目次
ライターの正しい付け方【フリント式ライター編】


フリント式ライターとは?
フリント式ライターは、フリント(発火石)を使って着火するライターです。ドラム型の回転式ヤスリを回し、フリントとこすり合わせることで火花を発生させ、燃料に着火します。オイルライターとガスライターの両方に採用できる機構です。フリント式ライターの基本的な付け方
フリント式ライターを付ける時は、まず利き手で持って回転式ヤスリに親指で触れるようにします。 その状態で親指をヤスリの上部に当て、擦り付けるように下方向へ回転させましょう。オイルライターなら、これだけでウィック(芯)から揮発するオイルと火花が接触し、着火します。火を消す時はフタを閉めてください。 ガスライターの場合はもうワンアクション必要で、ヤスリを回転させるのに続き、そのまま親指でヤスリの隣にあるボタンを押し続けます。すると、押している間はガスが供給されて火が付くという仕組みです。消す時はボタンから指を離しましょう。 ちなみに、自分の指で直接ヤスリを回転させず、ボタンを押すだけで着火できるフリント式ライターもあります。フリント式ライターをうまく付けるコツ
フリント式ライターのうち、自分の指でヤスリを回すタイプのライターは、慣れないうちは思うように付けられないこともあります。そこで、うまくいかない時は以下のコツを押さえてみてください。ヤスリの上の方に親指を当てる
ヤスリのできるだけ上の方に親指を当てて回すと、ヤスリがより多く回転するので着火しやすくなります。初心者は火を怖がってヤスリの下の方に指を当てがちなので、意識的に上の方に当ててみましょう。真下に親指を下ろす
ヤスリを回転させる際、親指を真下(垂直方向)にしっかり下ろすと、ヤスリに強い力が加わって火花が出やすくなります。斜めに力を加えても、うまくヤスリが回転せず着火しにくいので、意識して親指を真下に下ろしてみてください。ライターの正しい付け方【電子式・内燃式ライター編】

電子式・内燃式ライターとは?
電子式ライターは、電気の力によって火花放電を起こして燃料に着火するライターです。一般的には、衝撃を与えると高電圧を生み出す「圧電素子」をハンマーで叩いて電気を発生させます。 また、内燃式ライターは、ライターの内部で空気とガスの混合気体を作り出して着火、完全燃焼させた上で炎を外に排出するライターです。 着火には電子式ライターと同じく電気を利用します。燃焼に適した気体を作った上で着火するため、高温・強力で安定した炎を出せるのがメリットです。電子式・内燃式ライターの基本的な付け方
電子式ライターや内燃式ライターは、ライター上部の着火操作部(ボタン)を押すだけで着火できます。 そのため、付け方には特にコツは必要なく、初心者でも簡単に着火することが可能です。 ただ、子供でも簡単に操作できてしまうという問題があるため、近年では操作が2段階式の製品や強い力で押さないと着火できない製品が増えています。正しく操作しているのにライターが付かない時は?

燃料切れ
最も単純でよくある原因が燃料切れです。ガスやオイルの残量を確認し、なくなっているようなら補充しましょう。使いすてライターは燃料が補充できないため、一度燃料が切れたら使用できません。フリントの摩耗
フリント式ライターは、使っているうちにフリントが摩耗していき、やがて火花が飛ばなくなってしまいます。フリントは市販されているので、新しいものに交換しましょう。なお、使いすてライターはフリントの交換もできません。ウィック(芯)の状態
オイルライターは、ウィックの先端が煤けて黒くなっていると着火しにくくなります。これは少しウィックを引っ張り出した上で、先端部分を切断すれば改善可能です。また、この作業を何回か繰り返すと、ウィックが短くなりすぎてオイルを吸い上げにくくなります。ライターを分解してウィックを新しいものに交換してください。ノズルの目詰まり
ガスライターは、ノズル(ガスの噴出孔)が目詰まりを起こしてガスが出てこず、着火できなくなることがあります。 ライターのノズルは放電電極の間隔をミリ単位で調整しており、とても繊細な構造となっています。そのため、清掃をする場合はブラシなどで丁寧に行いましょう。またその際には放電電極に触れないよう注意が必要です。気温が低い
ガスライターは、周囲の気温が低いとガスが気化できず、着火できなくなることがあります。手で握って温めたり、上下に振って気化を促したりしてみましょう。なお、ガスを充填した直後もライターが急激に冷えるため、同じ現象が発生する場合があります。この時は、10分ほどライターを放置してみてください。その他
その他にも、フリントをヤスリに押し付けるネジの緩みやヤスリ自体の摩耗など、いろいろな原因でライターが付かなくなることがあります。 不具合のあるものを使い続けるのは危険なので、高級品やお気に入りのアイテムはメーカー修理を利用する、そうでないものは新しいものに買い換えるなどの対応が必要となります。【番外編】ジッポーのかっこいい付け方「ジッポトリック」

ジッポトリックの注意点
ジッポトリックはかっこいいものですが、一種の「火遊び」であることは心に留めておく必要があります。 一歩間違えると火災になりかねませんし、慣れた人でも手を滑らせてジッポーを落としてしまう確率が低くありません。 安全のためにも周囲の人から十分な距離を取り、オイルの漏れ・付着がないことを確認し、燃える物のない場所で行ってください。初心者向けジッポトリック
まずは、初心者でも比較的取得しやすいジッポトリックをご紹介します。危険を伴うテクニックですから、いきなり難しいものには挑戦せず、ここからしっかり習得を目指しましょう。Twilight Zone(トワイライトゾーン)
ジッポトリックの定番であり、まず習得しておきたいのが「トワイライトゾーン」です。簡単にいうと、「消えた炎が蘇る」技。 ウィックをフタ側に傾けておいた状態で着火し、指でつまむようにして火を消すと、下の方に残っていた火種のおかげで数秒後に火が復活するという仕掛けです。サッとやれば火は意外と熱くありませんが、一応火傷には注意してください。 Twilight Zone(トワイライトゾーン)のやり方はこちら>>Pants Strike(パンツ・ストライク)
パンツ・ストライクは、ズボンにフリントホイールを擦り付けて着火するテクニックです。座った状態で比較的簡単に、しかもさりげなく披露できます。 Pants Strike(パンツ・ストライク)のやり方はこちら>>中級者向けジッポトリック
初心者向けのトリックを完璧に習得できたら、少しレベルを上げて中級者向けに挑戦してみましょう。1つ1つの動作がより複雑になっているため、参考動画をじっくり観察してください。Knuckle Up(ナックル・アップ)
ナックル・アップは、ジッポーのフタを片手の指で挟んで持ち、反対側の手にホイールを叩きつけるようにして着火するトリックです。仕組みは単純ですが、叩きつけた一瞬でホイールを回して着火するのは、意外とテクニックを必要とします。 Knuckle Up(ナックル・アップ)のやり方はこちら>>Pistol Grip(ピストル・グリップ)
ピストル・グリップは、片手でジッポーのフタ部分を持った状態でもう片方の手を前方から叩きつけ、フタを開けると同時にホイールを回して着火するトリックです。その名の通り、まるで拳銃を構えて放つような動作で着火できます。 Pistol Grip(ピストル・グリップ)のやり方はこちら>>上級者向けジッポトリック
いよいよ上級者向けのジッポトリックです。非常に難易度が高く、それに伴って危険性も増しているため、中級までのトリックを十分に習得した上で挑みましょう。The Claw(ザ・クロウ)
ザ・クロウは、ジッポーのフタを持った状態からフタを開ける→着火→ボディ部分に持ち替えるという動作を片手のみで行うトリックです。見ていた人は「え、いつ着火したの!?」と驚くでしょう。非常に複雑な指の動きを要求されるため、動画を何度も見返して指の動きを研究してください。 The Claw(ザ・クロウ)のやり方はこちら>>Devils Kiss(デビル・キス)
デビル・キスは、火を付けた状態のジッポーを手の中で回転させるトリックです。動き自体はザ・クロウほど複雑ではありませんが、何しろ火を付けたままジッポーを弄ぶので、常に火傷の危険が伴います。かといって、火を恐れているとうまくいかないため、メンタルの強さも要求される技です。 Devils Kiss(デビル・キス)のやり方はこちら>>まとめ
ライターの付け方自体は決して難しいものではなく、多少慣れが必要なフリント式ライターでも、何回か練習すれば誰でも習得できます。 もしうまくいかない時は、火に対する恐怖心があるのかもしれません。しかし、ライターは正しく扱えば安全な道具です。付け方のコツを理解して、どんなライターでも使いこなせるようになりましょう!