南アジアの親日国「バングラデシュ」へシュガートリップ!
英語力ゼロ・コミュ力ゼロで40か国を旅した、スイーツ大好きあゆまっくすです。
今回のスイーツマニアの激辛(?)シュガートリップ第9回では、日本人にはあまり馴染みの無い国「バングラデシュ」にシュガートリップ!
バングラデシュに行く♪と周りの人に話すと、「何しに?」と100%の確率で返ってきました。そのくらい何があるのか知られていない国なんですね。せいぜいタレント・ローラのお父さんがバングラデシュ人である、くらいの情報しか知らない人がほとんどかと思います。
わたしが今回行きたいと思った一番の理由は「バングラデシュは外国人旅行者が極端に少ないため、街を歩くと芸能人状態になれる」という噂を聞いたから。ただそれだけです。
今回のスイーツマニアの激辛(?)シュガートリップ第9回ではバングラデシュで本当に芸能人気分になれるのか、街歩き中に起こったおもしろエピソードをシェアしていきます!
すさまじい人口密度の首都ダッカ
今回訪れたのはバングラデシュの首都「ダッカ」。ネパールに行く前に1泊2日寄り道ショートトリップです。
首都ダッカは「世界で最も人口密度が高い都市」として知られています。
たしかに、どこを見ても人、人、人!!!!
バングラデシュは「人口大国」と言われているほどにとにかく人が多く、日本の約4割ほどの国土に1億6,468万人(日本の約1.3倍)が住んでいるというのだから驚きです。
バングラデシュはイスラム教の国なので“女性は家にいるもの”という考えを持った人が多く、外にいるのはほとんどが男性でした。
東アジア人(わたし)が一人で歩いているというのはかなり珍しいというか目立つので、やはりめちゃくちゃ見られます。基本バングラデシュの人は遠慮というものはゼロなので、振り返って2度見3度見する人も。視線が痛い。
勇気を振り絞って散策開始!
視線が気になるところですが、臆せず市内を散策です!
訪れたのは旧市街オールドダッカ。昔ながらの街並みが残されているバングラデシュ感120%の場所です。東京でいうと下町のようなエリアでしょうか。とにかく人(たまにヤギなどの動物も)が密集していて、一言で言うならば混沌といった感じです。
川辺を散策していると、人だかりを発見。音楽が爆音でかかっていて、みんなお酒を飲んでるみたい。
何が何だかわからないけど、とにかく盛り上がっています!
ふと、後ろを振り返ってみると…
おじさんたちに囲まれました。
珍しいアジア人を観察しようとどこからか集まってきたようです。まさか自分がお祭りのアトラクションのひとつになるなんて思ってもみなかった!笑
みんな無言だからちょっと怖い。
でもカメラ目線はバッチリです♪笑
他にもたくさんの人に出会いました。簡単な英語で話しかけてくれる人も多く(とはいえ9割は理解できず)、みんな本当にフレンドリー!写真一緒に撮って~と言ってくれる人も多くて、本当に芸能人気分でした。笑
それにしても、道ばたで少年が思いっきり鳥を屠っていたのにはビビり倒しました。
たくましいなぁ…。写真は、いずれ食べられてしまうであろう鳥さんたちです。わたしも常日頃から命に感謝していただきたいなぁと思いました。
バングラデシュの一番の見どころはきっと、人
さて、ほとんど観光名所的なものはないダッカですが(ごめんなさい)
唯一ここは絶対に行きたい!と思って事前に知って調べておいた「スターモスク(別名:タラ・モスジッド)」へ行きました。
モスクの外観、内観の至るところに星があしらわれたとってもかわいいモスクなんです♪
ただこのモスクでも…
おじさんたちの主張が強い(笑)
タイルとかめちゃくちゃ可愛いから隅々までじっくり見たいけど、
俺を撮れ!の圧がすごい。断れない(笑)
撮った写真を見せてあげると、うんうんと頷いて満足げ。おじさんを見に来たのか、モスクを見に来たのかよくわからなくなってました。でも楽しかったからいいか。
ここダッカにはムガル帝国の要塞「ラルバーグ・フォート」、船着き場の「ショドルガット」など観光地として知られている場所がいくつかあるのですが、どこへ行ってもバングラデシュ人の方が面白いので、街をぶらぶらと散策するだけでも十分に楽しめる都市だなと思いました。
混沌のダッカでカフェ探し
外国へ行ったら必ずカフェに行きたいわたし。
この混沌としたダッカにカフェなんてあるのかな…とインスタで検索していたら、「Bitter Sweet Cafe」という白人のご夫婦が経営しているカフェをホテルの近くに見つけました。
店内の雰囲気もスイーツも洗練されています。花びらのようなバタークリームが乗ったカップケーキ。外はクラクションが鳴りやまないカオスでも、ここだけはパリのよう!おしゃれなカップケーキと紅茶でしばしの休息を楽しみます。
ケーキの前にラザニアも食べましたが、中が若干凍ってました。
コミュ力もなく英語もわからないのでそのまま食べた。泣いた。
その後、空港でバングラデシュ特有のスイーツも見つけたのですがお腹の調子がすぐれなかったので試せず(涙)
左のうずまき模様のはバルフィーというインド発祥のおやつで、粉乳をベースにしたケーキだそうです。おいしそう♪
バングラデシュ旅行まとめ
・バングラデシュ旅行はこんな人におすすめ
★混沌を味わいたい人
バングラデシュ、特に首都のダッカはインドさながらの混沌が味わえる街。日本の生活とはかけ離れた世界に一度身を置いてみたい人には本当におすすめしたい渡航先です。アジア最貧国ともいわれているバングラデシュ。経済成長を遂げる前に、古き良きアジアの雰囲気を味わいたい人にも。
★寂しがり屋な人
一人旅はしてみたいけど、ずっと1人でいるのは寂しいのでは…。バングラデシュではそんな心配はご無用です。外にいれば常に誰かが話しかけてくるので全く退屈しません!むしろ一人にしてくれと懇願したくなることでしょう。人懐っこいバングラデシュ人との触れ合いはきっと忘れられない思い出になるはず。
★潔癖症ではない人
オブラートに包んだ言い方で言うと、バングラデシュはお世辞にも綺麗とは言えないところが多いのが現状。一日中外で過ごしたあとホテルに帰ったら、ピンクのリュックが茶色に染まっていて驚愕しました(排気ガスと砂ぼこりのせいだと思われる)。きれい好きな人には酷な環境だと思います。しかし新市街の方にはバーガーキングや日本食レストラン、ビジネスマン向けのホテルなど快適に過ごせる場所もあるのでご安心を。
・今回の激辛要素を振り返る
常に人がたくさんいるので、歩いていて危険だなぁと感じることはなかったものの、初めておじさんの集団に包囲されたときはちょっと恐怖を感じました(日本人だったとしても怖いと思います)。
それよりも怖かったのは交通事情。動画でお見せできないのが残念ですが、「dhaka traffic」などでググっていただけると、なぜ怖いのかがわかってもらえるかなと思います。なので今回の旅は…「辛口」です!
次回は東南アジア一のんびりな国?「ラオス」へシュガートリップ!