たいへんよくもえました【4月後半のSNS炎上ニュース】

なんだか不穏な空気が漂っております炎上ニュース界隈。

こんにちは炎上ウォッチャーのせこむです。

不穏というかね……炎上してるニュースがたくさんあるという意味では、炎上ウォッチャーなら「わー面白い大漁大漁!」的なテンションになってもおかしくない今日このごろなんですよ。

でもねー、なんだかこう「これが燃えるのかぁ……」とどんよりするようなニュースも多くてねぇ。

個人的好みと言われればそれまでなんですが。

いや、こんなテンションじゃいけないいけない!気を取り直して今回の炎上ニュース、行ってみましょー!独断と偏見の炎上度合いランク付けは星5が満点です。

……ほらね。なんで冒頭のような気分になっているか、なんとなく察していただけるかと。

こうなってくるとスシロー炎上が懐かしいくらいです。

①は、最近相次いでいる「ジェンダーレストイレ」問題関連。最近東京では「ジェンダーレストイレ」がどうやら流行っているらしく。

そして作られるたびに「危険」「女性のことを考えていない」と炎上するというのが続いております。最近記憶に新しいのはこの渋谷区幡ヶ谷の公衆トイレですね。
参考:“女性トイレがなくなった”!?何があったか調べてみました

他のフロアに男女別のトイレもあるしそもそも歌舞伎町のビルだしな……とかいろいろ思うところはありますが、燃える気持ちもわかる。

そもそも本当にジェンダーレス当事者たちの声を聞いているか?という問題もありますよね。

ちらほら言われてますが、SDGs案件と同じで「ジェンダーレス」に取り組むとどこからか予算が降りてくるとかそういう状態になってるんじゃないかな、と邪推してしまいます。

②のスープストック炎上は、離乳食提供はすでに一部店舗で行われていたので「子連れが行くような店に行きたくない」「スープストックはこれまでの客を切り捨てるのか」というのは的はずれな批判なんですよね。

あと最近「あれはそんなに炎上してない」っていう言説も出てますが、ワタクシはRTが伸び始めた当初から観測してますけどいやひどいもんでしたよ?

おそらく最初に「子供嫌い」「反出生主義」クラスタに拡散されたのが原因だと思いますが。

③もできればあまり言及したくない話ではありますが、日本の芸能界勢力図が変わりかねない大きな事件なので。

ただこの告発者自体がガーシーや青汁王子あたりと付き合いがあるという点でいろいろ邪推されてしまっているのは事実。

とりあえずTLを「辞めジュ」で検索すると地獄が見えます。

というわけで、今回は④。「祭り」のように盛り上がった統一地方選挙でしたが、あちこちで炎上やらお騒がせやらも起こりました。

代表的なのがこれ、新宿区議会議員選挙に出馬した政治家女子48党の候補者が燃えた件でしょうか。

小さなお子さんを持つというこの斉藤候補者が投下したツイートが、物議を醸します。

わかりますか?抱っこひもを前後逆(おんぶで使用するときの状態でもある)にして装着して、胸を強調しているわけですが。

このツイートに、激烈な拒否反応が起こります。


しかしこれに煽り返す政治家女子。なかなかです。

この火種が燃え始めたことで、彼女の過去ツイートが掘られ炎の勢いが増してきます。

Twitter炎上によくあるパターンですね。

例えばこの赤ちゃんを抱っこひもで抱えてで筋トレをしている姿。これ自体は昨年11月のツイートです。

「危ない」と非難が殺到し、とうとう滝沢ガレソ氏にも補足される始末。


ついでに父親(彼氏?)なる人もなかなかキャラが濃く、2人の赤裸々な生活(性生活含む)が明かされたツイートがどんどん掘られ炎上していきます。

説明するだけであっという間に文字数がかさみそうなのでよろしければこちらのまとめをご参照ください。

参考:政治家女子48党の新宿区議候補の斎藤ゆり、抱っこ紐を性的に見せた動画で炎上。他にも幼児抱っこしてウェイトリフィングなど、虐待では?と問題視される

ちなみに。性的なところやビジュアルの良さをアピールして選挙に出る女性候補というのは常にいまして、今回の選挙でも別に例外ではなく。

例えば今回はこの中野区の渋沢一葉候補。423票でしたがインスタライブで喜んでいる様が印象的でした。

そのポジティブさ、嫌いじゃないです。

ただ性的な感じをアピールするだけでは別に燃えることはないんですよね。

今回燃えたのはもともと「政治家女子48党」自体が悪い意味で注目されていたところに、「抱っこひも」という子育て層に刺さるアイテムを性的文脈に使ったから、という理由だと思います。

ところで。旧NHK党である「政治家女子48党」。

立花元党首がガーシー議員の未登院問題の責任を取り、代表を辞任。

そこで党名変更&新たな代表に据えたのが大津綾香氏で(神奈川県知事選挙で落選)、今回の各地に立てた候補者も若い女性ばかり。


(政治家女子48党HPより)

立花氏が女性を傀儡に使ってるのかな……と邪推するも、この大津綾香氏が覚醒して政治家女子48党が内紛状態、立花氏とバチバチのバトルを繰り広げているというちょっとよくわからない状況に。

各地の選挙演説会場でもトラブル頻発だったらしく、よろしければこの選挙ウォッチャーちだい氏の記事をご一読ください。凄いです。

【選挙ウォッチャー】滅亡寸前のNHK党の街頭演説が絶望的に珍獣博覧会だった件。

これを読むと「パイイコール」くらい全然序の口だったな……と思うことうけあい。

しかしここまで炎上する逸材をタコツボのように集められるというのは立花元党首の才能と言えるかもしれません。

それが役に立つかどうかは置いておいて。

豊島区では元祖迷惑系YouTuberへずまりゅう氏が、武蔵野市ではColabo騒動でも有名になった煉獄コロアキ氏が立候補とネタには事欠かなかった今回の統一地方選挙(双方ともに落選)。

炎上ウォッチャーとしては面白くも、正直もうお腹いっぱい感があります。

というかこの武蔵野市のポスター看板、ひどい状況ですね。


とはいいつつも。どんな目的でも、どんな人でも平等に立候補できるのが選挙というものです。抱っこひもでパイイコールをしても別に自由なのです。

民主主義って、なんだろう……と珍しく真面目なことを考えこんでしまった今回の統一地方選挙でした。

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