
最初に、そもそも「タバコ」とは何なのかということを知っておきましょう。私たちが普段「タバコ」と呼んでいるものは、ナス科の植物である「タバコ」の葉を加工したものです。同じナス科の植物としては、ナス・トマト・ジャガイモなどがあります。タバコを含め、いずれもアメリカ大陸原産の植物で、現在は世界各地で栽培されています。 日本では江戸時代からタバコの栽培が始まり、地域ごとに特徴の異なる多くの品種が生まれました。現在は契約農家の手により、32の県で栽培されています。1月に種まきを行って6月に収穫、乾燥作業などを経て10月に出荷されるのが一般的です。タバコの草丈は120cm以上、葉は大きいもので長さ70cm、幅30cmにもなります。 紙巻きタバコを例に加工の流れを見ていくと、出荷されたタバコ葉は格付や加工を経て貯蔵。1年以上の時間をかけてじっくりと熟成され、香りや喫味がより豊かになります。そして、熟成が完了したタバコ葉はブレンドされ、細かく刻まれます。これを紙で巻いて一定の長さで切断し、フィルターを入れるなどしてようやく1本の「タバコ」が完成するのです。 もちろん、タバコの種類によって加工の流れは変わります。ただ、原材料が「タバコ」という植物である点は、どのタバコでも変わりません。要するにタバコの種類というのは、「タバコ葉に含まれるニコチンをどうやって吸引するか?」という方法の違いなのです。まさに人類の創意工夫の表れといえるでしょう。タバコの種類と主な銘柄
タバコとは何なのかを理解したところで、さっそくタバコの種類を見ていきましょう。中には「そんな仕組みだったの!?」と驚くものもあるかもしれません。現在吸っているタバコもそうでないタバコも、ぜひ特徴を確認しておいてください。紙巻きタバコ
あらゆるタバコの中で、最も一般的なのが紙巻きタバコです。細かく刻んだタバコ葉を、シガレットペーパーという専用の紙で巻いて作られています。 よく知られている通り、先端に火をつけてニコチンを含む煙を発生させ、それを吸ったり吐いたりする仕組みです。 ニコチンの発生量はタバコ葉の加熱温度に比例するため、タバコ葉を燃焼させる紙巻きタバコは、当然ながら多くのニコチンを摂取できます。吸い方も、取り出して火をつけるだけなので簡単です。 その上、単純に銘柄が多く、どこでも気軽に購入できます。こういったメリットの多さが、人気の高さの理由と考えていいでしょう。紙巻きタバコの主要銘柄
日本で流通している紙巻きタバコの多くは、JT(日本たばこ産業)、PM(フィリップ モリス)、BAT(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)から発売されています。 歴史ある銘柄も多く、タバコに詳しくない人でも知っていることが珍しくありません。 代表的な銘柄としては、JTならセブンスター、ピース、メビウス、ウィンストン、キャメル。PMならマールボロ、ラーク、パーラメント、バージニア・エス、フィリップモリス。 BATならケント、クール、ラッキー・ストライクなどです。 これらの銘柄は、まさに各メーカーの看板商品であり、一部は加熱式タバコにも名前が受け継がれています。 また、いわゆる旧3級品として知られるわかば、エコー、ゴールデンバットも、紙巻きとしては販売終了したものの、葉巻タバコ(リトルシガー)にブランドが継承されました。タバコに詳しくなりたい時は、一通り試しておきたいところです。電子タバコ
電子タバコは、さまざまなフレーバーのついたリキッド(液体)を電気の力で加熱し、発生した蒸気を吸引して楽しむガジェットです。 別名「VAPE(ベイプ)」とも呼ばれます。海外製の電子タバコはリキッドにニコチンが含まれていますが、日本製には今のところ含まれていません。 つまり、厳密には「タバコ」ではなく、また別の嗜好品です。 その性質上、「タバコを吸っている感覚が味わえれば十分」という方に向いており、タバコの本数を抑えるために電子タバコを始める方も増えてきました。構造によって種類をより細かく分けると、以下の3つがあります。リキッド式電子タバコ
リキッド式電子タバコは、リキッドを補充しながら使う電子タバコです。補充やメンテナンスの手間はかかりますが、ランニングコストは最も割安で、非常に豊富なフレーバーから好きなものを選ぶことができます。機能性や拡張性にも優れたモデルも多く、ヘビーユーザーには最もおすすめです。カートリッジ式電子タバコ
カートリッジ式電子タバコは、カートリッジを交換することでリキッドを入れ替える電子タバコです。必要なメンテナンスを充電だけで、リキッドの補充や本体の洗浄は必要なく、初心者でも使いやすいガジェットといえます。その代わり、フレーバーの種類はあまり多くありません。使い捨て式電子タバコ
使い捨て式電子タバコは、リキッドの補充や交換ができず、使い切ったら捨てるタイプの電子タバコです。充電する必要なく完全にメンテナンスフリーなので、誰でも簡単に楽しむことができます。 ただし、ランニングコストは最も割高で、フレーバーの種類も少なめです。電子タバコを一度試してみたい人向けの製品といえるでしょう。加熱式タバコ
加熱式タバコは、タバコ葉を電気の力で加熱することでニコチンを含む蒸気を発生させ、それを吸引するタバコです。 紙巻きタバコと異なりタバコ葉を燃焼させないため、煙が発生しません。 有害物質であるタールや臭いの発生量も少なく、健康被害や周囲への迷惑といった問題点が軽減され、火を使わないので安全性も高いのがメリットです。 また、加熱式タバコは加熱温度によって「高温加熱式」と「低温加熱式」に分けられます。高温加熱式は強い喫味が楽しめる分、臭いも強めです。 低温加熱式はその逆で、臭いは大きく抑えられますが喫味も弱くなります。自分に合った方を選ぶといいでしょう。 さらに、本体の形状や使い方によってもいくつかのタイプに分けられます。主な種類は以下の通りです。スティックタイプ
スティックタイプの加熱式タバコは、細長い棒状をしています。片手に収まるほどコンパクトで持ち歩きがしやすく、機能もシンプルで使いやすいのが特徴です。 最も普及しているPMのIQOS(アイコス)や、JTのプルーム・テックがスティックタイプに該当します。 初心者の方は、スティックタイプから試してみるといいでしょう。ボックスタイプ
ボックスタイプの加熱式タバコは、長方形の薄い箱のような形状をしています。少しかさばるものの、煙の量や加熱温度の調整機能があるなど、機能性に優れた製品が多いのが特徴です。 BATのglo(グロー)や、JTのプルーム・エックスがボックスタイプに当たります。 自分に合った味わいを追求する方や、さまざまな吸い心地を試してみたい方におすすめです。ヴェポライザー
ヴェポライザーは加熱式タバコの一種ですが、専用のスティックやカプセルは使用しません。切断した紙巻きタバコや、手巻きタバコ用のシャグなどを中に入れて加熱します。 つまり、他の種類のタバコを加熱式タバコに変えてしまえるガジェットなのです。 当然ながら、喫味やフレーバーは使用するタバコによって変わってきます。1回ごとのタバコ葉の使用量は少なく、紙巻きタバコを普通に吸うよりコストを抑えられるのがメリットです。 加熱式タバコに興味はあるけれど、今の紙巻きタバコも吸い続けたい……という方にも適しています。葉巻
葉巻(シガー)は、細かく刻んだタバコ葉を大きなタバコ葉で巻いたものです。一般的な紙巻きタバコに比べ、より太く長いものが多いのですが、ルール上は「紙で巻くか、葉で巻くか」という点しか違いません。 いわゆるリトルシガーは、タバコ葉でできた「シートたばこ」を巻紙に使っているため、法律上は葉巻タバコに該当しますが、外見はほぼ紙巻きタバコです。 葉巻の構造に目を向けると、内側から順にフィラー、バインダー、ラッパーという3層になっています。 中心部のフィラーで基本的な味や香りが決まり、それを取り巻くバインダーで味や香りがさらに引き立てられます。そして、刻んでいないラッパーを巻き、色や質感などの外観を決めるという仕組みです。 基本的にフィルターはないので煙は吸い込めず、ゆっくりと口の中に含んで楽しみます。 吸う時は端をシガーカッターで切って吸い口を作る、点火する時は炙って炭化させるなど、独特の手順があるのも特徴です。 そして、作り方によって大きく分けると、以下の2種類があります。プレミアムシガー
プレミアムシガーは、フィラーに一枚葉を使用する葉巻です。職人の手作業で作られ、発酵と熟成に時間をかけているため、とても芳醇な味わいが楽しめます。 その分、保管時は適切な湿度と温度を保たなければなりません。ヒュミドールという専用のケースで保管するのが一般的です。ドライシガー
ドライシガーは主に機械巻で作られ、常温保管が可能な葉巻です。 一般的に、フィラーには細かく刻んだタバコ葉を、バインダーにはシートたばこを使用します。流通量が多いので手に入れやすく、保管の手間もかからないため、葉巻を始めてみたい初心者の方におすすめです。手巻きタバコ(シャグ)
手巻きタバコは、自分でシャグ(タバコ葉)を巻いて作るタバコです。最大の魅力は、自分で巻くがゆえの自由度の高さ。 使用するシャグの選択はもちろんのこと、どんな巻紙を使うか、どのように巻くか、フィルターは入れるか……といったことも自分次第です。 慣れてくれば、シャグをブレンドしてオリジナルのタバコを作ることもできます。 もちろん、毎回シャグを巻く手間はかかるのですが、それもまた楽しみの1つ。最初は難しく感じるかもしれませんが、練習すれば誰でもきれいに巻くことが可能です。 さらに、紙巻きタバコに比べるとコストパフォーマンスが優れており、タバコ代を節約したい時にもおすすめできます。シャグの主な銘柄
日本で入手可能なシャグには、もちろん日本製のものもありますが、大半は外国製です。馴染みのない方も多いと思われますので、主なシャグの銘柄を製造国別にご紹介します。 無香料のものからフレーバー付き、メンソールまでさまざまですので、ぜひお試しください。銘柄 | 製造国 |
ナチュラル アメリカン スピリット | 日本 |
マックバーレン | デンマーク |
チョイス | デンマーク |
コルツ | デンマーク |
ドミンゴ | ポーランド |
アンバーリーフ | ポーランド |
キャメル | ポーランド |
ゴールデンバージニア | オランダ |
ドラム | オランダ |
ブラックデビル | オランダ |
アークローヤル | ウルグアイ |
チェ・シャグ | ルクセンブルク |
エクセレント | ドイツ |
ゴールデン カガヤキ | ドイツ |
ハーベスト | ドイツ |
ペペ | ドイツ |
マニトウ | ドイツ |
スタンレー | ベルギー |
フランドリア | ベルギー |
ブラックスパイダー | ラオス |
水タバコ(シーシャ)
水タバコは、水パイプという喫煙具を使うタバコです。火皿で燃やしたタバコの煙を水にくぐらせ、ろ過した煙を吸引します。 水を通ることで煙が冷やされ、柔らかい味わいになるのが特徴です。ニコチンやタールが含まれている点は他のタバコと変わりません。 発祥は中近東とされ、その後インドの北部や東南アジアの一部、中国などに伝わりました。 イスラム圏では一般的なタバコで、コーヒー店や喫茶店のお客が水タバコをくゆらせる光景がよく見られます。 近年では日本でも認知度が高まってきており、水タバコを楽しめるカフェやバーが作られているほどです。おすすめフレーバー
水タバコ用のタバコは、刻んだタバコ葉に香料や糖蜜などをミックスし、半ペースト状にしてあるのが一般的です。 フレーバーも多種多様で、多くは甘い香りと味わいを楽しめます。 主な銘柄とおすすめフレーバーをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。銘柄 | フレーバー |
Fumari(フマリ) | ホワイトピーチ |
Al Fakher(アルファーヘル) | ツーアップル |
Azure(アズアー) | ライチ |
Star Buzz(スターバズ) | ブルーミスト(ブルーベリー) |
Al Waha(アルワハ) | パンラズナ(お香のような香り) |
Social Smoke(ソーシャルスモーク) | ドゥルセデレチェ(キャラメル) |
Trifecta(トライフェクタ) | トゥワイス ザ アイス(強烈なミント) |
Debaj(デバジ) | ミルク(練乳風味) |
Buta tobacco(ブタタバコ) | タイガ (ヒノキ) |
Eternal Smoke(エターナルスモーク) | ダークビーン(エスプレッソ) |
Afzal(アフザル) | アールグレイ |
Golden Layalina(ゴールデンラヤリナ) | キーライム |
パイプ
伝統的な喫煙具といえば、専用の器具の中にタバコ葉を詰めて吸うパイプです。映画やドラマの中ではしばしば目にしますが、もちろん現実でも販売されており、根強い愛好家も大勢います。 パイプを焦がさず、なおかつ火種を消さないように吸うには少しコツがいりますが、味わいは素晴らしくコストパフォーマンスにも優れているのが魅力です。 そんなパイプは、古い時代には石や動物の骨で作られていました。 やがてヨーロッパに渡ると、いろいろな材料を使ったパイプが作られるようになっていきます。 現在でも広く知られているのは、以下の3種類のパイプです。コーンパイプ
コーンパイプは、トウモロコシの芯を使ったパイプです。現在スタンダードとなっているブライヤー(ツツジ科の木)が当時高かったため、その代わりとしてアメリカの開拓者や農民の間で広まりました。 GHQの司令官を務めたダグラス・マッカーサーが愛用していたことでも有名です。 外見はカジュアルで、トウモロコシの香ばしさを楽しむことができます。オリーブパイプ
オリーブパイプは、名前通りオリーブの木から作られたパイプです。美しい木目と滑らかな手触りが特徴で、使い込むと濃い色合いに変化していきます。 ヨーロッパでは一般的な素材のため、価格も比較的リーズナブルです。オリーブ特有の香りと喫味は好みが分かれます。キャラバッシュパイプ
キャラバッシュとはひょうたんの一種で、南アフリカ産のウリ科の植物です。キャラバッシュパイプは、キャラバッシュのヘタを使って作られています。 大きく曲がったU字型の形状が特徴で、シャーロック・ホームズが登場する映像作品では、ホームズのパイプとして使われていることも。 見た目のユニークさはもちろん、頑丈さも抜群の高級パイプです。パイプタバコの銘柄
パイプに詰めて吸うパイプタバコにも、手巻きタバコのシャグと同じように多くの種類があります。フレーバーはもちろんカットの方法も多彩で、太めに刻んだリボンカット、不規則なコースカット、板状のフレイクカットなどさまざまです。 試してみたい方のために、主なパイプタバコの銘柄と製造国をご紹介します。銘柄 | 製造国 |
アンホーラ | オランダ |
ピーターソン | アイルランド |
ボルクムリーフ | デンマーク |
キャプテンブラック | デンマーク |
マックバーレン | デンマーク |
桃山 | デンマーク |
ラールセン | デンマーク |
セブンシーズ | デンマーク |
オルスボ | デンマーク |
カピートⅡ | デンマーク |
クラン | デンマーク |
メローブリーズ | スウェーデン |
ゴールデンブレンド | ドイツ |
ダニッシュ | ドイツ |
テイクユアタイム | ドイツ |
バースデーブレンド | ドイツ |
スウィートバニラ | ドイツ |
デビルズホリデー | ドイツ |
ダビンチ | ドイツ |
セリーニ | ドイツ |
マックリントック | ドイツ |
ブルーノート | ドイツ |
サミュエル・ガーウィズ | イギリス |
ガレリア | アメリカ |
無煙タバコ
最後に、ある意味究極のタバコといえるかもしれない無煙タバコ(嗅ぎタバコ)をご紹介しましょう。 無煙タバコは、タバコ葉を包んだポーションを口に含み、ニコチンを補給するものです。燃焼どころか加熱すらしないため、煙や臭いは一切発生しません。 1回分のニコチン量はタバコ1本と同じくらいで、15分~30分程度は味や香りを楽しめます。 もともとは、スウェーデンなど一部の国で親しまれていた伝統的なタバコでしたが、現在は多くの国に広まりました。 日本でも煙を出さない特性が注目され、徐々に支持を集めつつあります。 喫煙所でなくてもタバコを楽しむことができ、周囲に迷惑もかからないのは非常に大きなメリットで、今後さらに普及していくかもしれません。無煙タバコの主な銘柄
現在、日本で気軽に購入できる無煙タバコの銘柄としては、JTが展開している「ゼロスタイル・スヌース」があります。 フレーバーは「ベリーミント」と「レモンミント」の2種類。 それぞれしっかりしたタバコ感の「ミディアム」と、軽めの「ライト」があります。いずれも2021年4月にリリースされたばかりなので、今後のラインナップ増加に注目です。2021年10月にタバコが増税
タバコを愛好する上で避けては通れないのが、タバコの値段の問題です。 ご存知の方も多いと思われますが、2021年10月にたばこ税が増税され、タバコが値上がりしてしまいました。 しかも、値上げは4年連続なのです。 値上げ幅は銘柄によりますが、30円~40円ほど。この4年間の値上げ分を合計すると、高いものでは130円も値上げされました。 たばこ税の増税は今後も行われると考えられ、愛煙家なら十分に注意しておく必要があります。詳しくは過去の記事でまとめておりますので、ぜひご覧ください。 「2021年10月にタバコが値上げ(増税)!上がる銘柄は?シャグ・手巻きタバコも」はこちら主要なタバコの価格
タバコが値上げされたといっても、具体的に何がどのくらい高くなったのか、実はよく知らないという方も多いと思われます。 タバコ初心者の方であればなおさらです。そこで、今回値上げされた主要な銘柄をいくつか見ていきましょう。 【紙巻きタバコ】銘柄 | 改定前 | 改定後 | 値上げ幅 |
セブンスター、ピース(20本入) | 560円 | 600円 | 40円 |
メビウス | 540円 | 580円 | 40円 |
マールボロ | 570円 | 600円 | 30円 |
ラーク | 500円 | 540円 | 40円 |
ケント | 500円 | 520円 | 20円 |
ラッキー・ストライク | 560円 | 600円 | 40円 |
銘柄 | 改定前 | 改定後 | 値上げ幅 |
キャメル・シガー | 400円 | 500円 | 100円 |
フィリップ モリス ロードスター | 380円 | 480円 | 100円 |
クール・ループド | 400円 | 500円 | 100円 |
銘柄 | 改定前 | 改定後 | 値上げ幅 |
メビウス・プルーム・テック専用 | 540円 | 570円 | 30円 |
マールボロ・ヒートスティック | 550円 | 580円 | 30円 |
ケント・ネオスティック | 480円 | 500円 | 20円 |