コアチョコ本部に殴り込み!!
テレビ・SNS・そして街中で超個性的なプリントTシャツを見かけたことはないか?
マンガ・特撮・プロレス・映画。70~80年代のカルチャーから、お笑い芸人、時には駄菓子のパッケージまで……知っている人は強烈に知っているアイコンを全面に描いたTシャツの数々を。
着ている人をド派手に目立たせ、キャラクターを引き立たせるそのシャツの胸や背中に「HARDCC★」と描いていなかっただろうか?
そのブランドこそ「ハードコアチョコレート」通称「コアチョコ」。あふれるイタズラ心&オタク心&悪趣味から「アパレル界の悪童」と人は呼ぶ!!
ケムール読者も持っているかもしれない。なにしろ、いままで制作したTシャツは2000種を超えるというのだ。
だったら……タバコのTシャツもあるだろ!!!
ってことで今回の「#たばこのことば」はコアチョコの本部である「BARバレンタイン」@東中野で、代表デザイナーのMUNEさんに独占取材。
MUNEさんはタバコを喫わないが、愛煙家はウェルカム!「BARバレンタイン」にはドア横にしっかり喫煙スペースもあるぞ!
「ウルトラマン」や名作映画、有名プロレスラーとどうやってコラボするの? MUNEさんはなんでTシャツ屋に? そして「コアチョコ」がタバコTシャツを作るなら!?
愛煙家もそうでない方もどうぞお読みください。
駄菓子屋のおばちゃんにタバコを勧められた小学生
ーー MUNEさん、こんなこと言ったら失礼かもしれませんが「タバコ喫ってそう」って言われませんか?
MUNE めちゃくちゃよく言われますよ(笑)。俺はいちどもタバコ喫ったことないんですが、みんな「タバコ、喫うよね」みたいな感じで接してきますからね。
まあ、親父は愛煙家でチェリーが大好きでしたからね。小さい頃はよく近所の店までタバコを買いに行かされましたよ。それで、俺も小学校5年生のときに駄菓子屋のおばちゃんにタバコ勧められましたからね。
ーー 駄菓子屋のおばちゃんが小学生にタバコを勧めるのは衝撃的すぎる…。
MUNE 今だったら大問題だけど、時代が時代でしたからね。本当にみんな適当でしたよ。学生時代の友達もみんなタバコ喫ってました。さすがに先生に見逃してもらえるということはないので、隠れて喫ってましたけど。
でも、友達が隠れてタバコ喫ってたら気の毒になっちゃって、実家が学校のすぐ近くだったので「俺の家使いなよ」って感じで友達を招き入れてましたね。どんなに怖い先生でも家の中までは入ってこないから。
ーー タバコを喫う友達を家に入れちゃうと、吸い殻とか捨てられないですか?
MUNE まあ、そこはちゃんと「綺麗に使って」というのは伝えていたので。タバコに対する俺のスタンスは昔からあんまり変わっていなくて、自分はタバコ好きじゃないけど、マナーさえ守ってもらえたら別に喫ってもらって構わないんですよ。
法律とか条例の縛りがあるから「BAR バレンタイン」の店内ではタバコを喫えないんですけど、外でタバコ喫ったお客さんが匂いつきで店内に入ってきてもぜんぜん気にならないですね。
コアチョコ厳選「タバコTシャツ」
ーー ハードコアチョコレートのTシャツはウルトラ怪獣やプロレスラーがプリントされたものを中心にかなり色々な種類があると思うんですが、タバコをプリントしたTシャツってありますか?
MUNE ありますよ。もう数えきれないくらい作ってますからね。たとえば、この俳優の勝新太郎さんをプリントしたTシャツ。
THE MAN SHINTARO KATSU(THE 人間 勝新太郎)
ーー うおおーー! 勝新だ!!! ガッツリ喫っています!
MUNE 勝新といえばやっぱりタバコ抜きには語れない。ガンを公表した記者会見で「タバコは絶対やめた」と言いながらタバコを喫っていたという(笑)。
他にもこんなのはどうですか? 「月曜日のユカ」の加賀まりこさん。
月曜日のユカ -ONLY ON MONDAYS- (ヨコハマ・ピンク)
ーー タバコ映画の傑作です!欲しい!!
MUNE 俺の好きな70年代あたりのカルチャーとタバコは関わりが深い。喫っている姿が絵になる俳優さん・女優さんがたくさんいますよ。
タバコを喫ってるプリントじゃないけど、日活さんとコラボして、梶芽衣子さんのTシャツも作ったんですよ。
ーー 梶さんといえば愛煙家の永遠の女神とも言える名女優ですね。ケムールのタバコ映画コラムでもとり上げましたが、もう最高にカッコいい。
©東映
MUNE いいでしょ。そうそう、9月に発売したばかりの新作にもタバコが写ってますよ。
仁義なき戦い 完結篇 FINAL EPISODE -松方弘樹-(流血抗争ブラック)
ーー 松方弘樹の伝説のシガレットホルダー!!渋すぎる!(なんでこんなに名作映画とコラボできるんだ…?)
借金返済に追われる中で見出したTシャツ作り
BARバレンタイン外観
ーー MUNEさん自身、かなりタバコに縁の深い人生だと思うんですが、それなのにタバコをいちども喫ったことがないというのは不思議ですね。
MUNE 俺は寿司職人やってたんですけど、むかしの寿司職人って普通にタバコ喫ってる人もいましたからね。親父は寿司のチェーン店を経営していたんですけど、自分じゃ寿司を握れなかったんですね。寿司を握れない経営者って寿司職人から馬鹿にされるらしいんですよ。だから親父に「お前は握れるようになっとけ」と言われて、高校卒業してから寿司の修行を始めました。
もしも修行した店が厳しいところだったらタバコ喫っちゃダメなんでしょうけど、俺が修行した店はそうじゃなかったですね。タバコふかしながら海老の殻剥きしてるような先輩もいましたよ(笑)。そんな環境だったのにタバコを喫わなかったというのは、いま考えるとちょっと不思議ですね。
ーー 寿司職人だったんですか。そこからどうしてアパレル業に?
MUNE 「いずれは親父の跡を継ぐんだろうな」とあまり深く考えずに寿司職人になったんですが、俺が22歳ぐらいの頃に親父が事業に失敗してけっこうな額の借金を抱えてしまったんです。それで、借金のなかには俺名義のものもあって、20代前半で2000万円ぐらいの借金を背負う羽目になっちゃったんですよね。
ーー いきなり修羅場な展開ですね。
MUNE そこからはもう借金返済が最優先の日々ですよ。寿司職人の仕事で借金を返していくんですけど、別に好きでその仕事を選んだわけじゃないですから、やっぱり精神的に辛かったですね。だから、思い切って寿司職人の仕事は辞めました。そのあとは宅配とか色んな仕事をやってましたね。そんな状況のなかで「Tシャツ作り」を始めたんです。
ーー すごい逆境のなかで始めたんですね。なんでTシャツを?
MUNE むかしからデザインするのは好きなんですよ。俺はすごいプロレス少年で、特にむかしの新日本プロレスが大好きなんですが、新日に蝶野正洋率いる「nWo JAPAN」っていうヒールユニットがあったんです。その人気が本当にすごくて、みんな「nWo」というロゴの入ったTシャツを来ていたんですが、俺は自分で「宗Wo」というロゴを入れたオリジナルTシャツを作って着てました(笑)。「宗」はもちろん宗方(MUNEさんの苗字)です。逆境のなかで「自分でデザインしてみたい」っていう本能が目覚めたのかも知れませんね。
ーー Tシャツ作りは大変でしたか?
MUNE 借金返すために寝る間も惜しんで働いたので、やっぱり楽じゃないですよね。でも、必死にTシャツを作ったおかげで30歳の頃には無事に借金を返すことができました。今はTシャツ作りも、この「BAR バレンタイン」の経営も楽しみながらやれてますね。
どうやって有名人とコラボする??
ーー 無数のコラボ企画でTシャツを作ってきたコアチョコですが、特に思い出に残っているコラボを教えてもらえませんか。
MUNE たくさんあるけど、メジャーだからコラボしたいというわけじゃないんです。単純に俺が大好きかどうか。よく覚えているのは、プロレスラーの北尾光司さんの企画かな。
北尾光司・サンダーストーム(超闘王ブラック)
ーー 北尾光司さんですか……! 名プロレスラーですが、Tシャツのモチーフとしては珍しいかもしれません。
MUNE 元横綱で新日本プロレスやUWFインターナショナル、総合格闘技のPRIDEやUFC(世界最大の総合格闘技団体)でも試合したすごい人なんですけど、誰もが好きなプロレスラーじゃないですからね。
昔からのファンは、現役時代から北尾さんは不器用なところは知ってるんですよ。せっかく大相撲で横綱になったのに親方と上手くいかなくて廃業しちゃって、新日でプロレスデビューしてもあんまり人気が出なかったうえに、当時新日で現場監督やってた長州力さんと揉めてやめちゃうんですよね。それで当時すごく人気があったUWFインターナショナルのリングに上がるんですけど、大一番で団体エースの高田延彦にハイキックでやられてしまうという…。
MUNE 北尾さんは記念すべきPRIDE第1回大会にも出場して、そこでネイサン・ジョーンズっていうすげえデカいオーストラリア人に勝つんですよ。でも、それが北尾さんにとって最後の大舞台になってしまって、2019年に亡くなるまでほとんど表舞台には出てこなかったんです。
俺がその北尾さんのTシャツを作ろうと考えたのは亡くなったあとなんです。なんでそのタイミングだったかというと、現役時代はアンチも多くて、どちらかといえばヒール役だった北尾光司というプロレスラーの人生がやっと「熟した」と感じたんですね。「作るなら今しかないだろうな」っていうのはありました。Tシャツを作るときは、そうやって自分が納得したタイミングじゃなきゃやらないですね。
ーー 北尾さんのTシャツを作るときはご遺族の許可をいただくと思うんですが、どうやってコンタクトをとったんですか?
MUNE 実は北尾さんの娘さんが地下アイドルをやっていて、Twitter(X)のアカウントを持っているんですね。それで、娘さんにDMで連絡しました。
ーー 自ら直撃ですか。
MUNE コアチョコの従業員を信用してないわけじゃないですけど、Tシャツのデザインだけじゃなくて、そういうコミュニケーション的な業務は人任せにはできない。俺自身が人と話したりするのが好きだっていうのもありますけど。
ーー お話をうかがっていると、タバコを喫ってる友達を家に招き入れたり、たしかにコミュ力高いなと感じます。
MUNE コミュ力が高いかどうかは分かりませんが、人と話したりするのは好きですね。そうでなきゃバーを経営したりしませんからね。
タバコを喫う人をみてて羨ましいと思うのは、タバコを喫う人だけのコミュニケーションがあることですね。喫煙所でタバコ喫いながら話し込んだりしてる人いるじゃないですか。タバコを喫わない以上、俺はああいうコミュニケーションとは無縁ですからね。
ーー 北尾さんみたいに少し前の時代に活躍された方に連絡をとることも多いと思うんですが、本人や関係者とコミュニケーションをとるのが難しかったことってありますか?
MUNE そういうのはありますよ。以前ジェラルド・ゴルドーっていうオランダの格闘家のTシャツを作ったときです。
”死神” ジェラルド・ゴルドー(極真ブラック)
MUNE このゴルドーは身体に和彫りをびっしり入れてるような強面の格闘家なんですよ。しかも試合中に相手の目に指を突っ込んだりするようなダーティファイターなんです。
そんなゴルドーのTシャツを作るとなったら、彼は存命中ですから本人の許可がいるんですね。色んな伝手をたどってゴルドーがどこにいるか突き止めたんですけど、ヨーロッパの名前も聞いたことがないような田舎に住んでるんですよ! しかもスマホとかパソコンも持ってなくて、連絡手段がかなり限られていると。
でも諦める気はない。ゴルドーの後輩にイゴール・メインダート(北尾さんも出場したPRIDE第1回大会に出場している)っていう格闘家がいるんですけど、彼が月に1回ぐらい田舎のゴルドーのもとを訪れて色々と伝えているっていうんですね。そこで彼を頼ってなんとかゴルドー本人の許可をとりました。何ヶ月もかかっちゃいましたね。でも、あのゴルドーが田舎で静かに暮らしているなんて、この仕事をしてなきゃ知ることもなかったですよ。
映画とTシャツとタバコ
ーー ハードコアチョコレートには「霊幻道士」や「仁義なき戦い」のような映画をプリントしたTシャツもありますよね。映画も相当お好きなんですか?
MUNE もちろん。そうそう、タバコが出てくる映画でいうと、いちばん好きなのは「竜二」(1983年)って映画なんです。知ってます?
ーー いえ、知りませんでした。長渕剛さんの「英二」(1999年)の間違いでは? タバコのシーンがすごく有名な作品ですが。
「英二ふたたび」©フジテレビ/共同テレビ
MUNE その「英二」に影響を与えたと言われてるのが「竜二」なんですよ。
ーー え!?
MUNE 長渕剛さんの「とんぼ」(1998年)ってドラマ。あの作品にめちゃくちゃ影響を与えたといわれているんです。主演は金子正次さんという方ですが、演技がすごくて。「とんぼ」の長渕剛さんの演技や演出は「竜二」へのリスペクトにあふれています。
「竜二」はタバコをすごく上手く使ってる映画なんですよ。主人公は落ち目のヤクザで、極道に見切りをつけて堅気になるんですけど、なかなか上手くいかない。ヤクザやめて配達の仕事やってるんですけど、同僚が「俺も昔はワルだったんだよ」みたいなこと言ってくるんですよ。竜二は本物のヤクザだったから、その半端な言い方にカチンときちゃって、喫ってたタバコを同僚の腕にギュッて押しつける。
MUNE 最近の映画やドラマだと、そういうタバコの使い方はしないですよね。というか、映画やドラマでタバコを喫うシーンをほとんど見なくなってるような気がします。「タバコを喫う」というのがすっかり少数派の娯楽になっちゃいましたね。
ーー コアチョコで「竜二」のTシャツ、作ってくださいよ!
MUNE 正直、俺も作りたい(笑)。でもこの映画は主演の金子さんが公開中に33歳で亡くなってしまったんです。さらに製作会社や配給会社もなくなってしまったところがあって……けっこう権利関係が複雑で実現していません。いつか出したいですけどね。「竜二」のTシャツ。
「サブカル」化したタバコ
ーー タバコという趣味がすっかり少数派になって、いわば「サブカル」的になってますよね。MUNEさんは昔からサブカル的なものを趣味にしていますが、いわば「サブカルの先輩」であるMUNEさんから喫煙者になにかアドバイスはありますか?
MUNE アドバイスって言えるほどのものか分からないですけど、タバコを喫ってる人には「別に無理してタバコをやめる必要はないんじゃないの」って言いたいですね。社会が禁煙に傾いていたって、タバコを喫わない人が多数派になっていたって、タバコという趣味で人生が少しでも楽しくなるなら良いじゃんって思います。
でも、あんまり多数派に目をつけられちゃいけないので(笑)、タバコを喫うマナーとかはちゃんとしておいた方が良いと思いますね。
ーー タバコに寛容なMUNEさんでも気になる喫煙マナーがあるんですね。
MUNE それはありますよ。火はちゃんと消して欲しいし、灰が長くなってるのも気になっちゃいますね。服に匂いがつくっていうのは平気なんですけど、最近子どもが生まれたので、奥さんに「服が匂うよ」みたいに言われちゃうこともありますね。でも、基本的にはちゃんとマナー守ってくれたらいくらでも喫ってくれっていうスタンスです。
コアチョコ的「依存と交流」の生き方
ーー 喫煙者にとってタバコというのは大切な「依存先」だと思うんですが、MUNEさんにとっての依存先みたいなものはありますか?
MUNE あえて挙げるとすれば、散歩かな。俺、東中野の街をぶらぶら散歩するのが大好きなんですよ。散歩っていうと、公園とか土手を歩くのをイメージする人が多いと思うんですが、俺はごみごみした街中を歩くのが好きなんです。海外旅行をしても、あんまりリゾート地とか好きじゃなくて、地元の人が暮らしているような下町の方が好きだったりしますね。
ーー 散歩すると、やっぱり気持ちの切り換えになったりするんですか?
MUNE Tシャツ作りの仕事とかしてると、やっぱりアイデアに詰まるときがあるんですけど、そんな時こそ散歩しますね。街中を歩いてお店の看板なんかが目に入るんですけど、そこからインスピレーションをもらえたりするんですよ。喫煙者にとってのタバコみたいな存在が俺にとっての散歩だなって思います。
俺にとっての散歩、喫煙者にとってのタバコみたいに、人生には依存先みたいなものがあった方が良いんじゃないかなって感じますね。人によっては、それが映画だったりプロレスだったりするんじゃないですかね。やっぱり、人はなにかに依存して生きていくものだと思うんです。
ーー お話を聞いていると、本当に色々な方との交流が多いなと感じます。
MUNE やっぱり、このバーもやってますから色んな人との出会いはありますよね。俺はタバコを喫わないので、いわゆる「喫煙所コミュニケーション」とは無縁なんですけど、出会いや縁には恵まれているなと思います。
「BAR バレンタイン」にはプロレスラーもよく来てくれるんですよ。いまプロレスリング・ノアで活躍している稲村愛輝っているレスラーがいるんですけど、彼なんて学生時代にうちでバイトしてましたからね(笑)。別にうちでバイトしてたから名門ノアに入れたわけじゃないんですけど、プロレスラーも来店するうちで色んな人に出会ったことが彼の人生にとってプラスになったんじゃないかなと思います。
ハードコアチョコレート×西口ドア「大無法地帯」
MUNE 実は、ハードコアチョコレートがスポンサードするプロレスの興行をやったんです。Tシャツ作りやバーの経営をやっていなかったら、かつての新日に熱狂していた少年がプロレスの興行に関わることなんてなかったでしょうね。
■取材協力
HP:https://core-choco.shop-pro.jp/
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営業時間:13:00~19:00
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ハードコアチョコレート代表/デザイナー
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俺にとっての散歩、喫煙者にとってのタバコみたいに、人生には依存先みたいなものがあった方が良いんじゃないかなって感じますね。ーーMUNE