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手巻きタバコにフィルターって必要?種類と選び方を徹底解説!
手巻きタバコにフィルターって必要?種類と選び方を徹底解説!
2021年11月25日
たばこトリビア
フィルター
,
手巻きタバコ
,
選び方
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手巻きタバコは、コストパフォーマンスのよさやタバコ葉選びの自由度の高さが魅力です。さらにはフィルターの長さや直径、そもそもフィルターを入れるかどうかまで自分で選択できますが、初心者の方だとどうすればいいのかわからないことも多いでしょう。そこで今回は、手巻きタバコのフィルターの役割や種類、選び方などの知識をご紹介します。
目次
1
手巻きタバコの基礎知識
1.1
手巻きタバコとは
1.2
紙巻きタバコとの違い
1.3
手巻きタバコの作り方
2
手巻きタバコのフィルターの役割
3
手巻きタバコのフィルターの選び方
3.1
フィルターの長さで選ぶ
3.1.1
ロング
3.1.2
ショート
3.2
フィルターの直径で選ぶ
3.2.1
レギュラー
3.2.2
スリム
3.2.3
ウルトラスリム
3.3
フィルターのタイプで選ぶ
3.3.1
プレーン
3.3.2
チャコール
3.3.3
メンソール
4
まとめ
手巻きタバコの基礎知識
手巻きタバコは最近になって人気が高まってきているので、「興味はあるけれど、実はどういうものなのかよく知らない」という方もいると思われます。そこでフィルターの知識の前に、より基本的な知識を確認しておきましょう。
手巻きタバコとは
手巻きタバコは、文字通り自分の手で巻いて作るタバコです。「シャグ」と呼ばれるタバコ葉を、ペーパー(巻紙)で巻いて紙巻きタバコのような形状に仕上げ、火をつけて味わいます。紙巻きタバコの部品を買ってきて組み立てるタバコ、と表現してもいいでしょう。 日本ではまだそれほどメジャーではありませんが、欧米では他のタバコより税率が安いこともあり、一般的なタバコとして親しまれています。なお、日本のたばこ税はタバコ葉の重量に応じて一律にかかるため、シャグの価格「自体は」紙巻きタバコとそれほど変わりません。
紙巻きタバコとの違い
手巻きタバコを紙巻きタバコと比較した場合の大きな違いは、
コストパフォーマンスが優れていることです
。前述したように、シャグの価格自体はそれほど安いわけではありません。しかし手巻きタバコには、使用するタバコ葉の量を自由に調整できるというメリットがあります。そのため、スリムに巻いたり密度を下げたりすることでタバコ葉を節約し、1本の単価を下げられるのです。 具体的には、25gで680円のシャグを1本あたり0.5g~0.7g使用し、ペーパーとフィルターの価格を各2円とすると、1本20円前後でタバコが作れてしまいます。1箱20本に換算すると400円! まさに格安で、もう少し高級なものを選んでもコスパは十分です。さらに、
シャグを自由に組み合わせて自分好みのタバコを作れるというメリットもあります
。 もちろん、毎回自分でタバコを巻かなければならないのは、多少面倒かもしれません。しかしながら、それもまた楽しみのひとつですし、おしゃれな巻き方のタバコを自作できるという魅力もあります。必要な道具をそろえれば、ある程度まとめて作って保管しておくこともできるので、慣れてくればそれほど負担には感じないでしょう。
手巻きタバコの作り方
手巻きタバコを作るために最低限必要なものは、材料であるシャグとペーパー、そしてフィルターです。フィルターなしで作る方法もあるのですが、非常にクセの強いタバコになるので、初心者はフィルターありで作った方がいいでしょう(詳しくは後述)。 基本的な作り方としては、広げたペーパーの上に適量のシャグとフィルターを乗せ、クルリと巻いて接着します。特別な道具がなくても巻くことはできますが(ハンドロール)、慣れないうちはうまく巻けないことも多いので、
初心者の方は「ローラー」という道具を使って巻くのがおすすめです
。詳しい巻き方は以下の記事でご紹介しておりますので、参考にしてください。
「シャグ(手巻きタバコ)の巻き方とは?コツや種類を詳しく紹介」はこちら>>
手巻きタバコのフィルターの役割
手巻きタバコを作る時は、口に咥える部分にフィルターを入れます。フィルターは大半の紙巻きタバコにもついていますが、具体的にどのような役割を果たしているのかご存知ない方も多いのではないでしょうか。大きく分けると、タバコのフィルターには以下の3つの役割があります。 ①タバコ葉が口に入るのを防ぐ ②吸っている時に触れる熱を減らす ③ニコチンやタールの体内への流入量を減らす いずれも大切な役割で、フィルターが単なる持ち手や目印ではないことがわかります。特に重要なのは③で、
もしフィルターがなければ吸引するニコチンやタールの量が大きく増え、とてもキツいタバコになってしまうでしょう
。 ただ、「フィルターがなければ吸えない」というわけではありません。紙巻きタバコにも、フィルターを入れない「両切りタバコ」がちゃんと存在します。有名なのはJTの「ピース(10本入および50本入)」で、現在の国産タバコの中では唯一の両切りです。 したがって、ガツンと来るタバコを吸いたい時は、フィルターを入れずに手巻きタバコを作るのも大いにアリだといえます。興味のある方は試してみるといいでしょう。
手巻きタバコのフィルターの選び方
一口にフィルターといっても、実はいろいろな種類があります。せっかく手巻きタバコを作るのですから、フィルターも自分の好みに合ったものを選びたいところです。そこで、いくつかのポイントに分けてフィルターの種類と選び方を見ていきましょう。
フィルターの長さで選ぶ
最初に注目したいのはフィルターの「長さ」です。さまざまな長さがありますが、主なものとしては「ロング」と「ショート」があり、喫味に影響を与えます。
ロング
ロングフィルターを使うと、ニコチンやタールなどの成分がより多く濾過されるため、喫味が軽くなります。ライトな味わいを好む方に向いているでしょう。元から長いものを使うのではなく、短いフィルターを組み合わせてオリジナルのフィルターを作ることもできます。
ショート
ショートフィルターを使うと、ニコチンやタールなどの成分が濾過される量が減り、喫味が強くなります。
タバコの旨味をダイレクトに味わいたい方に向いているでしょう
。ただし、熱が口や指に伝わりやすい点に注意してください。ちなみに、長いフィルターをカットして短くしたものを使うこともできます。
フィルターの直径で選ぶ
次のポイントはフィルターの「直径(太さ)」です。フィルターの直径=タバコ全体の直径ですから、フィルターを選ぶ時点でタバコの太さが決まり、使用するシャグの量に影響します。
レギュラー
直径7mm~8mm程度で、標準的な紙巻きタバコと同じ太さです。多くの紙巻きユーザーの方にとっては最も馴染みやすく、
最初に試すフィルターとしては最適でしょう
。
スリム
直径6mm程度の太さのフィルターです。細い分、使用するシャグの量が少なくなります。なるべくコストを節約したい方や、普段紙巻きタバコのスリムタイプを吸っている方におすすめです。
ウルトラスリム
直径5mm程度の極細フィルターです。さらにコストを節約したい方や、極細の外見に魅力を感じる方に向いています。なお、吸い口が小さい分、細くて濃い煙が口に入ってくるので、レギュラーと比べても吸いごたえはそれほど変わりません。細いストローの方が飲み物を勢いよく飲めるのと同じ理屈です。
フィルターのタイプで選ぶ
最後のポイントは、フィルターの素材やフレーバーです。手巻きタバコの味わいや香りに影響するので、よく考えて選びましょう。
プレーン
アセテートなどの繊維を使ったフィルターです。煙の成分をある程度濾過するだけなので、シャグの味わいをそのまま楽しみたい方に向いています。
チャコール
チャコール(活性炭)を使ったフィルターです。活性炭が煙の臭いや雑味を吸収してくれるので、喫味がマイルドになります。現在、
日本のタバコに使われているフィルターの多くはチャコールフィルターです
。初心者の方は、まずこのフィルターから試すといいでしょう。
メンソール
メンソールフレーバーがついたフィルターです。爽快感や冷涼感が楽しめ、タールの味わいもマイルドになります。メンソールタイプの紙巻きタバコを吸っている方や、爽やかな喫味を求める方におすすめです。その他にもさまざまなフレーバーがついたフィルターが販売されているので、好みに応じて試してみましょう。
まとめ
増税の影響で毎年のようにタバコの値段が上がっている今、コスパに優れる手巻きタバコは大いに注目されています。もちろん安さだけでなく、自由にシャグを組み合わせてタバコを作れる点も魅力です。必要な材料と道具をそろえれば誰でもすぐに作れるので、ぜひ試してみてください。
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