第18回 〜エジプト(中辛)〜

英語力ゼロ・コミュ力ゼロで41か国を旅した、スイーツ大好きあゆまっくすです。
今回のスイーツマニアの激辛(?)シュガートリップ第18回では、アフリカの国の中で日本人が一番訪れる国「エジプト」にシュガートリップ!

▶︎これまでのシュガートリップはこちら

4000年の壮大な歴史が息づく「エジプト」へシュガートリップ!

エジプトといえばピラミッドやスフィンクスなど、壮大な歴史を感じられる古代遺跡の数々が点在し、ロマンあふれる国というイメージを持つ人も多いと思います。


が、実はエジプト…旅人の間ではインド・モロッコに並ぶ「世界三大ウザい国」のひとつとも言われています。

エジプト人の馴れ馴れしさ、客引きの強引さが理由と言われていますが果たして実際はどうなのか。

そして今回の行き先である首都・カイロはインドに負けないくらいカオスだという噂も。。。

一体今回はどんな出会いが待っているのか。

期待と不安を胸に、今回もひとりで出発です!

これぞカオス。カイロ・イスラム地区


エジプト航空の成田→カイロ直行便(嬉しい!)で約14時間、首都・カイロに到着!空港で25ドルを支払い、アライバルビザをゲットして無事入国です。


ホテルに荷物を置いて、早速街歩き開始♪


日本だったら絶対ありえない狭さの道をバスが通りまくります。

エジプトは総人口の約90%がイスラム教徒ですが、アルコールが簡単に飲めたりと比較的ゆるい印象。

パキスタンやバングラデシュに比べて街を歩いている女性も多かったです。


インドでは街中に牛がたくさんいましたが、エジプトはヤギです。※↑の写真撮ってたら遠くからおじさんに怒られました。


人懐っこい猫ちゃんもたくさん♪ゴミもたくさん…(涙)

平気で道にゴミを捨てまくるところ、この辺はインドを始めとする西アジア諸国と共通していますね…


確かに人は多いしクラクションは鳴りやまないし、エキサイティングな街ですが、インドやバングラデシュの異常なまでのエネルギーにはやはり勝てないな、というのがカイロを歩いてみての感想です。笑

ギザの3大ピラミッド&スフィンクスへ!


さて、2日目はエジプトに来たら絶対にはずせない観光地「ギザの3大ピラミッド&スフィンクス」を見に行きます!

ピラミッド周辺には詐欺師&ぼったくり師が溢れかえっている(有名観光地あるある)と聞いたので注意しないと…


遠くから見えるピラミッドに興奮していると、ラクダ男が出現。

もう見るからにうさんくささ120%という感じなんですが、「俺とラクダの写真を撮れ」と執拗に迫ってくる…。

仕方なく1枚写真を撮ると「10ドルよこせ」。やっぱりな!

カタコトの英語同士で口論になりましたが近くにいた警備員?に助けてもらって払わずに済みました。

やっぱり観光地では一瞬も油断できないな。。。


じゃーん。こちらが「クフ王のピラミッド」

3基あるギザのピラミッドの中で最初に建造された最大のピラミッド。近くで見ると大迫力です!


間近で見るとさらに感動~!


近くで見るとひとつひとつの石がこんなに大きいんですね。

このような巨大な石(平均2.5トンもあるらしい)をどうやって切り取って運んだのか、誰が何のために作ったのか、様々な仮説はあるものの現在でもはっきりとは解明されていないそうです。


外観をじっくり眺めたあとは、ピラミッドの中に入ってみます。

一眼レフの持ち込みはNGということで入り口で預けました。なぜかスマホ撮影はOK。

屈んだ姿勢で結構な傾斜を上らなければならないので、結構しんどい…


「王の間」へたどり着きました。

広い部屋に小さな石棺が置かれているだけ。

本当にただそれだけ。

めちゃくちゃ質素だな…。

とりあえずせっかく来たので記念に写真をたくさん撮ってみる。

↑の写真に写っている観光客たちも多分みんな同じ気持ち。


続いては「スフィンクス」を見に行きました。

THE・エジプトな光景に大興奮です!


ちょっと遠くから見学しているのは、足元エリアに行くには1000ドル(約14万円)もかかるから。

1度に20人まで入れるらしいので、大手旅行会社のツアーに参加するのが一般的です。


最後にラクダ乗り体験♪


ラクダ、結構高さがあるから怖いんですよね。。。(内心かなりビビってます。笑)

でもピラミッドの前でラクダに乗るというベタな体験ができてよかった♪

スター気分が味わえるモスク


続いては「ムハンマド・アリ・モスク」

カイロは見どころが多くて忙しいです!

イスタンブールにあるブルーモスクにそっくり!

すばらしい装飾だけど、ランプが切れまくってるのがエジプトらしい…?


ムハンマド・アリー・モスクがあるシタデル(城塞)は高台にあるのでカイロの街を一望することができます。

ここからの眺めが好きすぎて同じ日の朝、夕方に来たのですが、入口の荷物チェックのおばさんに何のために2回も来たのか?とゴン詰めされました。笑


日本人が珍しいのか、地元の人や遠足で来たらしい子供たちに「一緒に写真撮って!」と何度も囲まれます。

ちょっとしたスター気分が味わえるので構わないのですが…


問題はこの女の子です。


集団で写真を撮っているときから様子がおかしかったのですが、わたしの髪をなでたりキスしようとしたりしてくる!

そしてやんわり拒否してもどこまでもついてきます。

言葉は全く通じないので怖さ倍増です。

どこまで行ってもついてくる(そして触ってくる)ので近くにあったハエだらけのカフェに入ってみました。


向こうは日本語も英語もわからないし、こちらはアラビア語が分からないのでただただ気まずい時間をすごします。

もう自撮りしかすることがない笑

コーラに満足したのか(なぜかおごらされる羽目に)カフェを出ると彼女は無言のまま去っていきました。

こういう訳のわからないことが起こりまくるのが実にエジプトっぽい。


このあと日が暮れる前に急いでホテルへ帰る途中で地元の男性に話しかけられたのですが、唐突に手の甲にキスされてめちゃくちゃビビりました。

エジプトの人って本当に人との距離が近いというか、馴れ馴れしいというか。。。

最後に泊まったホテルではスタッフから求婚されました笑

日本人からするとびっくりすることの連続です!

エジプト旅行まとめ

・エジプト旅行はこんな人におすすめ
★古代エジプトに興味がある人

当たり前ですが、謎が多い古代エジプトについて興味がある人は本当に楽しめると思います!

わたしは歴史に全く興味がなく、前知識ほぼゼロの状態で旅をしていたのですがそれでも十分に楽しめました。
(考古学博物館にも行きましたが、秒で飽きました

★地元民とふれあいたい人

エジプトの人は本当にフレンドリーで人懐っこい!

観光地周辺にはぼったくり師や詐欺師がいるので注意が必要ですが、みんなノリがよくて面白いのでぼっちでも寂しくなく楽しかったです♪

噂ほどウザくなかったし。笑

★インド旅行に挑戦したい人

個人的に海外旅行のラスボスは(総合的に)インドだと思っているのですが、エジプトもぼったくりや街の汚れ具合、喧騒などインドに似ている部分は多く、なかなか刺激的な国でした。

インドに行ってみたいけどちょっと勇気がない、という人はエジプトで肩慣らしをするのがいいんじゃないかと思います!

・今回の激辛要素を振り返る

間近で見るピラミッドは本当に感動しました。

写真や映像では伝わらない神秘的な魅力がありました。ピラミッドだけでも行く価値があるくらいです。

カイロの街は噂ほどはカオスじゃなかったな…という印象で、穏やかに過ごせました。

アフリカ入門編の国としては最高だと思います。

なので今回の旅は…「中辛」です!

次回は野生のライオン&マサイ族に会いに!「ケニア」へシュガートリップ!

あわせて読みたい