タバコの人気ブランドとして長く愛されているマールボロは、いまや紙タバコのみならず加熱式タバコIQOSのヒートスティックも安定的人気を誇っており、「マルボロ」の愛称でも親しまれています。
一方、にわかに聞こえてきた「マールボロ販売終了」という声に驚いている方も多いのではないでしょうか?
今回はマールボロの紙タバコ銘柄現行全種類の特徴・値段や、販売終了の噂の真相について解説します。
そもそもマールボロ(マルボロ)とはどんなタバコ?
マールボロはアメリカに本社を置くフィリップモリスが製造・販売するタバコのブランドで、日本では日本たばこ産業が製造・販売を行ってきました。しかし、ライセンス契約終了を機に、フィリップモリスより輸入され国内販売されています。
格調高いパッケージデザインは数あるタバコブランドのなかでも高い認知度がある他、深いコクと上質な風味により国内でも常に上位の人気を保っています。
特にマールボロ・ライト・メンソール・ボックスは、近年販売実績において上位20銘柄に度々ランクインするなど高い人気です。
マールボロの歴史
マールボロは日本で最も有名な海外のタバコと言えます。赤いパッケージに憧れて初めてのタバコをマールボロにしていたという人も多いです。
マールボロは1924年から国内で販売されているタバコであり、長い歴史をもっています。1924年と言えば日本では大正13年であり、まだまだタバコは一般的ではなかった時代です。当時は高級タバコとしてホテルやリゾート地で販売されていました。
ちなみにマールボロは海外では1885年から販売されていました。ただ、1885年当時は売り上げとしては厳しいものだったと言われ、今とは真逆の苦しい時代を過ごしていたのです。
マールボロとモータースポーツ
マールボロはモータースポーツのスポンサーも行っています。
1970年代初頭からスポンサーカラーとしてレースマシンにカラーリングが施されています。それ以来、さまざまなカテゴリーでマールボロカラーのマシンが見られるようになりました。
ただし、1980年代になったころにタバコ関連広告掲示が禁止になったことで、マールボロカラーのレースマシンも変更を余儀なくされたのです。そのため、ロゴ部分のデザイン変更などがされています。
コンビニで買える紙巻きタバコのマールボロ全種類の味と値段
マールボロは世界の市場シェアナンバーワンのブランドです。愛煙家の中でマールボロを知らない人はいないでしょう。元々は女性向けのタバコだったのですが、1954年から赤いルーフトップのデザインに変更され、現在まで続くシンボルマークとして親しまれています。
1885年当時に発売された時は売れ行きが良くなかったのですが、現在では世界シェアナンバーワンにまでのし上がっているブランドです。こちらでは、コンビニで買える紙巻タバコのマールボロについて紹介していきます。
レギュラー
マールボロのレギュラーは定番中の定番と言える銘柄であり、愛煙者の中でも特に高い人気を誇っています。さまざまなタイプがありますが、その中でもレギュラーは安定した人気を誇っている銘柄で飽きない味が好評です。
◆マールボロ(ソフト)
タール |
12mg |
ニコチン |
0.9mg |
赤いルーフトップが特徴的なデザインのパッケージであり、定番銘柄で20本入り600円です。
上品でありながらコクの深い味わいが特徴的であり、大人向けの銘柄です。男のタバコとして人気があります。タバコ特有の苦味の中にまろやかな甘さを感じられる銘柄です。通称赤マルと呼ばれて親しまれています。
◆マールボロ・ボックス
タール |
12mg |
ニコチン |
0.9mg |
マールボロ・ボックスは基本的にソフトと違いはありません。こちらも20本入り600円です。
ソフトとボックスの違いとしてはパッケージのみでタバコの味などは変わりません。ただしよりクラシカルでスタイルを感じさせるソフトよりも、ボックスのほうが中身の乾燥しづらいという利便性があります。乾燥するとタバコの甘みが損なわれ、辛みが強くなるので1日の本数がそれほど多くない人にはボックスがおすすめです。
◆マールボロ・ミディアム
タール |
8mg |
ニコチン |
0.7mg |
マールボロ・ミディアム・ボックスは軽めの吸い心地が特徴的です。20本入り600円です。
マールボロのソフトやボックスのような風味を好んでいるけど重たく感じる人におすすめです。マールボロならではのコクや苦みを軽く吸えるので初めてのタバコとしておすすめされています。実際に初めてのタバコはミディアム・ボックスを選んだという口コミも多いです。
◆マールボロ・ゴールド・ボックス
タール |
6mg |
ニコチン |
0.5mg |
マールボロ・ゴールド・ボックスはレギュラー同様の味わいですが、苦みが抑えられているので吸いやすさに特化しています。20本入り600円です。
クセの少ないマールボロ・レギュラーと例えている人もいました。マールボロならではのコクを手軽に楽しめる銘柄です。パッケージもホワイトとゴールドで上品かつ高級感を与えてくれます。
◆マールボロ・ゴールド・ 100’s・ボックス
タール |
6mg |
ニコチン |
0.5mg |
マールボロ・ゴールド・100s・ボックスは20本入りで600円で販売されています。
ゴールド・ボックスのスリムバージョンであり、ロングタイプのタバコなのでマイルドな吸い心地があります。吸い心地の良さを感じながらも、マールボロ特有の豊かで深いコクを感じられる銘柄です。重たくないタバコを求めている人におすすめです。
メンソール
一般的なレギュラータイプは赤マルと呼ばれ、メンソールはマルメンと呼ばれています。
爽快感のある味わいが特徴的で、メンソール好きと言う人はほとんどマルメンを選んでいるほど根強いファンがいる銘柄です。
◆マールボロ・メンソール・12・ボックス
タール |
12mg |
ニコチン |
0.8mg |
マールボロ・メンソール・12・ボックスは20本入り600円です。
レギュラータイプにあるキック感を残しながらも、メンソール特有の爽快感を味わえる銘柄となっています。メンソール感とタバコ感の両方を求める人におすすめです。メンソール感とタバコ感のバランスが良い銘柄として愛煙者のあいだで長く愛されているタバコです。
◆マールボロ・メンソール・8・ボックス
タール |
8mg |
ニコチン |
0.6mg |
マールボロ・メンソール8・ボックスは20本入り600円です。
程よいメンソールが心地よい喫い心地の1本で、強すぎないタバコ感が人気のひとつの理由です。メンソールが強すぎないので、適度なタバコ感を味わえる銘柄です。バランスの良い味わいを求める人におすすめです。
◆マールボロ・メンソール・8・100’s・ボックス
タール |
8mg |
ニコチン |
0.7mg |
マールボロ・メンソール8・100s・ボックスは心地よいメンソールの爽やかさと、タバコ特有の旨みやコクが絶妙に調和しています。20本入り600円です。
濃すぎず薄すぎずのバランスの良さに定評があり、マールボロテイストの味を楽しみながら、メンソールのフレッシュな爽快感を感じられるタバコです。
◆マールボロ・メンソール・4・ボックス
タール |
4mg |
ニコチン |
0.3mg |
マールボロ・メンソール・4・ボックスは20本入り600円です。タールが4mg、ニコチンが0.3mgと控えめな銘柄です。
控えめのキック感がメンソールの上品な風味を際立たせています。他の銘柄よりも軽さに定評がありますが、マールボロ特有のコク深さを感じられます。抑えられたタバコ感がメンソールの爽やかさと上手くマッチしている銘柄です。
◆マールボロ・ブラックメンソール・8・ボックス
タール |
8mg |
ニコチン |
0.5mg |
マールボロ・ブラックメンソール・8・ボックスは20本入り600円です。
ブラックメンソールという銘柄の名前から分かるように強烈なメンソール感を味わえます。強めのミントテイストがあり、吸い終わった後も舌の上にメンソールの辛さがピリピリと残るほどです。普通のメンソールタバコには飽きてしまい、より鮮やかな爽快感を味わいたいという人には、ぜひ1度試してもらいたい1本です。
カプセル
マールボロシリーズはクラシカルな銘柄だけではなく、メガカプセルを搭載した銘柄もラインナップが豊富で人気があります。カプセルを潰すことで冷たいメンソール感を味わえます。
潰す前と潰したあとの喫味の変化を楽しめる、1本で2度美味しいタバコをご紹介します。
◆マールボロ・アイスブラスト・メガ・8・ボックス
タール |
8mg |
ニコチン |
0.5mg |
マールボロ・アイスブラスト・メガ・8・ボックスは20本入り600円です。
黒のパッケージに涼しげな青のルーフトップが特徴的です。マールボロが持つコクの深さと強烈なメンソールを掛け合わせた銘柄です。そのため、レギュラーやメンソールとは異なる独特な味わいがあります。カプセルを潰す前と後で大きく印象が変わるのでそのふたつの違いを楽しむユーザーも多いです。
◆マールボロ・アイスブラスト・メガ・5・ボックス
タール |
5mg |
ニコチン |
0.3mg |
マールボロ・アイスブラスト・メガ・5・ボックスは20本入り600円です。
適度なタバコ感を味わえる銘柄ですが、その後に続く強烈なミントはピリッとさせますがバランスが良いので洗練された味で気分転換やリラックス時の一服にも最適です。。吸い終わった後の余韻も残るので、爽快感と満足感を味わえる銘柄です。
◆マールボロ・アイスブラスト・メガ・1・ボックス
タール |
1mg |
ニコチン |
0.1mg |
マールボロ・アイスブラスト・メガ・1・ボックスはメンソールの爽快感を中心に味わいたい人向けの銘柄です。20本入り600円です。
タールも1mgと控えめなのでタバコの味わいは薄く、喫い心地も軽くなっています。メンソールの冷涼感をメインに味わいたいという人におすすめの1本です。カプセルを潰すことでより強烈な爽快感を味わえます。
◆マールボロ・ダブルバースト・5・ボックス
タール |
5mg |
ニコチン |
0.3mg |
マールボロ・ダブルバースト・5・ボックスは20本入り600円です。
2種類のカプセルが搭載されていて、メンソール感を自分好みに変えられます。片方だけつぶすだけでも爽快感がありますが、ふたつ潰した時はクセになるほどの強いメンソール感です。その強いメンソール感を求めて、この銘柄に乗り換えたという口コミも見られました。
◆マールボロ・ダブルバースト・パープル・5・ボックス
タール |
5mg |
ニコチン |
0.3mg |
マールボロ・ダブルバースト・パープル・5・ボックスは、20本入り600円です。
こちらに搭載されているカプセルの片方はメンソール、もう片方はブルーベリーフレーバー。カプセルの潰し方でブルーベリーのフルーティな味わいとメンソールの爽快感を味わうことができます。フルーティな味わいながら甘さは控えめなのも特徴です。
マールボロ販売終了って本当?
マールボロの紙タバコが販売終了するという噂を耳にしたことのある愛煙家は多いのではないでしょうか?
実はマールボロの製造・販売元であるフィリップモリスは2021年、今後10年以内に日本での紙巻きタバコ事業を終え、撤退することを表明してマールボロファンを驚かせました。 加熱式タバコの台頭・浸透や紙巻きタバコに対する逆風が撤退の理由と見られています。
フィリップモリスは他にもラークなどの有名タバコ銘柄を製造・販売しています。
マールボロのかわりにおすすめできるタバコ5選
マールボロと合わせて他のタバコを楽しみたい人や乗り換えを考えている人におすすめの銘柄がいくつかあります。どれも人気の銘柄であり、名前を聞いたことがあるはずです。こちらでは、マールボロの代わりに楽しめる銘柄を紹介していきます。
ただ、銘柄によって味わいの深さやタバコ感の強さは異なるので注意しましょう。ここで紹介する内容を参考に、自分に合った喫味の銘柄をぜひ見つけてください。
これから紹介するのはマールボロを楽しんでいた人が切り替えた銘柄としても知られています。
アメリカンスピリット
アメリカンスピリットは無添加100%のタバコです。香料や保存料、燃焼促進剤が一切入っておらず、品質の良いタバコ葉だけを使った銘柄です。そのため、タバコ葉本来の味わいを楽しめます。14本入り420円です。
ちなみにアメリカンスピリットも以前は20本入りでしたが、2022年6月より14本入りにリニューアルされています。
1本の燃焼時間が長いアメリカンスピリットのタバコ葉を、良質な状態のまま最後まで楽しんでもらえるようにという狙いがあるのです。
1箱の金額も本数が少なくなったことで安くなったのでしょう。1本あたりの金額は変わりませんが、1箱600円程度のタバコが多い中、少し安く見えるという口コミがありました。
ピース
ピースはダンディな雰囲気が特徴的な銘柄です。ピースならではの特徴としてバニラの華やかな香りと旨味があります。ピース ライト ボックスであればタールやニコチンは控えめで、そこまで重くないタバコを求めている人におすすめです。
ピースは1965年から販売されている伝統的な銘柄で、一度吸ったら忘れられない美味しさとまで言われています。価格は20本入り600円です。
タバコの苦味とバニラの甘味が口の中に広がり、大人の感覚を味わえます。タバコに甘味を求める人にもおすすめの銘柄です。クセのある味ではなくシンプルな味とバニラの旨みがマッチしているので吸いやすさにも定評があります。
メビウス
メビウスは尖った特徴がなく、多くの人が喫いやすいと思える銘柄です。王道的な味わいなので、タバコ本来の渋みや甘味を十分に楽しめます。タバコと言えばメビウスを思い浮かべる人も少なくないでしょう。独特なクセを作らない代わりに万人受けするような味わいがあります。価格は20本入り580円です。
昔からの愛煙者であれば、メビウスの名前よりもマイルドセブンの方が馴染み深い人も多いと思います。元々はセブンスターのマイルド版として販売されたのが始まりです。2012年にマイルドセブンからメビウスに名称変更をしました。セブンスターのような強いキック感はありませんが、角の取れたマイルドな喫味を楽しむことができます。
ウィンストン
マールボロのレギュラーと似た味わいとしてよくあげられているのがウィンストンです。タバコらしい苦味とコク、そしてほのかな甘みとマールボロに酷似した特徴があります。販売元がマールボロに似ていると発表しているわけではなく、ウィンストンのレビューにマールボロと似た味わいと表現する人が多いのです。価格は20本入り530円です。
マールボロと似た味わいを求めている人はウィンストンを試してみましょう。もちろん全く同じ味わいではありませんが、味の系統はマールボロと似ているので楽しむことができると思います。ちなみに2015年にキャビンブランドとキャスターブランドがウィンストンブランドに移行しました。
キャメル
ラクダのパッケージが特徴的なキャメルは昔から多くの愛煙者に吸われていた銘柄です。価格は20本入り430円です。
タバコ税の度重なる値上げにより、今や1箱500~600円という価格が当たり前の時代ですが、キャメルが展開するクラフトシリーズは20本入り430円という脅威の価格で販売されています。財布に優しいタバコとして、多くの愛煙家が乗り換え先として選んでいます。
キャメルの特徴は、ガツンとくる喫いごたえです。これぞタバコという喫い心地を味わえるというレビューが多く寄せられています。マールボロのように苦みやタバコ感を求める人におすすめの銘柄です。
アイコスで吸えるマールボロ全種類の味と値段
2021年のフィリップモリスの発表からも分かる通り、紙巻タバコではなく加熱式タバコを愛用する人が増え、市場も加速度的に加熱式タバコへ移行していく流れはもはや止めることができないと言えます。
こちらではアイコス(iqos)で吸えるマールボロについて紹介していきます。紙巻タバコから加熱式タバコに切り替えを考えている人は、どのような味わいなのかをチェックして、紙巻きのままなのか加熱式タバコに切り替えるのかを検討してみてください。
結論から言えば、どちらもマールボロらしさがあるので優劣はつけがたいです。どちらにも魅力があるとだけ言えます。紙巻と加熱式、それぞれにお互いにはない魅力があります。アイコスで吸えるマールボロは種類が多いので自分好みを見つけられるはずです。
レギュラー
アイコスで吸えるマールボロにも紙巻きタバコ同様にレギュラーとメンソールがあります。こちらではまず、レギュラーの特徴について紹介していきます。
種類が多いのでどんな特徴があるかを確認してみましょう。
◆マールボロ・ヒートスティック・レギュラー
マールボロ・ヒートスティック・レギュラーは20本入り600円です。
アイコスが発売開始時から展開されている銘柄です。最初に発売された銘柄ということもあり、若干の雑味はありますがそれも個性やクセと考えると気にならない程度です。その雑味も合わせてうまいと感じさせる味で今も人気があります。
◆マールボロ・ヒートスティック・バランスド・レギュラー
マールボロ・ヒートスティック・バランスド・レギュラーは20本入り600円です。
レギュラー同様にアイコス発売開始時から親しまれている銘柄です。レギュラーのライト版であり、クセを抑えているので吸いやすさに定評があります。紙巻きタバコで軽めのものを吸っていた人におすすめです。
◆マールボロ・ヒートスティック・スムース・レギュラー
マールボロ・ヒートスティック・スムース・レギュラーは20本入り600円です。
赤マルと同じく樹木のような香りが印象的であり、赤マル愛煙者からも人気が高い銘柄です。レギュラーとバランスドレギュラーの中間のような味わいがあります。レギュラーよりは抑えつつ、バランスドレギュラーよりは吸いごたえのある味わいを得られます。
◆マールボロ・ヒートスティック・リッチ・レギュラー
マールボロ・ヒートスティック・スムース・レギュラーは20本入り600円です。
赤マルと同じく樹木のような香りが印象的であり、赤マル愛煙者からも人気が高い銘柄です。レギュラーとバランスドレギュラーの中間のような味わいがあります。レギュラーよりは抑えつつ、バランスドレギュラーよりは吸いごたえのある味わいを得られます。
メンソール
アイコスで吸えるマールボロでもメンソールを楽しむことができます。。こちらでは、各銘柄の特徴やどの程度の爽快感があるのかについて紹介していきます。男女共に人気があるメンソールのスティックは要チェックです。
◆マールボロ・ヒートスティック・メンソール
マールボロ・ヒートスティック・メンソールは20本入り600円です。
アイコスの販売開始時から展開されていて、メンソールタイプの基準と言われています。
コクやメンソールの爽快感があり、シンプルな味わいを求める人におすすめです。フレーバーなしの王道メンソールなので、フレーバーメンソールが苦手な人も愛用しています。
◆マールボロ・ヒートスティック・ミント
マールボロ・ヒートスティック・ミントはメンソール同様にアイコス販売開始時から展開されている銘柄です。価格は20本入りで600円。
メンソールシリーズの中でももっとも優しい味わいが特徴的な銘柄です。メンソールもマイルドので、メンソールを喫うことで心地よい清涼感を求めている人におすすめです。
◆マールボロ・ヒートスティック・ブラック・メンソール
マールボロ・ヒートスティック・ブラック・メンソールは20本入り600円。
ブラックという名前がついている時点で察している人も多いでしょうが、メンソール感の強さはこれまでの比ではありません。ガツンと来るメンソールは慣れていない人は涙が出るほどです。甘味を極限まで抑えた結果、ストレートでストイックな爽快感を実現させました。
フレーバー系メンソール
加熱式タバコに多く販売されているもの、それがフレーバー系メンソールです。メンソールではあるのですが、メンソールを重視しているのではなく各種フレーバーと一緒に楽しめます。いろいろなフレーバーがあるので気分転換などにフレーバーを変更して楽しむ人もいます。
◆マールボロ・ヒートスティック・イエロー・メンソール
マールボロ・ヒートスティック・イエロー・メンソールは20本入り600円です。
パッケージを開けた瞬間から強いメンソール感を味わえます。その強さは目に染みるほどというレビューもありました。ガツンとメンソール感を味わえるシトラス系フレーバーです。クリアな喫味のため、万人受けするフレーバーとして紹介されていることもあります。
◆マールボロ・ヒートスティック・パープル・メンソール
マールボロ・ヒートスティック・パープル・メンソールは20本入り600円です。
ベリー系フレーバーメンソールであり、芳醇なワインのような香りが漂います。メンソールの強さもありますが、どちらかと言えば香りやコクの方が強い傾向にあります。初代のフレーバーメンソールのひとつであり、この時点での完成度の高さに愛用者は多いです。
◆マールボロ・ヒートスティック・トロピカル・メンソール
マールボロ・ヒートスティック・トロピカル・メンソールは20本入り600円です。
オレンジ色のパッケージからトロピカル感を覚えるものであり、南国を連想させるフレーバーです。ただ、あくまでメンソールが主役であり、煙を吐き出す時にトロピカルな後味を感じることができます。フルーツの甘みが舌に残る感覚は少なく、リフレッシュしたい時にもおすすめです。
◆マールボロ・ヒートスティック・ブライト・メンソール
マールボロ・ヒートスティック・ブライト・メンソールは20本入り600円です。
加熱式タバコが初めての人にもおすすめされているバランスが良いフレーバーです。清涼感の強さはあっても辛味を感じさせない特徴があります。清涼感だけを心地よく感じられる銘柄のひとつです。フレーバーとしては柑橘系の爽やかさがあり、暑さを感じる時こそ味わいたい銘柄です。
◆マールボロ・ヒートスティック・フュージョン メンソール
マールボロ・ヒートスティック・フュージョン・メンソールは20本入り600円です。
メンソールの強さよりも香りやコクの方が強い銘柄です。爽やかなシトラス、上品なラベンダーやフローラル感は高級なアロマを感じさせてくれます。若干のピリッとした感覚はあっても、辛味が続くほどではないので初心者におすすめのフレーバーです。
アイコスでマールボロが吸えなくなる?
加熱式タバコのアイコスで吸えるマールボロの銘柄ですが、2024年1月を目途に販売終了することが決まっています。2024年1月になくなるわけではありませんが、店頭在庫がなくなり次第そのまま終了となります。
そのため、2024年1月になったらもちろん、その前からコンビニなどでも入荷予定がなくなり品薄になることが考えられます。愛煙者が多いことでも有名なマールボロブランドだっただけに、突然の販売終了は多くの人に動揺を与えました。
ただ、この発表が加熱式タバコの規模縮小を意味しているのではないことは付け加えておく必要があります。マールボロで使用していたブレードタイプのアイコスから、メンテナンスなどがより簡単になった最新型のデバイス「アイコス イルマ」への移行を想定しての動きになります。
最新型デバイスである「アイコス イルマ」についてはこちらでより詳細に解説しておりますので、ぜひ読んでみてください。
加熱式タバコIQOSの最新作デバイス「イルマワン」を解説|大人気フレーバー「オアシスパール」から最新作の茶葉スティックまで紹介
アイコスのマールボロのかわりにおすすめできるタバコスティック5選
アイコスで吸えるマールボロが販売終了することで、次の銘柄はどうするべきか悩んでいる人も多いです。そこで、アイコスのマールボロの代わりにおすすめされているタバコスティックについて紹介していきましょう。
これから紹介していくタバコスティックは現在も人気が高いものばかりです。マールボロから切り替えた人もいるので、吸いやすさに定評がある銘柄です。どんなタバコスティックがおすすめされているのかチェックしてください。
テリア
テリアは20本入り580円でフィリップモリスから販売されています。マールボロと同じタバコ葉を使用しているため、しっかりとした吸いごたえに定評があります。使用できるデバイスは「アイコス イルマ」シリーズですのでマールボロ喫煙時に使用していたブレードタイプのアイコスでは使用できません。
フィリップモリスが公表しているマールボロヒートスティックからテリアへの喫味対照表は以下の通りです。
レギュラー |
||
---|---|---|
マールボロ ヒートスティック リッチ レギュラー |
→ |
テリア リッチ レギュラー |
マールボロ ヒートスティック レギュラー |
→ |
テリア レギュラー |
マールボロ ヒートスティック スムース レギュラー |
→ |
テリア スムース レギュラー |
マールボロ ヒートスティック バランスド レギュラー |
→ |
テリア バランスド レギュラー |
メンソール |
||
マールボロ ヒートスティック ブラック メンソール |
→ |
テリア ブラック メンソール |
マールボロ ヒートスティック メンソール |
→ |
テリア メンソール |
マールボロ ヒートスティック ミント |
→ |
テリア ミント |
フレーバー系メンソール |
||
マールボロ ヒートスティック パープル メンソール |
→ |
テリア パープル メンソール |
マールボロ ヒートスティック イエロー メンソール |
→ |
テリア イエロー メンソール |
マールボロ ヒートスティック トロピカル メンソール ※1 |
→ |
テリア トロピカル メンソール |
マールボロ ヒートスティック ブライト メンソール ※1 |
→ |
テリア ブライト メンソール |
※1 2023年1月下旬をもって納品終了の対象銘柄
センティア
センティアはテリアと同じくフィリップモリスから20本入り530円で販売されています。ヒーツの後継ということもあり、テリアと比較すると安価という特徴があります。
センティアの特徴はマイルドで雑味のない味わいです。そのため、タバコ初心者にもおすすめできる銘柄です。こちらも使用できるデバイスは「アイコス イルマ」シリーズですので従来のブレードタイプのアイコスでは使用できませんので注意が必要です。
刺激が少ないので、強い銘柄を吸っていた人にとっては物足りなさを感じるかもしれません。しかし、味と香りがバランスよく調和されているので、馴染みやすい味わいです。男女問わず愛用できる気軽さがあるので人気が高い銘柄です。
ケント・ネオスティック
ブリティッシュ・アメリカン・タバコのケント・ネオスティックは20本入りで530円です。加熱式タバコ用のタバコスティックでありながら、紙巻きタバコのような味わいを楽しめるように工夫されています。
使用できるデバイスはgloです。アイコスでは吸えませんので注意が必要です。
基本的にケント・ネオスティックはまろやかな味わいを好む人におすすめです。まろやかでありながらも、吸いごたえがあるので紙巻きタバコから加熱式タバコに切り替える人などにもおすすめできます。実際に愛用している人のレビューでは濃い味を楽しめると答えている人が多いです。
メビウス
日本たばこ産業より発売されているプルームXのメビウスは20本入りで500円です。
アイコスでは吸えませんので注意しましょう。メビウス本来の香ばしさやほのかな甘さを感じることができます。タバコ葉のウッディ感、そしてほのかに感じる甘さが口の中に広がります。クセやキレがあるけれど、バランスが整っているので最後まで楽しむことができます。
メビウスのメンソールは、強冷メンソールを含んでおり、突き抜けるような感覚を体験できます。マールボロと似た味わいがあるので、マールボロの代わりに選ぶ人も多いです。紙巻きタバコのような味わいを追求しているのでタバコ感が強いものを求めている人におすすめです。
キャメル
日本たばこ産業のプルームXキャメルも20本入り500円で販売されています。
プルームX専用ですのでアイコスでは吸えません。キャメルはキャメル・リッチとキャメル・スムースが展開されています。リッチ・キャメルはコスパが良く、マイルドな味わいと香ばしさが特徴的です。タバコ葉の葉肉部分であるラミナをブレンドして、旨味をアップさせています。
キャメル・スムースは大人しめの味わいであり、強すぎない味を求める人におすすめです。派手さはない分、愛煙者が求めるポイントをしっかりと踏まえているのでクセのない部分こそクセになったという人も多いでしょう。
まとめ
マールボロはタバコ愛煙家にとって思い出深いというレビューも多いです。他の銘柄に乗り換えても、結局マールボロに戻ってきたという人も大勢いるようです。さまざまな銘柄があるので、自分に合うものを見つけてください。
加熱式タバコについても、マールボロにはさまざまな銘柄があります。ただ、残念ながら2024年1月をもって販売終了となります。マールボロに対応する銘柄はオフィシャルで用意されているので、今からでも「アイコス イルマ」に乗り換え、対応銘柄をぜひ試してみてください。
各銘柄ごとに特徴がありますが、マールボロは愛煙家にとって欠かせない魅力があるとまで言われていました。伝統的かつ人気銘柄であるマールボロは、愛煙家ならぜひ1度喫ってみるべきタバコと言えるでしょう。