タバコよりもまろやかな吸い心地と多彩なフレーバーで人気急上昇中のシーシャ(水タバコ)ですが、これから試してみたい方にとっては、どのくらいお金がかかるのかが気になるところではないでしょうか?
今回は、シーシャの値段相場についてわかりやすくお伝えします。店でシーシャを楽しむ場合の料金相場と、家でシーシャを楽しむために買う場合の値段相場をそれぞれ解説しますので参考にしてください。
シーシャを店で吸う場合の値段相場は?
シーシャを1台使って店で吸う場合の値段相場は、だいたい1,000円~2,000円です。値段は店によって大きな違いがあり、3,500円ほどかかる店もあります。ただし、多くの場合、シーシャは3人までシェアすることができます。
また、シーシャを楽しむことのできる店では、シーシャ代とは別にチャージ料金や飲食代が加わるケースがほとんどです。中にはチャージに1ドリンクついている店や、飲食サービスがほとんどない店もあります。
シーシャを吸えるのはどんな店?
シーシャを吸える店は、都市部を中心に増加傾向にあります。東京都内で言えば、新宿・渋谷はすでにシーシャを楽しめる店の激戦区となっているのが実情です。ここでは、シーシャを吸える店の種類と、その特徴について紹介します。
シーシャバー
シーシャバーとは、シーシャを必要台数借りて、お酒・ソフトドリンク・フードなどとともに水タバコを楽しむ店です。一般的には、シーシャ1台を借りる料金とチャージ料金を支払い、後は飲食代などその他のサービス代金を別に支払います。
ドリンクやフードを注文しなくても良い店も多く、持ち込み料なしで何でも持ち込むことができる店もあるほか、時間制で料金設定をしている店もあります。
また、シーシャバーと言っても、シーシャを吸わずにバーのみを利用できる店も珍しくありません。時間制でシーシャのフレーバー料金を支払うシステムもよく目にします。
シーシャカフェ
シーシャカフェには、ソフトドリンク中心のカフェスペースでシーシャを借りて楽しむタイプの店と、いわゆるメイドカフェにシーシャサービスがある店の2種類に大別できます。メイドのいないシーシャカフェには、スポーツカフェとシーシャカフェを組み合わせたタイプの店もあります。
基本的にはシーシャバーと同じように、シーシャをレンタルしてソファなどの座席でのんびりと過ごす空間ですが、チャージのあるなしや持込の可・不可は店ごとに異なります。
シーシャバー・シーシャカフェでシーシャ代以外にかかる金額
シーシャバーのチャージ料は600円~1500円程度が相場で、チャージのない店もあります。また、シーシャを吸っている間にフレーバーを変えたくなった時には、ヘッドというパーツも取り替えるので、その際に別途料金がかかります。
他にも、ボトルに水以外のものを入れてもらう場合の「ボトルオプション」や、専用の保冷材をシーシャのホースに取り付けて煙の冷感を楽しむ「アイスホース」など、オプションを注文すればそれだけ料金がかかります。
シーシャバーやシーシャカフェでは、飲食代を別に支払いますが、チャージ料金に1ドリンク代金などが含まれている場合もあるので、それぞれの店で確認しましょう。他にも、フリードリンク制の店や、飲食物持ち込み可の店もあるなど、料金体系は店ごとに多様です。
家で吸うためにシーシャを買うと相場はいくら?
シーシャバー・シーシャカフェでシーシャを楽しむのも良いですが、時には人目を気にせずまったりと家シーシャを楽しむのもおすすめです。ここでは、家でシーシャを吸うためにシーシャや必要アイテムを買った場合の値段相場について紹介します。
シーシャを買う場合の値段相場
シーシャを買う場合、サイズ・素材・メーカーなどによって値段はまちまちです。値段相場は1,500円~50,000円程度と幅広く、自分の好みや目的に応じて選ぶことができます。
シーシャでは、フレーバーを熱して発生した煙が、ボトルに入れた水を一旦くぐることでまろやかになるので、水の量が多ければ多いほどまろやかさが増すと言われています。
ちなみに、水がたっぷり入る全長80cm程度あるシーシャは10,000円前後が目安です。なお、シーシャを家で吸う際に必要な道具一式が入ったスターターキットなども8,000円~30,000円前後で購入できます。
シーシャのフレーバーの値段相場はいくら?
シーシャのフレーバーの値段は、フレーバーの種類やブランドなどによって異なりますが、1個20g~50g入りのもので、1,000円~1,400円程度が相場です。シーシャは本体もそうですが、フレーバーについても、購入時に成人確認があります。
家シーシャではシーシャ本体とフレーバー以外に何が必要?
家でシーシャを吸うには、シーシャ本体・ホース・フレーバー以外にもいろいろな道具が必要です。ここでは、シーシャを買って楽しむ場合に揃えておくべき道具を紹介します。
シーシャ本体とフレーバー以外に必要な道具は主に3種類
シーシャを買って家などで吸う場合に必要なものは、シーシャ本体とフレーバーだけではありません。家シーシャで使うものをセット販売している商品もありますが、シーシャ本体だけを買った場合などには次に紹介する道具も揃えておくと良いでしょう。電気コンロやトングなどもあるとベストです。
ヒートマネジメント
ヒートマネジメントとは、炭を入れた容器にフタをし、そのフタの開閉により火力を調節する仕組みのことをいいます。シーシャバーなどではアルミホイルで代用している場合が多いですが、シーシャの扱いに慣れていないと、アルミホイルでは調整が難しいのでヒートマネジメントがあると便利です。
トップ
トップはクレイトップとも呼び、シーシャ本体の最上部に取りつけてフレーバーを盛る道具です。陶器製が多い一方で、最近ではシリコンでできたトップも増えています。扱いが楽なのシリコンタイプは、シーシャを始めたばかりの人にもおすすめです。
値段は陶器製なら数百円からありますが、シリコン製は2,000円前後を見ておきましょう。ホースと併せて、シーシャ本体にあらかじめセットされていることが多い道具なので、シーシャを買う際に確認しましょう。
炭
クレイトップに盛ったフレーバーを熱する役割を担います。炭にも質の良し悪しがあり、粗悪品を購入すると、着火材独特のイヤなにおいがします。
その点、ココナッツなど天然由来の炭は、BBQで使うような安価な炭に比べたら高くつきますが、イヤなにおいも気にならない上、火が長くもつのでおすすめです。
まとめ
シーシャは店でも家でも、意外とリーズナブルに楽しめることがおわかりいただけたでしょうか?シーシャバーやシーシャカフェなら、手ぶらで行って気楽に楽しむことができ、家用にシーシャや道具を買えば、誰にも気兼ねなくのんびりとシーシャを満喫できます。どちらにもそれぞれの良さがあるので、予算内で気分に合わせてシーシャを楽しんでみてください。
また、シーシャについてもっと詳しく知りたいという方はこちらの記事をチェックしてください。
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