第23回〜ベルギー（中辛）〜

英語力ゼロ・コミュ力ゼロで41か国を旅した、スイーツ大好きあゆまっくすです。
今回のスイーツマニアの激辛（？）シュガートリップ第23回では、チョコレートが有名な「ベルギー」にシュガートリップ！
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おいしいチョコレートを求めて「ベルギー」へシュガートリップ！

2016年冬。それまで添乗員つきのツアーでしか海外に行ったことがなかったわたしは、はじめての海外一人旅に出ました。ヨーロッパらしい街並みが見られて、そこそこ治安が良くて、何よりおいしいものが食べたい！と思い立ち旅先に選んだのがベルギー・オランダでした。

ちゃんと飛行機乗れるかな…強盗にあったらどうしよう…等々無数にある不安の種のせいで、旅行の前日はドキドキワクワクしすぎて眠れず（小学生並）。出発の段階ですでにお疲れモードですが、チョコレート＆ワッフル探しの旅に出発です！

ホテルにチェックインしたら（格安パックなのに綺麗なホテルでよかった…）、早速街歩き開始です！

最初に目指すのはベルギーのシンボル、「小便小僧」ことジュリアン君。
１年のうち130日は服を着ているらしいのですが果たしてどんな姿が拝めるのか…？

あ、人だかりが見えてきました！
いたーーーっ！ジュリアン君です。

この日は新聞紙？をモチーフにした衣装を着ていました♪ジュリアン君は「がっかり観光地」としても有名なのですが、わたしはがっかりどころかめちゃくちゃテンション上がりました！

別のアングルから。

15世紀からここに存在し、市民に愛されているジュリアン君。敵軍の火薬の導火線の火を尿をかけて消し、街を救った伝説があるんだとか（諸説あり）。

隠れ観光スポットとして近くに「小便少女」なんていうのもあります。なんだろう、こちらはM字開脚が妙に生々しくて全然かわいくないです。謎に檻の中に閉じ込められてるし…。というかこちらに服を着せてあげてほしい。

ジリアン君のすぐそばで狂気を感じるお土産が売られていました。笑

さて、お次はヨーロッパ最古と言われるアーケード「ギャルリー・サンチュベール」にやってきました。

チョコレートショップやカフェなどおしゃれなお店が軒を連ねるアーケード。興奮しながら歩いていると突然おじいさんに「ブリュッセルは初めてか？この辺を案内してやる！」と話しかけられました。

正直自分のペースで散策したいし全然案内とか要らないのですが、英語が話せなさ過ぎて断り方がわからなかったので、あれよあれよと言う間にじいさんのペースに乗せられて一緒に観光することになってしまいました。

案内されたスポットといえば…駐車場とか…

微妙に綺麗な眺めが見られる場所とか…
↑早く帰りたすぎて顔が死んでいるわたし。

このじいさん、やたらボディタッチが多いなぁ、欧米ではこれが普通なのかなぁと思っていたのですがどんどんエスカレートしてきて最終的に唇にキスされました（ヒィィィィィ）。

夜ごはんをごちそうしてあげるから僕の家に行こう！そして一緒に寝ようととんでもない提案が飛び出したので、「Noooooooooo」と絶叫して何とか解放されたのでした。

英語がわからないとか言ってる場合じゃなく、断るところはしっかりと断ることが大切だなと思わされたプチ事件でした。

おじぃから解放され、ふらふら街歩きを再開すると蚤の市を見つけました♪

ガラクタでもなんとなくおしゃれに見えてしまうのがヨーロッパの蚤の市。見てるだけで楽しいから大好きなんです！

この日は雨が降ったり止んだりだったのですが、商品はすべて雨ざらし。

くまちゃんのぬいぐるみもびしょびしょです。この大雑把さが海外だなぁって実感させてくれます。笑

記念に何か買おうかと思いましたが値段交渉する英語力も話しかける勇気もなく断念。。

「世界一美しい広場」との呼び声の高いグランプラスにやってきました。

ライトアップされた姿もいい感じです♪

あのGODIVAの本店、ブリュッセル グランプラス店もこの広場にあります。この時は日本人スタッフの方がいて、久しぶりに聞く日本語の安心感ったら…！！

ブリュッセルに来たら絶対行きたかった「1ユーロワッフル」のお店にやってきました！

欧米ではよく見る光景、おしゃべりしながら楽しそうに働いてるのを見るのが大好きです。日本だったら怒られそう。笑

これが1ユーロワッフル！1ユーロとは思えないくらいのボリューム。そしてめっちゃくちゃおいしい！

香ばしく焼かれたワッフル生地、粉糖のシャリっとした感じとか好みど真ん中です。作りたてならではのおいしさですね。

あの味が忘れられずに翌日再訪問。プラス料金で表面にキャラメルを塗って、ホイップクリームを追加してみましたが、うーん、、シンプルな方がおいしかった！

ブリュッセルには数えきれないほどのワッフル、チョコレート専門店があります。短い日程の中で胃袋の限界まで食べて食べて食べまくっていました。

こちらはわたしが一番ハマった老舗のワッフル店「メゾンダンドワ（MAISON DANDOY）」のキャラメル＋バニラアイスのワッフル。

外側がサックサクで軽い食感、今までに食べたことのない味わいのワッフルでした。

誇張じゃなく無限に食べられそうな軽さです。

こちらはふらっと入ったカフェで食べたワッフル。しなしなであんまりおいしくなかった。。

迷ったらやはり有名店！ガイドブックに乗っているような定番のお店に行けば間違いありません。

もちろんチョコレートショップ巡りも！

量り売りや、一粒から買えるお店が多いので食べ歩きにぴったりなんです。商品はショーケースにずらりと並んでいるので指さしで買えるのも便利。

私のお気に入り、「Mary」の芸術的なチョコレート。

日本ではマダム ドリュックというブランド名で売られています。1粒だけテイクアウトして、店先でパクリ♪

一粒だと安いのでついつい買いすぎてしまい、最終的には行商のようになってました。

チョコレートの山を目にするとあれもこれもと欲しくなってしまうので、買いすぎには要注意です…！

・ベルギー旅行はこんな人におすすめ
★高級チョコレートが好きな人

チョコレートの食べ歩きが楽しすぎるベルギー。特に高級なチョコレートが格安で買えるので、高級チョコレートブランド好きな人には天国です！

たとえば日本でも人気のピエール・マルコリーニなんかは40%ほど安く買えちゃいます。思わず大人買いしてしまいました。

★食べ歩きを楽しみたい人

チョコレート以外にも片手で食べられるワッフルやフレンチフライなど、気軽に買える名物が多いベルギー。

テイクアウトできるお店がたくさんあるのであれもこれもと試してみたくなってしまいます♪

★海外旅行初心者の人

わたしは初めてのひとり旅の行先としてオランダ・ベルギーを選びましたが、ベルギーのほうがより安心して旅することができました（オランダは大麻屋さんが多すぎて…）。

食事、移動、ホテルどれをとっても初心者に優しい国なので、初めてヨーロッパ旅行を考えている人にはとてもおすすめ！

今回の激辛要素を振り返る

ベルギー滞在中は毎日チョコレートやワッフルに舌鼓。甘い日々を送っていたのですが、途中貞操の危機（？？）を感じたり、はじめての海外ひとり旅にしてはヘビーな体験をしたので甘さはプラマイゼロ！笑 よって今回の旅は…「中辛」です！
次回は旅人憧れの地、ウユニ塩湖がある「ボリビア」へシュガートリップ！