第一回ケムール杯開催決定
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皆さんお久しぶりです!
1Day麻雀大会の勝ち方を教わるべく、同じ団体のプロで実績豊富な先生2人に麻雀を教わっている藤岡です!
今回も大会で優勝するためにメキメキ成長していっちゃいますよ~。イェ~イv
それでは成多パイセン、戸井田パイセン!
さっそく私様のために麻雀の勝ち方教えちゃってくださいo(`・ω´・+o)
戸井田「私様ってなんだよw給料下げんぞw」
成多先生、戸井田先生。どうかわたくしに麻雀を教えてくださいまし!
成多「調子いいやつだな、、、
それじゃ、まずは前回の振り返りをしていこうか。
東1局1本場 親番
東:29900
南:24000
西:21100
北:25000
この手で藤岡は黙テンを選択したんだよね。
もちろん待ちの枚数が少ないし、間違ってるという訳じゃない。ただ引き出しのひとつとして、リーチするという選択肢もあるよって話。」
そうでしたね。
「親だから」とか「1Dayの大会だから」とか「待ちが思ったより悪く無さそうだから」みたいな引き出しが増えました!
成多「しっかり覚えてるね。
それじゃ藤岡に質問だけど、「勝ち」って今回ではどんな状況?」
そりゃもちろん今回は優勝ですよ。
成多「うんうん。
じゃ優勝するのに必要なトップ回数や素点は何点くらいか想像はついてる?
例えば大会では1人が必ず5半荘打てたとして、その場合で教えて。」
え?え?え?
ちょっと待ってください。
え~と、、、5半荘全部トップじゃないと優勝は厳しいですかね。
成多「ちょっと意地悪な質問だったね。
まぁそもそもルールが公開されていないからボーダーがどのくらいになるかは、まだ想像できないわな。
仮にルールが決まっていたとしてまず大事なのは、優勝にどのくらいのポイントが必要なのか何となく想像できること。
必要なポイントが想像できれば、目指すべき着順や素点が見えてくると思うんだ。
例えば優勝に4万点のトップ4回と2着1回くらいのポイントが必要だったとしよう。
するとどうだろう、さっきの状況も判断に影響がありそうじゃないか?」
たしかに、ちょっとリーチしたい欲が増えました。もしリーチして一発でツモって裏ドラ2枚以上乗れば一気に5万点近くまでいきますもんね!
最初に5万点のトップを取れば、残りの半荘の目標が少し楽になりまし。
戸井田「一発と裏ドラ2枚は贅沢言いすぎw
でもリーチしないと一発も裏ドラも無いからね。反対にリーチすれば、藤岡の想像した未来もありえたかもしれないね。」
成多「それじゃ、振り返りはこの辺にして今回は大会で勝つための「攻め方」について、いくつかのポイントを教えていくよ。」
お願いします!
ポイント①:最速で和了るための努力
成多「麻雀は「和了るための努力」を怠ってはいけない競技なんだ!
まず根本的なルールとして、麻雀は終局した段階で、点棒を一番持っている人が勝ちなルールだよね。
そして対局中に点棒を増やす方法は2パターンしか存在しない。
それが「テンパイ料」をもらうことと「和了る」ことだ。
テンパイ料を獲得することはもちろん大切だけど、どんなに加点できても3,000点が限度。だけど「和了る」ことは完成した手によって、何千点~何万点と点棒を増やせるポテンシャルがある。
では「和了る」ためには何をする必要があるでしょう?」
はい!
ズバリ「攻め」ですね!
成多「その通り!
麻雀は4人で競い合う競技だから、全員が基本的には点棒を増やそうと和了りを目指してくる。だけどそんな中、自分一人だけ点棒を獲得する努力を怠ってしまうと負けてしまうのは必然といえるだろう。
この「和了るための努力」にもさまざまな種類や方向性があるんだけど、例えば何が思いつくかな?」
う~ん、まずは最速でテンパイを目指すことですね!和了るためにまずテンパイしないとですし。
成多「うん。それも答えの一つだね。
でも、藤岡のニュアンスだと不十分かな。
もし仮に最速でテンパイしたとしても、和了れる可能性が低かったらどうする?
既に、自分の待ちが河に全て切られてしまってるのにテンパイしてもあまり意味がないよね。
つまり必要なのは、一番早く和了れそうなテンパイを組むということなんだ。
最速でテンパイを目指すといっても、ここを正しく理解できていない人が実は多い気がする。
実際に藤岡も最速の和了りに繋がるテンパイを目指せていないところがあったよ。」
マジですか?!
成多「うん。
例えばオーラスでこの手配。
南4局 南家
東:27100
南:28400
西:20600
北:23900
まさに「最速で和了れるテンパイ」が欲しい状況で、藤岡は1sを切ったよね。
でもここは9mを切った方がいいと僕は思うんだ。」
え?!でも7m引くと面子が完成しますよ?2mはくっつけばタンヤオになって鳴けるようになるかもだし1sが一番いらないと思ったんですけど。
成多「確かにね。
でもこの手牌で7mを引いたとしても「最速で和了れるテンパイ」に近づくかといわれると、怪しいところなんだ。
3p、2m、8mの何を切ってもイーシャンテンにはなるんだけど、次に5・8pを引いてテンパイしても一度単騎待ちに受けないといけない。役が無いから他の人から出ても和了れないし、次にいい形に手が変わりしても役ができない場合もある。
では9mを切るとどうだろうか。もちろん7mは使いにくくなってしまうんだけど、1sを残すことで今度は2s引きがかなり嬉しい。
どちらも同じく有効牌1枚を引いた後なんだけど、9m切りの場合、次に同じ5・8pを引いても今度は役がある両面待ちのテンパイが組めるんだ!」
ほんとだ!
私、面子を増やすことにばっか目が行ってました。
しかも平和のテンパイになりやすそうで、最後に黙テンの選択もできるじゃないですか。
戸井田「これだけ点差が近い状況で、リーチしないと和了れないテンパイは、できれば避けたいもんね。」
成多「今回は点数関係なく、ただ和了ればOKだからね。全員がトップを狙える状況だし、みんなしばらくはまっすぐ進行するだろうから、ケアされにくい黙テンの選択ができる役ありテンパイはかなり偉いはず。
だから僕は9m切りがおすすめかな。
こういった「最速で和了れるテンパイ」を組むにはどうすればいいか思考することは、まさに和了るための努力のうちの一つだね。」
ポイント②:高打点で和了るための努力
成多「さっきは和了るための努力のうちの一つとして「最速で和了れるテンパイ」を組むことが大事って教えたよね。
でも、麻雀はこれだけじゃ勝てないのは何となくわかるよね?」
そうですね~。
ちまちま点棒集めても、最後に他の人から跳満とか倍満を和了られちゃうと、一回で捲られちゃいますもんね。
成多「そうだね。
ましてや1Dayの大会だと優勝するために多少のリスクを負ってでも、大きな和了りを目指してくる人も多い。
最速で和了れるテンパイは、そういった大物手を阻止する役割もあるんだけど、もし仮に自分以外の全員が毎回大物手を狙って来たとすると、1人では全て捌くことは難しいよね。
なので自分にも高打点が見えるときには、しっかりと満貫級・跳満級のテンパイを目指した方がいいんだ。」
何より跳満とか和了れると気分がいいですからね!
それでトップ取れればその日がハッピーです。
成多「高打点は大きなトップを取るためにも重要なんだけど、負けてしまってるときには逆転の一手の役割も担ってくれるから、打点の種は見逃さないように、常にアンテナを張り続けるようにしよう。
それじゃ今度は打点を意識して東風戦で打ってみようか!」
らじゃ~(^^ゞ
、、、あっ!何かチャイナ服もう1着あるみたいなんで、気分転換に着替えて来ますね!
戸井田「なんだかんだノリノリだなw」
ーーーー麻雀中ーーーー
満貫放銃やツモられたりで15,000点持ちのラス目(東3局)
東風戦 東3局 西家
東:34500
南:23300
西:15000
北:27200
ーーーーーーーーーーー
成多「ちょ、ちょ、ちょっとストップ!!」
え?なんですか急に、、、
成多「流石に止めさせてくれ!
今回は何を意識するって話だったっけ?」
打点ですけど、、、
成多「そうだね。
それじゃこの手って結構明確な打点の種があるのわからない?」
打点の種?
え~と、、、
あっ!三色!
成多「そうそう。
多分安全度とか考えて3mを先に処理しようと考えたんだと思うんだけど、まだ巡目も早いし、ここは打点の種である手役を追ってもいいと思うんだ。」
見落としてました、、、
成多「それに今はラス目だしね。
今回は時間の関係で東風戦で打ってるけど、それはつまり東3局は半荘戦でいうラス前(南3局)と一緒の状況なんだ。
それを考えると、最短でこの局を入れてあと2局しか残っていない。
麻雀は残りの局数が多ければたとえ点数が少なくても挽回のチャンスがある競技だ。
だけど局数が減れば減るほど、不本意な状況でリスクを背負わざるを得なくなっていく。なので取り返しの効くうちやチャンスがある状況で多少のリスクを負ってでも大きなリターンを得られるように立ち回ることも大切なんだ。
それを踏まえたうえで、続きを打ってごらん。」
わかりました!
ここは一旦1mを打ちますね。
ツモ6m、、、。
トップ目の親と19500点差。
5p引いたとき三色同順が確定するしタンヤオもつくし、9p切ってもいいかな、
、、?
勝った、、、
ツモ!4000-8000!!(立直、ツモ、平和、タンヤオ、三色同順、赤、赤)
どうですか!
オーラスがまだ残ってるけど、一旦捲りましたよ!
私様、凄くないですか?
成多・戸井田「力強い、、、ww」
ーーー麻雀中ーーー
オーラス(東4局)もタンヤオドラ3の満貫を和了って無事トップで終了。
ーーーーーーーーー
最初の半荘から2連勝~♪
私様、当日の大会も優勝しちゃうかもしれませんね!
戸井田「すぐ調子に乗るwww」
成多「倍満和了ったときの打9pは意見が割れるかもしれないけど、点数の差を考えたうえでの選択なら、よくできましたと言っていいかな。」
ふっふっふ~( ¯﹀¯ )どや
成多・戸井田『うぜぇ~www』
ちなみにさっき「まだ巡目も早いし」みたいな話しがちょっと出たじゃないですか。
何巡目くらいまで打点を見てもいいとかって基準はあるんですか?
戸井田「周りの進行速度は正確に把握できないから、何巡目までは安全であると厳密にいうことは難しいかな。だから1段目(1~6巡目)2段目(7~12巡目)3段目(13巡目~)のようにざっくりとした判断基準を設けるとわかりやすいかもね。」
ほうほう。
成多「1段目は夢を見る時間。将来の和了りのために好形・高打点を目指して手を組む。
2段目は現実を見つめる時間。最高形でなくとも手数を増やすためにテンパイへの受け入れを増やしたり、打点を下げてでも鳴いてテンパイを取ったり、妥協も視野にいれる。
3段目は現実を受け入れる時間。手変わりがある手でもテンパイを受け入れたり、鳴いて役のない形式テンパイを目指したり、失点しないためにオリたりを選択しないといけない。
僕のイメージはそんな感じかな。」
おぉ~。なるほど参考になります。
じゃぁ、私の就職活動もそろそろ3段目かな、、、
成多・戸井田「・・・・」
続く、、、
所属リーグ:D1リーグ(スタートもD1から、、、)
実績:特になし
好きな役:一発!(あの快感がたまらん)
成多 嘉智
所属団体:RMU(A級ライセンス)
入会:2014年9月
所属リーグ:B1リーグ
実績:第3期白虎杯優勝、2016年度ジュピターカップ優勝、2018年度後期クライマックスリーグ優勝
好きな役:リーチ、タンヤオ、ホンイツ
YouTubeチャンネル:カロリーチャンネル
戸井田 岳大
所属団体:RMU(B級ライセンス)
入会:2019年4月
所属リーグ:C1リーグ
実績:2020年度飛翔位戦 優勝・2020年度新人王戦3位
好きな役:七対子
第一回ケムール杯開催決定
〜10月3日(日)|賞金総額50万円&Mリーグプロも参戦予定〜
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