東アジアのオアシス的存在「ネパール」へシュガートリップ!
英語力ゼロ・コミュ力ゼロで40か国を旅した、スイーツ大好きあゆまっくすです。
今回のスイーツマニアの激辛(?)シュガートリップ第11回では、インドと中国の大国に挟まれた内陸国「ネパール」にシュガートリップ!
世界一高い山エベレストを擁するヒマラヤ山脈やヒンドゥー教や仏教の宗教施設など見どころ満載の神秘の国ネパール。今回は首都・カトマンズを訪れます。
今回のスイーツマニアの激辛(?)シュガートリップ第11回ではネパールで食べた激ウマ日本食、現地でしか体験できない珍エピソードなどをシェアしていきます!
なお、今回のシュガートリップはショッキングな写真を含みますので、繊細な方、心臓の弱い方はお気を付けください。
動物好きにはたまらない?動物天国のカトマンズ
今回訪れたのは首都・カトマンズ。入国したトリブバン国際空港は世界で一番着陸が難しい空港と言われていて、航空機事故率の高さで有名。着陸時には生きた心地がしませんでした…無事でよかった!ホテルで一息ついて、早速街を散策してみます。
宿や食堂が集まる「タメル地区」。頭上に張り巡らされたカラフルな旗が印象的な可愛らしい場所でした。ここから世界遺産「ダルバール広場」を目指します!
思い思いに過ごすおじさんたち。何かかわいい。笑
ネパールやインドの道を歩いていると、牛に遭遇します。普通にその辺にいます。最初は物珍しさに「おおっ」とか思うのですが、あまりにも普通にいるのでだんだん何とも思わなくなります。
お猿もいました!こちらも、完全に人々の生活に溶け込んでいます。
愛らしい赤ちゃん猿♡動物園などではなく、こうやって間近で動物を観察できるのは海外ならではだなぁと思います。日本では市街地に猿一匹出ただけで大騒ぎになりますから…
ダルバール広場へ到着しました。
近づいてみると…ええっ
ええええええええええええっ!!!!!!!!!
屋根と地面を埋め尽くすほどのハト、はと、鳩。。
これは圧巻。一斉に飛び立つと風が巻き起こります。笑
日本で見慣れた鳩も、これだけ集まると新鮮ですよね。鳩の大群を見ても地元民は完全スルーだったので、ここでは当たり前のことなんだろうなぁ。
【閲覧注意】撮影OKの火葬場「パシュパティナート」
さて、この旅のハイライトとなる「パシュパティナート」にやってきました。
ネパール最大のヒンドゥー教寺院で、寺院沿いの川べりで行われている火葬を見ることができるのです。人を燃やしているところを好奇心で見に行くなんて不謹慎な、と思う方もいるかもしれませんがこれもネパールの文化の一つ。寺院に入るとガイドがあれこれ案内してくれます。
オレンジ色の布で包まれているのがこれから燃やされる遺体。その周りに集まっているのは遺族でしょうか。みんな普段着なので日本の葬儀のような厳粛な雰囲気は一切ありません。
死体が焼かれている場所はヒンズー教徒以外は立入禁止ですが、観光客は対岸から遺体を焼いているところを眺めることができます。ちなみに火葬場での写真撮影は自由。距離があるとはいえ遺体を焼く独特の焦げたような匂いに包まれています。
あ、足が見えてる…
ヒンドゥー教では「輪廻転生(生まれ変わり)」が信じられているので、「死後の世界」というものが存在しないそうです。お墓もなく、遺灰は全て川へと流されます。日本人視点だとなんてあっけない…と思ってしまうのですが、川に流された遺灰が聖なるガンジス河へと戻っていくのが最大の幸福と考えられているとのこと。
心臓の弱い方にはおすすめしませんが、カトマンズを訪れたらぜひ訪れてみてほしい場所です。死生観が変わるかもしれません。
首都・カトマンズは日本食天国!
旅行者やバックパッカーが集まる「タメル地区」には日本食レストランが集中していて、なんと14ものお店があるそうです!日本食に飢えていたわたしは様々な日本食レストランに足繫く通いました。中でも印象に残っているものをご紹介します♪
「LOTUS」という日本食レストランで注文したカツカレー。これが神がかり的においしかったんです。
サクサクの衣をまとったカツ、ほどよくサラッとしたカレールーが絶妙なコンビネーション!お米もちゃんと日本米です。普段日本でカツカレーはめったに頼まないのですが、これは大当たりでした♡
「ももたろう」というレストランで食べたラーメン。ラーメンの種類は1つだけでしたが、醤油味でワンタンが入っていました。日本のラーメンのようにコシはありませんでしたが十分においしいラーメン!これがネパールで食べられるなんてありがたいなぁ…
「絆」というレストランで食べたかつ丼。上にかかっている卵(白身の部分)に過熱が足りないような気がして心配だったのですが、後でしっかりとお腹を壊しました。味は日本風でとってもおいしかったです。
日本食レストランだけでなく、欧米風のおしゃれカフェもあるんです♪
ブルーベリータルトとネパール式ミルクティー。このミルクティーはドはまりして滞在中ずっと飲んでいました。紅茶に粉ミルクを加えて作るミルクティーは超濃厚!日本でも再現しようと茶葉を買って帰りましたが5年ほど戸棚に眠っております。
ネパール旅行まとめ
・ネパール旅行はこんな人におすすめ
★異国情緒を感じたい人
東南アジアとそう変わらない飛行時間で行けるネパールですが、宗教や食文化など、日本とは全く異なる文化を体験することができます。女性ひとりでも特に問題なく観光することができる治安の良さも魅力。
★インドに疲れた人
宗教やカレーなど、共通する部分も多いけれど、インドとネパールは似て非なる国。旅行するならインド→ネパールの順番がおすすめです!
インドの混沌に疲れたあなたの心と身体をネパールが優しく癒してくれることでしょう…
★死生観をじっくり考えたい人
今までに40か国を旅しましたが、ネパールで訪れた火葬場「パシュパティナート」は最も衝撃的な体験のうちの一つ。日本人とは全く異なる死生観をリアルに感じられて、生と死についてじっくりと考えるいい機会になったと思います。
・今回の激辛要素を振り返る
ネパールの人は温厚で大きなぼったくりなどもありませんでした(多少はあります、どうしても)。旅行者が多いので、夜に女一人出歩いても平気なくらい治安も良好。
旅行中の快適さだけでいえば甘口ですが、火葬場や鳩の衝撃体験は今でも鮮明に記憶に焼きついています。特に人を焼いているあのにおいは忘れようにも忘れられません。なので今回の旅は…「辛口」です!
次回は混沌(カオス)の国「インド」へシュガートリップ!