スイーツマニアの激辛(?)シュガートリップ〜インド(超激辛)〜

カオスな国「インド」へシュガートリップ!

英語力ゼロ・コミュ力ゼロで40か国を旅した、スイーツ大好きあゆまっくすです。
今回のスイーツマニアの激辛(?)シュガートリップ第12回では、混沌と神秘の国「インド」にシュガートリップ!

今回訪れたのはインドの首都「ニューデリー」見どころが多く、旅行者の数も多いのですが、一国の首都とは思えないほど混沌としているのが、さすがインドと言った感じです。
初めてのインド旅行。わたしは旅行前に必ず渡航先の国について徹底的に調べ上げる癖があります。(備えあれば患いなし!)
今回も出発前に「インド 旅行」でググってみると、そこには…

…見なかったことにしよう。
今回のスイーツマニアの激辛(?)シュガートリップ第12回では、インドならではの珍事件、辛かったエピソードなどをシェアします!

到着早々カオスなインド

インドの首都・ニューデリーに降り立って最初に思ったことは「えらいところに来てしまった…」でした。
鳴り止まないクラクション、怒鳴るように話すインド人、そこら中にたむろしている牛。何もかもが日本とは違って、まるで別の惑星に来てしまったような気持ちでした。

ホテルに荷物を置いて、軽く周辺を散策しようと外に出たその瞬間。
早速怪しさ120%のインド人男性に話しかけられました。めちゃくちゃフレンドリーに話しかけてくるけど、インド訛り&超早口でほとんど何を言っているのかわからない…

26歳にして貫禄たっぷりのムハンマド君(仮名)。わたしを良いカモだと思ったのか、夜ご飯をごちそうしてくれました。
どうやらわたしがインドに来たばかりと知って旅行会社でツアーを組ませたいようです。実はこれ、インドでは非常によくある詐欺で、「これからどこに行くんだ?そこは危ないからツアーの方が安全だよ!」などと言って無理やり旅行会社に連れていかれ、超高額ぼったくりツアーを組まされるという、これまでに日本人が何人も被害にあっている典型的なパターンなんです。
幸い夜遅い時間だったので、明日の朝10時ここに集合ね!と言って別れて、その場所にはもう行きませんでした。

もちろん中には純粋に日本人と仲良くなりたいと思っているインド人もいるかもしれませんが、「もしかしたら本当にただのいい人なのでは?」と信じてしまったが故に数十万円の被害にあった方もいるそうです。自分の身を守れるのは自分だけ!中には皆さんもお気を付けくださいませ。

ぼったくりリキシャドライバーVSわたし

さて、2日目はオールドデリー観光に出かけます。
ニューデリーはゴミだらけ。特に屋台の周りは床がゴミ箱と言わんばかりにあたり一面にゴミが捨ててあります。

インドを旅行するにあたって、どうしても避けて通れないのがぼったくりです。
この日はホテルの前で声をかけてきたリキシャ(インドの市内交通の主役の三輪タクシー)に乗りました。このリキシャというのが曲者で、基本的にメーターはなくドライバーとの交渉で値段が決まります。すんなり交渉が成立することは10000%なく、まさにトラブルのデパート
〇〇と〇〇と〇〇にXXルピーで行って、と言うと食い気味に「OK!」の返事をもらいました。後で絶対もめるだろうけど、今は忘れて観光を楽しみます!

世界遺産にも登録されている「フマユーン廟」。タージマハルに似てますね。

クラス遠足かな?小学生の子がたくさんいて「ハロー!」と声をかけてくれます。インドの子供はとにかく可愛い♡

続いては「レッド・フォート 」。こちらも世界遺産!

自称歌手のネパール人男性に声をかけられて一緒に観光しました。一人になりたい。

最後に訪れたのがインド最大級のモスク「ジャーマー・マスジッド」。
夕暮れ時、空にはたくさんの鳥が羽ばたいて神秘的な雰囲気を醸し出します。
…ただ、鳥がいるということは勿論鳥の糞もそこかしこに落ちているわけです。…問題は、そこを裸足で歩かなければならないということ。

絶望的な気持ちになりながらも心を無にして歩きました。糞の上を。。インドにいると、女子力が少しずつ失われていく感じがします

支払いの時になって最初に提示された額を払おうとしたらやっぱりもめました最初に提示された額の10倍以上を請求してきたのです。(1万円くらいだった記憶)
〇〇と〇〇にも寄ってやったんだから払え!というものでした。まず頼んでもないし、無理やりお土産屋に連れていかれるし(涙)そのせいで時間もオーバーしてるのに法外な料金を請求されるなんてたまったもんじゃない!
カタコト英語でブチ切れ最初に言われた金額をドライバーに投げつけてリキシャを降りました。追いかけてきたらどうしよう、と思って振り返ってもその気配はありません。これってつまり、わたしが払った金額が正規料金(もしくは+α)ということなんです。
移動するだけでこんなに疲れるなんて。やっぱりインドは一筋縄ではいきません(涙)

インドの悲劇…食中毒になる

「インド旅行中に食中毒になった」というのはよく聞く話。
短い旅行期間の中で寝込むのは絶対に嫌だったので、口にするものには細心の注意を払っていました。食べていたものと言えばレストランのインドカレーや、

インドのマックでしか食べられないご当地メニュー「マハラジャマック」など。なるべく観光客が多くいるようなレストランを選んで食事していました。

異変を感じたのは日本に帰る機内。
突然キリキリとした胃の痛みと吐き気に襲われ、あっという間にお腹を下し始めました。
それからはひたすら座席とトイレの往復。。座っているのも辛い状態で、機内の一番後ろで横にならせてもらうことに。JALに乗っていたのが不幸中の幸いで、日本語が通じるのであれこれお世話してもらいました。
這うように帰国し病院へ駆け込むと検査の結果「O-127」という病原大腸菌に感染していることが判明。幸い症状は軽く発熱と下痢だけで、3日程度で回復しました。
実は数年後にまたインドへ行きましたが、その時は食中毒になりませんでした。免疫が付いたのかも?笑

インド旅行まとめ

・インド旅行はこんな人におすすめ
★新しい自分と出会いたい人

普段日本で暮らしていると、感情を全力で相手にぶつけることってほぼないのではないのでしょうか?ぼったくりドライバーと喧嘩しているときは「わたしってこんなに感情をむき出しにできるんだ…」と感動してしまいました。笑 今回の記事では悪いところばかりを書いてしまった気がしますが、いい刺激もたくさんありますよ!

★刺激を求めている人

人との出会いや新しい発見が次々に見つかるエキサイティング(すぎる)な町インド。街を歩けば誰かしらに話しかけられるので寂しさは一切ありません。日本人が珍しいのか、子供がたくさん駆け寄って来てくれるのがうれしかった♪この子達が将来悪い大人になりませんように…

★メンタルを強化したい人

インドの個人旅行は正直言って過酷です。旅をしている間に心身ともに強くなれること間違いなし!食中毒の免疫も付いたし、内面もたくましくなりました。失われたのは女子力だけ(涙)

・今回の激辛要素を振り返る

ニューデリーにいたのはたったの3日なのですが、ぼったくりから食中毒まで、インドあるあるのフルコースを体験することが出来ました。なので今回の旅は…「超激辛」です!
当時は怒りや悲しみの感情しかありませんでしたが、今となってはいい思い出。2度と行くもんか!と思っていたのに今はまた行きたくなっている、不思議な魅力に溢れるインド。ぜひ自由に海外旅行ができるようになったら訪れてみてください♪
次回は実は日本から1番近いヨーロッパ「ロシア」へシュガートリップ!

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