“どさんこ”美女のご来店
銀座の7丁目のあたり。名前のついていない通りにある、小さなワイン&シガーバー「Fillers」。
イタリアンワインを愛してやまないマスターと、お客様の気まぐれなお話に耳をかたむけてみましょう。
今夜は女優・羽柴なつみさんをお迎えします。
1998年9 月12 日生まれ。北海道出身。
大学進学後モデルとして活躍、カメラ専門誌で数々の賞を受賞。18年から始めたTikTokでは「ファッション大賞」を受賞、SNS総フォロワー数は100万人を超える。19年から舞台を中心に女優として活動を開始。2021年に発売した初写真集が発売と同時に集英社のサーバーをダウンさせる大ヒット、グラジャパアワード「話題賞」を獲得。2022年4月から地元北海道のSTV情報バラエティー「真夜中のいいね♡」メインキャストに抜擢、2023年からはSTV「どさんこWEEKEND」にレギュラー出演。とかち観光大使も務める。
イタリア産を中心に世界各地から取り寄せたワインとキューバ産のシガーを集めたバー「Fillers(フィラー)」のマスター。
SNS総フォロワー100万人。
初の写真集は集英社のサーバーを落とす大ヒット。
モデルや舞台女優、最近では「とかち観光大使」など地元に根ざした活躍も目覚ましい…。
そんな”しばちゃん”のデビューから現在までの足跡を振り返りつつ、しばちゃんイチオシの北海道の魅力を伺いました。
実は北海道、今ワイン的にも目が離せない場所なんです。
――ちょっと1杯、寄っていきませんか?
ほんの少し背伸びをして
マスター 普段はよくワイン飲みますか?
羽柴 白ワインはよく飲みます。でも赤ワインはまだちょっといけてないです(笑)
マスター 白のほうがフルーティなものも多くて飲みやすいからね。だいたいワイン好きな人もみんな、最初は白から入ってだんだんと赤もっていう人が多いから。
羽柴 やっぱりそうなんですね~。頑張ってオトナの階段のぼります(笑)
マスター じゃあまずは、ロゼのワインからなんてどうかな。
■メトード クラシコ エクストラ ブリュットマリネ ロゼ 2016
マスター ピノ・ネーロ(フランス語ではピノ・ノワール)っていうブドウ品種で作られたロゼのスパークリングワインです。
これはシャンパーニュ地方でも使われている品種で、このワインもシャンパン製法で作ったものなんですけど、シャンパン用のピノ・ネーロを使っていないんです。泡にしないスティルワインのピノ・ネーロを使っていて、2016年の収穫から約36か月間、熟成させてボトリングしてあります。
羽柴 すごく綺麗な色…。ロゼのこの色って、どうやって作るんですか?
マスター ロゼの色の出し方は2種類あって、1つ目は白と赤を混ぜる方法。今日のワインの場合は、熟成させた熟成させた赤ブドウの場合は色素がついてるんです。赤ブドウでもすぐ絞ったものは色がついてないんです。
あとは、発酵させる際に皮や種を一緒に発酵させると、含まれているタンニンによって色が出ますね。
羽柴 全然お酒の知識がないので、マスターみたいに詳しい方に教えてもらうのはすごく面白いです。
マスター 味で特徴的なのは、標高600メートルくらいの火山灰土壌の地域で育ったブドウなので、ミネラルがしっかりと感じられるところだね。
ロゼはけっこう甘いものが多いんですが、これは思いっきりドライな味わいです。
羽柴 すっきりしてて飲みやすいですね。
マスター 合わせるのは、スペイン産のサラミとイタリアのパルミジャーノ・レッジャーノの40ヶ月。添えてあるバルサミコは12年もの。あとは野菜のピクルスも一緒に召し上がってみてください。
羽柴 チーズ、めちゃくちゃ濃厚ですね。
マスター 僕がイタリアに行って直接買い付けてきたもので、じゃりじゃりした食感がクセになると思うよ。
羽柴 じゃりじゃり感いいですね。ピクルスも……これはショウガですか?
マスター ショウガです。あまり辛くないでしょ? 辛くないものを選んでるんですよ。
羽柴 全然辛くない。初めて食べましたけど、おいしいです。どれもすごくこだわってるんですね。
マスター 銀座のバーだから、普通のことはあんまりやらないんです(笑)
羽柴 やっぱり常連さんが多いですか?
マスター 常連さんも多いですね。あとうちが変わってるのは、シガーバーなので葉巻が喫えるところですね。
葉巻は香りが強いので、ワインと一緒に味わうのを敬遠されることもあるんですけど、一緒に楽しみたい人もいて、そういう方がいらっしゃいますね。
マスター お酒自体はよく飲みます?
羽柴 友達とよく飲みます。
マスター そういえば前にInstagramでも、最近はビールがすごく好きって書いてたね(笑)
羽柴 あ、そうですね。でもあれ、実はちょっと盛ってて…(笑)
マスター え、そうなの?(笑)
羽柴 (Instagramにあげた)写真の雰囲気見てたら、めっちゃビール好きそうな顔してるし書いとこ~って(笑)
なのでようやく美味しさが分かるようになったくらいです(笑) 最近になって1杯目でもいけるようになって、「とりあえず生」って言える女性になりました。
マスター オトナの階段、着実にのぼってるね(笑)
Instagramが芸能界への扉…?
マスター 羽柴さんはここまでSNSでのモデル業から始まったけっこう特殊なキャリアを歩んできてるよね。
羽柴 今の時代じゃなかったらありえなかっただろうなっていうのは思います。私は芸能界を目指して東京に出てきたっていうわけじゃないので。
自分が楽しいと思える方向に進んでいったら、今の地点にいたっていう感じです。
マスター Instagramとかは、最初普通に写真をあげてたの?
羽柴 本当に普通でした。友達とのプリクラを載せたり、みんなが持ってるアカウントと同じです(笑)
マスター それに反響があったんだ。
羽柴 誰かが見つけてくれたんですね、たぶん。高校時代の制服とかも載せていたので、今思うとちょっと怖いなって思います(笑)
マスター 調べようと思ったら、今は色々調べられちゃうもんね。
羽柴 今はすごくいい方向に進めてますけど、どうなるか分かんなかったですよね(笑)
でも周りの人たちがすごくいい人たちばっかりで、恵まれてるなぁって感じます。
マスター どれくらいのタイミングでフォロワーとかを意識しだしたの?
羽柴 1000人とかになると、まだ何にも知らなかった私でもびっくりして、ちょっと怖さを感じましたね(笑) それに、知らない人が見てるんだって思うとちゃんとした写真あげなきゃって謎の使命感も出ました。
マスター フォロワーが増えるとアンチとかもいて大変そうだけど…。
羽柴 全然ないんですよ。ファンの方にはちょっと尖った方とかもいらっしゃいますけど、みんな丸くて優しくていい人たちばっかりです。
マスター ファンにも恵まれてるんだね。
写真もすごく工夫してそうだよね。服とかも全然被らないし。
羽柴 それ、アカウント作った最初のころにもよく言われてました。
けど意識的にやってたっていうとそんなことなくて、無意識にこだわってたのかなって思います。シンプルに服が好きなんで、すごくたくさん持ってるんだと思います。家に友達が来ても「なんでこんな服持ってんの」って(笑)
マスター そうしたら上京してきたときは楽しかったんじゃない?
羽柴 そうですね。東京に来て最初に古着にはまりました。今はブームなのか、札幌にも古着屋さんがかなり増えてるんですけど、私が高校生のときは全然なくて。
初めての1人暮らしが小田急線沿いだったんですけど、1本で行ける下北沢にめっちゃ通ってました。安くて可愛いしおしゃれだし、町とか人の雰囲気も好きで通ってるだけで楽しかったです。
マスター 古着もあるし、下北沢はカフェとかカレー屋さんとか劇場とかもたくさんあるしね。
羽柴 本多劇場ですよね。前に舞台に出演させていただきました。
編集部メモ:「大迷惑」
川尻圭太氏が主宰する演劇カンパニー「SUGABOY」の5th公演。2022年4月7日~4月10日の日程で、下北沢・本多劇場にて上演された。
マスター 女優業としては舞台が中心なんだよね。
羽柴 そうですね。初めて演技のお仕事をしたのも舞台でした。舞台って1ヶ月くらい前から稽古が始まるんですけど、他のキャストの方ともすごく仲良くなれて楽しいです。学校に通ってる感覚に近いですかね。
マスター やっぱり1ヶ月なんだね。前回、原さんも1ヶ月で仕上げるって仰ってたけど、すごく大変そう。
羽柴 前の「イリス・ノワール-焔罪のミサ-」(以下「イリス・ノワール」)はもっと短かったです。
編集部メモ:「イリス・ノワール-焔罪のミサ-」
羽柴さんは2023年6月に上演された舞台「イリス・ノワール-焔罪のミサ-」に、死霊術科ディスコルディア寮寮長・ニト役で出演した。
マスター 1ヶ月よりも短いことあるんですか(笑)
羽柴 ありますあります。1ヶ月が平均って感じです。アクションとか歌が多いとその分早めに稽古が始まることもあるんですけどね。
どの現場でもみんなと一緒に稽古場でカウントダウンしてます。たぶんみんな血眼です(笑)
マスター 黒魔術とかゾンビとか、現実と離れた設定でも短い期間で仕上げるのはさすがだね。
羽柴 みんながいるからこそ作品の世界に入り込めるっていうのはあります。「イリス・ノワール」では死霊術師の役だったんですけど、想像のしようがなかったので、ファンタジーの映画を見たりしてイメージを膨らませました。
マスター ハリーポッターとか?
羽柴 ハリーポッターはすごい見ました(笑)
あとはやっぱり衣装とか着ると、一気に変わりますね。
マスター そうなんだ。
羽柴 ここで今すぐ黒魔術の世界に入れって言われると難しいですけど、音響さんとかスタッフさんの力を借りると一気にリアリティが増します。
杖を振ると、本当に「ぎゅん!」って音が鳴るんですよ。本当に魔法が使えてるような気分になれました(笑)
ポジティブで負けず嫌いなしばちゃん
マスター ところで、アンチョビとかは食べられる?
羽柴 食べられます!
マスター 前回もすごく好評だったから、今日も用意したのがあるんだ。今回はパンブリオッシュも用意しました。
羽柴 おいしいー! 初めての組み合わせでびっくりしましたけど、パンの甘さとアンチョビのしょっぱさがめっちゃ合いますね。
マスター 僕がイタリアでよくやっていた食べ方なんです。
羽柴 しょっぱさがいいですね。お酒が進んじゃいます(笑)
マスター それじゃあ2杯目は、少し雰囲気を変えてフルーティで甘めの1杯にしようか。
■DOMAINE WEINBACH GEWURZTRAMINER LES TREILLES DU LOUP
マスター このワインはゲヴュルツトラーミネルっていうドイツやフランスのアルザス地方で生産されているブドウ品種を使ったものです。
羽柴 グラスのかたちが特徴的ですね。
マスター ブドウ品種に合うグラスってあるんです。このブルゴーニュグラスだと、香りが立ってよりワインを楽しめますよ。
羽柴 いい香り…。でもお店の人だったらすぐ割っちゃいそう(笑)
マスター 1年半くらい使ってるけど、先週1個割っちゃいました(笑)
羽柴 見るからに薄いですもんね…。
マスター 気を付けながら召し上がってみてください(笑)
羽柴 わ、おいしい…。
マスター 羽柴さん、これ好きでしょ?(笑) 柔らかですっきりとした果実味のなかに、微かにコショウのような香りが感じられると思います。
羽柴 めちゃくちゃおいしいです。飲みやすい。
マスター よかったら一緒に甘いものも。イタリアのウエハースで、すごく柔らかいのが特徴です。シガ―ルはなかにチョコレートが入ってます。
マスター ウエハースは松屋銀座とかでも買えるんですけど、シガ―ルのほうはあまり輸入してるの見たことないかな。
羽柴 おいしい…ほんとに全部おいしいです。これ(シガ―ル)もマスターがイタリアから直接買い付けてるんですか?
マスター そうですよ。年2回くらいかな。もともとは18年くらい住んでいたんです。
羽柴 そうなんですか、いいですね。帰ってきてからここをオープンしたんですか?
マスター 帰ってきたのは9年前で、オープンは今年の10月で丸4年ですね。オープンはコロナのパンデミックの少し前だったから大変だったよ。
羽柴 わ…それは大変。
マスター 銀座は有名なお店もあちこち閉まってたからね。
舞台とかもコロナで大変だったでしょ?
羽柴 そうですね。収容率50%の規制とかもあって、大変なときでも来てくれるお客さんには感謝の気持ちで一杯でしたけど、舞台からお客さんの姿ってよく見えるので、席が空いているさみしさみたいなものもありました。
今はちょっとずつお客さんも戻ってきてるので良かったです。
マスター 羽柴さんは活動が勢いに乗ってきた時期とコロナの流行の期間が重なってるんじゃない?
羽柴 どうだったんだろう。でも私、あんまりネガティブな性格じゃないと思っていて、コロナで仕事がなくなっても「イヤだなぁ、不安だなぁ」ってなるよりは、「明日何作ろうかな~」って考えながら、1人でお家時間を満喫してました(笑)
マスター 料理もするんだね。
羽柴 コロナ期間はしてました。1人で作って、食べて、太って(笑) 1人で筋トレして~って。
でも料理は作りたい月とそうじゃない月とで、だいぶ波があります。最近は暑いので作りたくないです(笑)
マスター 暑すぎて何もしたくないよね(笑) 東京は北海道に比べてやっぱり暑い?
羽柴 東京みたいに歩いたり、立ってるだけで汗かいたりはしないです。でも北海道も例年に比べたら暑いですね。
マスター クーラーない家も多いって聞くから大変でしょ?
羽柴 私の実家もないんですよ。仕事で北海道にいるあいだは実家にいるので、毎日扇風機の取り合いです(笑)
マスター こんだけ暑いと、参っちゃうよね。
羽柴 熱中症も危ないですよね。この暑さのなか、外で仕事している方とかは本当にすごいなって思います。水分補給してるのかなって心配になっちゃいます。
意識しないと水分って摂れないですし。
マスター 羽柴さんは美容とか健康とかもすごくストイックにやられてるみたいだし、そこは大丈夫でしょう?
羽柴 ストイックっていうか、スポーツとかも学生のころからずっとやっていたので、自分を追い込むのが好きなんだと思います。
周りの子たちも夏になるとジムとかに通いだすんですけど、「負けてらんねえ」ってなりますね。負けず嫌いなんです(笑)
しばちゃんイチオシの北海道グルメ
マスター 今って東京と北海道、どれくらいの割合でいるの?
羽柴 今は半々くらいですかね。だんだんと北海道の割合が増えてきました。この前、撮影で日本最長のジップラインに乗ったんですよ。
編集部メモ:HANAZONO ZIPFLIGHT
@natssumiiiii アクティビティ鬼楽しんじゃう系彼女でよければもらって下さい!
総滑走距離2,591mの3本のジップラインを滑走するアジア最大級のジップツアー。最長ジップライン「MACH 3 (マッハスリー)」は全長1,700mに及び、最高時速は110kmを超えるスピードに達する、世界でも有数のスリリングな「FLIGHT(飛行)」体験を味わうことができます。
営業期間: 2023年4月29日 – 10月15日
※ご予約はご希望日時でのリクエスト受付となります。
マスター テレビとかでも見たことあるよ。怖かった?
羽柴 すっごい楽しかったです。ずっと笑ってました(笑)
撮影のためにスタッフさんと一緒に滑るんですけど、2人並行に滑らないといけなくて、スタッフさんと2人で色々試行錯誤しました。
速度を落とすためには風の抵抗を増やすために腕を広げて、逆に速くしたいときは縮めるみたいな。その日初めて会ったスタッフさんだったんですけど、その試行錯誤が面白くてずーっと笑ってました。
スタッフさん、合わせるのめちゃくちゃ上手でした。
マスター あれは何キロくらい出るものなの?
羽柴 最高で110km/hです。
マスター 速い(笑)
羽柴 なのでゴーグル必須です。喋ったり笑ったりしてると喉からっからになりますよ(笑)
マスター 北海道だと、余市のワインがすごいけど番組で特集したりはしたことない?
羽柴 ワインはまだないですね。日本酒はありましたけど。
余市ってウイスキーのイメージがありましたけどワインなんですね。
マスター 今すごいんですよ。世界的に有名なフランスの醸造家が見に行ったりしててね。余市のワインはなかなか買えないですし。
羽柴 余市はワインと相性がいい土地なんですかね?
マスター 気候が違うんだよね、あの地域だけ。降水量が少なくて、昼と夜の寒暖差があるといいブドウが育つんです。
羽柴 そうなんですね。余市にも行ってみたいです。
マスター 北海道は北海道ならではの魅力が本当にたくさんあるよね。羽柴さんの「これは!」っていうおすすめはありますか?
羽柴 うーん、たくさんありますけど、私は帯広がめっちゃ好きです。駅前の居酒屋がほんとにいいんです。
マスター 意外。居酒屋なんだ。
羽柴 すごいんですよ。玉ねぎみたいに大きいゆり根が丸揚げで1個どーんって出てくるんですけど、すっごい美味しいんです。そんなにゆり根って好きじゃなかったんですけど、あれは絶対にまた食べたいです。
マスター それ、どんな味付けで食べるの?
羽柴 シンプルに塩です。
マスター やっぱり素材が抜群にいいんだね。そんな大きなゆり根、東京じゃまず見られないよ。
編集部メモ:居酒屋「えん」
帯広駅のすぐ近くにある屋台村出身の居酒屋。名物は「ハツ刺し」。運ばれてくるときから山わさびが香る一皿は必食です。
しばちゃんを魅了するゆり根の丸揚げはこちら。
お店の詳細はこちらから
羽柴 マスターは買い付けのときは、どれくらいイタリアに滞在してるんですか?
マスター 1週間から10日間くらいかな。次はね、11月末の白トリュフの時期に行ってくるよ。
羽柴 いいなぁ~。絶対楽しそう。
■ Talk at Fillers #6
■フィラー ワイン&シガー(FILLERS WINE&CIGER)
東京都中央区銀座7-7-15 銀座HARAビル 3F
080-7961-5704(予約可)
営業時間:月~金 19:00~00:00
定休日:土・日・祝日
Instagram:@fillers_ginza
HP:https://fillers-ginza.jp/
■羽柴なつみ
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ケムール編集部員。前は古着屋。潰れたソフトケースのなかにあるしわしわの煙草がすき。担当連載は「鳥居服装学院」「Talk at Fillers」「ネオホームレス-自由と稼ぎの流儀-」。
株式会社アクロスソリューションズ所属。
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