いまいち成績がパッとしない女流雀士に1Day大会の勝ち方を伝授してみた〜略して「いま勝ち」〜vol3

第一回ケムール杯開催決定
〜10月3日(日)|賞金総額50万円&Mリーグプロも参戦予定〜
詳細はこちら>>
※ご応募お待ちしております!!

麻雀LIFEをお楽しみの皆さんお久しぶりです!

RMU所属の藤岡です。

とうとう1Day麻雀大会「ケムール杯」の詳細が公開されましたね!

参加費無料で賞金総額50万円?!

参加費はかからないようにするとは聞いていたんですが、賞金がこんなに出るなんてびっくりですよ、、、

金欠就活生の私にとっては一攫千金のチャンス到来!って感じですね。

優勝できたら、アレコレ買って、美味しいもの食べて、旅行行って、、、

ぐへへへ(*´艸`*)

おっと失礼。では参加方法をご紹介!
Twitterで大会概要ページのURLを添付して参加表明をツイートするだけ!


「https://kemur.jp/kemur_mahjong_cup1」
↑このURL使ってね☆

それじゃ金ゲフンゲフン、、、麻雀の上達のため、先生に教わっていきましょう!(¥∀¥)

戸井田「願望一生ダダ洩れじゃんw」

なんのことでしょう??

戸井田「まぁいいかw

前回は「攻め方」について学んだよね!

攻撃と来たら次は何か分かるよね?」

待ってました!
ズバリ必殺技ですね!!

戸井田「何でだよww
「攻撃」ときたらつぎは「防御」。

今回のテーマは「守り方」についてレクチャーしていくよ。」

え~

守り方ですか、、、

1Dayの大会だから攻め続ければいいんじゃないんですか?

ぶっちゃけ、守り方もオリすればいいだけで、教わることもないと思うんですけど。

※ベタオリ=自分が放銃しないことを最優先に考えて打牌選択をすること

戸井田「ほうほう。

じゃぁこの手で何切ったか憶えてる?」

えーと、確か白ですね。
自分の手牌、とてもじゃないけど戦えないですし、安牌の字牌切りました!

戸井田「うんうん。
じゃ、次は?」

自分から4枚見えてて絶対に当たらない南ですね!

今のところ完璧なベタオリです♪

戸井田「・・・この後どうなったか憶えてないの?

最後にこれ」

あ~これですね。
上家から急に立直が入って、二人の共通安牌がなかったので、5mの筋の8m切ったんでした。

そしたら、立直一発ドラ4の跳満に放銃しちゃいました(笑)

でもこれはしょうがないですね。

しっかりベタオリしてましたもん。

戸井田「残念だけどこれは、実力放銃だね。」

え???

じゃ何切ればよかったと?

戸井田「実はこれ、最初の立直が入った段階で、白や南を切っちゃダメだったんだよね。」

え、それじゃ、9mとは9pを切るべきだったってことですか?
でもそれだとダブ東鳴いてる親にさらに鳴かれちゃうかもしれないですか。

戸井田「その考え方自体は悪いことじゃないね。

確かにダブ東鳴いてる親は脅威ではある。

だけど、今この瞬間一番通りそうな牌を先に処理してしまうと、終盤で立直には通っているのに親に打てない牌になってしまったり、今回みたいに2家目の立直に対応出来なくなっちゃうんだ。

まさに今回みたいにね。」

成多「立直入った瞬間、立直者に通っていて親にも鳴かれにくい牌があるのは分かる?」

鳴かれる鳴かれないは切って見ないと分からなくないですか?

戸井田「注目するのは1巡前の6mだよね。

6mを鳴かれていないということは、9mのチーはほぼ無い。」

確かに、そうですね、、、

戸井田「それにこの場合、もし9mがなかったとしても、字牌より先に9pから切った方がいいと思うけどね。

降りるときに意識して欲しいのは、立直者以外に通っていない、今後危険牌になりうる牌から先に処理するということ。

そうすれば、今回みたいに数巡後に2人目の立直が入っても、ほぼ確実に通る字牌を手牌に残しておけるから、筋とかに頼る必要も無くなる。」

成多「それか、引き出しの一つとして、あえて鳴かれそうな方を切るって戦略もあるんだ。」

それって大丈夫なんですか?

成多「あくまでも、戦術のうちの一つとして憶えておくといいよ。
まず1つ目のメリットが、立直者の「一発」という偶然役を消せるかもしれない。
2つ目が鳴かせた人を前に出させ、立直と戦わせることで、お互いに放銃しあってもらう。
そうすることで、ツモられて失点する可能性を減らすことができる。

あとは、立直者に通っていない牌を切ってくれることで、自分の安牌が増えるかもしれない。」

なるほど、そんな方法もあるんですね。

戸井田「もちろんデメリットもあるよ。
例えばこの瞬間にテンパイが入っていて放銃してしまう、立直者と鳴いた人の決着が長引いて自分の安牌が無くなってしまう、流局したときの失点が増えてしまうとか。

だから状況によって使い分けるといいかもね。」

ふむふむ。
憶えておきます!

戸井田「話しは戻るけど、あの時9mから切っていれば、立直者への安牌も残せていたかもね。

例えば立直後やテンパイしているときの放銃はリスクを承知の上で、リターンを取りにいっているので多少は仕方がないことだと思う。

だけど価値の少ない手牌で放銃してしまうのは勿体なさすぎるよね。

こういった無駄な放銃をすればするほど、勝利から遠ざかってしまうんだ!」

ベタオリするのにもいっぱい頭を使うんですね~。

戸井田「そうだね。

今通る牌を無計画に切っていくだけじゃ、不測の事態に対応できなくなってしまう。

常に先を見据えたうえで、どこから立直が来るのか、どこがテンパイしていそうかといったことを考えて、小さな情報でも見落とさなないようにアンテナを張り巡らさないといけないんだ。」

成多「ベタオリも難しいだろ?」

はい~

攻めるとき以外にもこんなに考えることが多いなんて、、、

戸井田「それに、守備はベタオリだけじゃないんだよ!
丁寧な守備が攻めに発展することもあるんだ。

例えばこの手順なんかは、守備を意識しつつ、最終的に攻撃に発展できてたんじゃないかな。」

東1局0本場 親
安牌の發や赤5m切り立直に比較的通りそうな2mを切る。

西の暗槓が入って通っていない7mをキャッチ。
7mは比較的通りそうだけど、中筋になった6sを切って、テンパイしたら勝負の構え。

同じく比較的通りそうな3mをキャッチ。
しかし、3mと7mをどっちも押すには手配の価値があまり高そうじゃないため、現物の南を対子落とし。

その間に3pをツモってイーシャンテン復活。

槓ドラの7mをツモってきて、一気に勝負手に!

立直!(キリッ)

戸井田「結局は流局したけど、親番維持のために簡単にベタオリしないで粘った結果、連荘に繋がってたね。

あれは良かったと思うよ!

もちろん、途中で切った2mや3m、6sが当たることもあるからテンパイが遠い状態からこういった粘りはおすすめできない。

だけど1Day大会の親は重要な加点チャンスでもあるから、イーシャンテンの状況から丁寧に粘って攻め返せるのであれば、積極的に押し返していきたい。

立直を他家から先に打たれることの方が多い競技だからこそ、粘って押し返す技術も必要になってくるね。」

ありがと~ござま~す!(あんま憶えてないw)

成多「もちろんまっすぐ勝負したほうがいい時もあるから、難しいところだよね。」

戸井田「じゃ今回のまとめと行こうか。」

①ベタオリの際は先を見据えた打牌選択をする
今は安全牌でも将来的に危険になりうる可能性がある牌もあるので、切る順番は意識しよう。
②自分の手牌価値が低い時の放銃は無駄な失点
自分が全然攻める手牌ではないのに放銃してしまうと、それだけ勝利から遠ざかってしまう。
③丁寧な粘りが攻撃に発展することもある
先に立直を打たれたからといって、すぐにベタオリしてしまうと、失点する一方である。時には粘って攻撃のチャンスを待つことも必要。

鉄壁の守りか、攻めるための粘りか、自分都合の攻めか、、、
状況にに応じて選択を変えないといけないってことですよね~

難しいです。

成多「そうだね。
攻めの技術が「憶えていると勝てる技術」なら、守りの技術は「憶えてないと負ける技術」っていうのが今回で分かったんじゃないかな。」

はい!
攻め方と守り方の極意を教わって、見え方がガラリと変わりました。

今ならどんな相手だろうと簡単には負けない気がします!!

戸井田「だから、どこからその自信が出てくるんだよwww」

成多「そうか、、、

たしか次回が大会前最後の修行だったね。

では、これまで学んだことを駆使して私たち2人を倒して見せるがよい!」

それ気に入ったんですか?www

成多「・・・うむ」

続く、、、

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