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VAPE(電子タバコ)とは?
VAPEとは電子タバコのカテゴリーに入り、ニコチンを含まない商品のことを指します。一般的に電気を利用するタバコのことを世界ではVAPEと呼び、日本では電子タバコと呼ばれていますね。
その他にも電子シーシャ、E-CIGという呼び方も存在します。なので、電子タバコとVAPEは同じもので名称が違うだけです。VAPEは香料が配合されたリキッドを熱し、水蒸気を発生させた煙を吸い込んで楽しみます。
タバコの主成分であるニコチン、タールが含まれていないため、禁煙をしたい方が多く使用している嗜好品です。
VAPE(電子タバコ)とアイコス(加熱式タバコ)は全くの別物
加熱式タバコで有名な「アイコス」「グロー」「プルームテック」は、VAPEとは別物となっています。加熱式タバコは本物のタバコの葉を加熱し、発生した煙を吸引するので実質タバコと一緒です。
加熱式タバコのメリットは、排出される煙の量が普通のタバコより少ないので副流煙のリスクが軽減できることです。デメリットとしては、煙の量が少ないとしても本物のタバコを吸っているのと変わらないため、禁煙にはなりません。
一方でVAPEは本物のタバコの葉を使用していないので、ニコチン摂取を控えることができますよ。
VAPEは禁煙におすすめ|VAPEは正確にはアロマ機器
お伝えしている通り、VAPEには本物のタバコが含まれていないので、禁煙に向いていて非常におすすめの製品です。言ってしまえば、VAPEはアロマ機器と変わりありません。
禁煙したいけど口寂しい思いをするのが嫌だという方でも、VAPEなら心配をしなくて済みます。使用法も簡単で、何よりも香料を含んだ水蒸気を吸引する行為がタバコを吸引する行為と同じなので、今までの習慣からそのままの流れで禁煙へと移行することが可能です。
VAPEの健康面への影響は?紙タバコと比較
気になるVAPEの健康への影響ですが、今のところVAPEを使用し続けたことによる健康被害への根拠ははっきりしていません。そもそもVAPEが誕生して日が短いので、研究データが集まっていないのが現状です。
VAPEが出始めたころの2008年、世界保健機関WHOが一部のVAPE商品に人体に害がある毒性成分が配合されていたとする報告書を出しました。アメリカなどで違法な成分が配合されていて、健康被害が懸念される出来事があったのも事実です。
日本製のVAPEでは検査済みのものは、問題ないとされるも一時、有害物質などの有無が取りざたされた事がありました。
日本製だからと過信せず粗悪品をつかまされないように、自身で知識を蓄えておくのが無難でしょう。
VAPEはコスパが良くおすすめ!月にかかる費用を紙タバコと比較
続いて、VAPEはコスパが良いのかについても解説していきます。結論として、VAPEはタバコに比べリキッドの価格が安くコスパが良いです。
喫煙者がVAPEに切り替えたとき、使用量によって異なりますが5,000円〜8,000円ほどコストダウンが見込めます。
ものによってはピンキリですが、単純にタバコよりリキッドのほうが圧倒的に安いです。
紙タバコから加熱式タバコへ移行したとしてもカートリッジとタバコの値段はさほど変わらないので、VAPEがかなりコスパが良いことが分かるでしょう。なおかつ、健康被害のことを考えればVAPEのほうが圧倒的にメリットが大きいです。
【初心者向け】VAPEの使用方法を知ろう
VAPEについて把握できたら、次のステップへと移りましょう。ここからはVAPEの使用方法について、詳しく解説していきます。
大まかな手順は4つです。
- VAPEを選ぶ
- 信用できるお店を見つける
- メンテナンス方法
- コイル交換について
1.まずはVAPEを選ぼう!形状とタイプで選ぶ
VAPEには様々なタイプが存在し、どれを選べば良いか分からなくなります。なので、まずは自分の好みのVAPEを見つけるためにも、形状とタイプを知っておきましょう。
VAPEには大きく分けて「カートリッジ式」と「リキッド充填式」の2つに分類されます。カートリッジ式はリキッドが入ったカートリッジを交換するだけの便利さが売りで、リキッド充填式はお好みのリキッドを自分で補充する特徴があります。
また、VAPEの形状には「ボックス型」「ペン型」「スティック型」「ポッド型」の4種類があるのも特徴です。いずれも形が異なるだけで根本は同じVAPEのため、持ってみた感触や機能によって、お好みの形状を選択できますよ。
ボックス型は箱のような見た目で幅があり、バッテリー容量が大きい特徴があります。慣れてきた人は好きにカスタマイズできるので、自分だけのVAPEが欲しい人にはボックス型がおすすめです。
ペン型は言葉の通り、ペンのようなスッキリとした形状で、ボタンが少ないため比較的簡単に操作が可能。持ち運びやすいコンパクトなVAPEが良い方には、ペン型がおすすめです。
スティック型は、ペン型よりさらにスマートになった携帯専用のVAPEで、シンプルな構造により複雑な操作を必要としないので完全初心者向けです。
最後に、ポッド型はアトマイザー、コイル、リキッドの3つが一つになった使い捨て式なので、衛生的に安心な形状と言えます。交換やメンテナンスが億劫な方におすすめですね。
初心者はスターターキットがおすすめ
最初のうちは面倒なカスタマイズをしないで、すぐに始められるスターターキットを購入するのがおすすめです。
VAPEを始める際には、VAPE本体とリキッドが必要になります。さらに、バッテリーやアトマイザー、コイルを準備したりと最初の段階で用意するものが多く、なかなか始められない方が相次いでいるようです。
せっかく禁煙のためにVAPEを始めようとしても、手順が多いとやる気が失せますよね。そんなときにおすすめなのが、初心者向けスターターキットです。
スターターキットは購入したVAPE本体に合う部品の全てが同梱され、すぐにでも始めることができる便利なセットになります。VAPE販売店によれば、お得なキャンペーンが開催され、安く購入できるのでおすすめですよ。
2.信頼できる場所でVAPEを購入しよう!国産(日本製)がおすすめ
VAPEの種類を把握できたら、早速購入してみましょう。
VAPEの購入場所は無数にあって、Amazonなどのネット通販、ドン・キホーテなどのドラッグストア、VAPE専門店と、初心者は迷いがちです。結論として、VAPEを購入するならVAPE専門店が最もおすすめです。
理由は、初心者でも安心なサポート体制が万全だからです。ネット通販などでは自宅から一歩も出ずに簡単に購入が可能ですが、本体の動作不良が起きた場合の返品、交換サポートがないのがほとんどです。
しかし、VAPE専門店で購入すれば返品交換サポートが付き、使い方の説明なども聞くことができます。VAPEに詳しい店員に相談してみると良いでしょう。
初めてVAPEを購入するなら、VAPE専門店に行き、相談しながら購入するのが間違いないでしょう。
おすすめのVAPE専門店は、以下の通りです。
- 仙台「VapeShop FROG」
- 東京「ベイプラウンジ遊人」
- 東京「Pipe Museum」
- 東京・大阪「vape studio」
- 神奈川「Mr.VAPE」
- 京都「VAPE WORX」
- 大阪「VAPESTORE blu」
- 福岡「VAPEVILLAGE 大名」
3.VAPEはメンテナンスが大切
VAPEを長く使用していくためには、定期的にメンテナンスをしなければなりません。メンテナンスを怠りそのまま使用し続けた結果、故障や本体寿命短縮、最悪の場合発火の危険性も出てきます。
安全に、なおかつ美味しくVAPEを続けるためにも、メンテナンスはしっかりと行いましょう。ここからは、VAPEのメンテナンス方法を紹介していきます。
次の手順を1週間に1回ほど行ってください。
- 本体からのアトマイザーを取り外す 本体を片手でしっかり押さえながら、アトマイザーを回転させゆっくり取り外します。このときアトマイザーと吸い口、コイルを分解してください。
- アトマイザーと吸い口をぬるま湯で洗う リキッドに含まれるグリセリンが部品に付着し続けると、固まって雑菌が繫殖してしまいます。固まったグリセリンを落とすには、ぬるま湯で丁寧にこすり洗いしましょう。細かい部分は綿棒、爪楊枝で取り除いてください。
- 熱湯殺菌をする 次に、アトマイザーと吸い口を65度の熱湯で殺菌を施します。時間で言うと30分程度で構いません。口に付けて使用するもののため、清潔に保つ必要があります。>大切な工程なので手を抜かず必ず行ってください。
- コイルの汚れを優しくふき取る コイルにもリキッドが付着している可能性があるため、乾いたタオルで優しくふき取りましょう。サビやすい性質を持っているので、決して水には触れないように、細心の注意を払ってください。
- パーツ洗浄後、時間をかけて乾燥させる 熱湯殺菌をしたアトマイザーと吸い口は、水気が完全になくなるまで乾燥させましょう。金属部品などは熱湯に置いておくと膨張し変形するので、冷め切るのを待ってから組み立てて終わりです。
4.VAPEは定期的にコイル交換をしよう
VAPEを使用していくとコイルが劣化し、蒸気が出にくくなる状況に陥ります。
おおよそコイルは、2週間で交換すべきだと言われています。この交換時期については、使用頻度により異なるので1週間で交換、はたまた2ヶ月持ったなんてこともあるので、あくまでも2週間は目安にしてください。
具体的に言うと、いつもより煙が出にくくなったり味が落ちてきたりしたら、交換の目安です。
【価格・特徴一括比較】VAPEのおすすめ製品を紹介
ここからは、最新のおすすめVAPE製品を3選で紹介します。
2022年10月現在初心者向けに発売されている製品の国産、海外産含めて解説しています。ここを見れば、今おすすめのVAPE製品が丸分かりです。
分かりやすく特徴と価格の比較表にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
モデル名 | Vinci X Mod Pod | VULCAN POD KIT | スムースビップ×KAMIKAZE |
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ブランド | Voopoo | ASVAPE | スムースビップ |
タイプ | ポッド型(バッテリー交換型) | ポッド型(バッテリー内蔵型) | 使い捨て式 |
カラー | スカーレット、ティールブルー、インク、ダズリンググリーン、スペースグレー、カーボンファイバー、オーロラ | シルバー | フレーバーにより異なる |
サイズ | 117mm × 29.5mm × 25.3mm | 109mm × 21mm × 10mm | - |
購入場所 | 実店舗、通販サイト | 実店舗、通販サイト | 実店舗、通販サイト、コンビニ |
価格 | 5,478円(税込) | 3,980円(税込) | 1,089円(税込) |