キャンプに必要な道具はいくつかありますが、特に重要なのが寝袋(シュラフ)です。
キャンプでゆっくりと安全に眠るためには、寝袋が欠かせません。
この記事では、キャンプに使う寝袋の選び方やおすすめの寝袋について解説していきます。
あなたがキャンプをする時の参考にしていただければ幸いです。
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キャンプの寝袋(シュラフ)の選び方は?
キャンプに使う寝袋(シュラフ)は本当に種類が豊富です。
アウトドアの専門店に行けば、様々な寝袋が売られていますし、通販サイトでは数えきれないほどの寝袋が販売されています。
あまりにも種類が多すぎて、キャンプ初心者が寝袋を選ぶのが難しい状況になってしまっています。
ここでは、寝袋の選び方を大きく2つに分けて解説します。
この選び方さえ間違えなければ「買う寝袋を間違えた!」ということにはならないでしょう。
キャンプをする季節で選ぶ
寝袋を選ぶ時に最も大切なのが「どの季節でキャンプをするのか」という点です。
夏にキャンプをする場合と冬にキャンプをする場合では、寝袋に求められる機能や役割が大きく異なります。
夏用の寝袋を持って12月にキャンプをすれば、寒くて寝られない可能性もあります。
下手をすれば、低体温症などになってしまうリスクもあります。
冬のキャンプは、時として重大な事故に繋がる可能性もあります。
氷ノ山のキャンプで5人遭難 4人は救助
テントの種類にもよりますが、普段生活している住宅やマンションに比べて、防寒性などは決して高くありません。
テントに頼り過ぎるのは危険です。
キャンプをする季節によって、必要とされる寝袋は大きく変わることを覚えておきましょう。
キャンプのスタイルで選ぶ
寝袋を選ぶ時は「どのようなスタイルのキャンプをするのか」という点も重要です。
キャンプのスタイルによって、どのような寝袋が求められるのかが変わってきます。
たとえば、家族や仲間とキャンプを楽しみたいというなら、横並びでゆっくりと休める寝袋がおすすめですが、ソロキャンプの場合は身体にフィットするタイプの寝袋が良いでしょう。
ソロキャンプ用のテントは非常にコンパクトな場合が多いので、ゆっくりと休めるような寝袋はあまり向いていません。
テントを選ぶ時にはキャンプの季節を意識するだけではなく、自分がどんなスタイルのキャンプを楽しみたいのかを念頭に置いておいた方が良いでしょう。
低価格なキャンプギアなら「まず試してみよう」という軽いノリで買うのもありですが、寝袋はそれなりの値段がするものもあるので、そういうわけにはいきません。
買ってから後悔しないように、寝袋を選ぶ時はある程度慎重になりましょう。
キャンプの寝袋(シュラフ)の選び方のポイント
キャンプに使う寝袋は、季節やキャンプのスタイルを基準に選ぶのですが、それだけでは絞り切れません。
数ある寝袋の中から自分に合った寝袋を選ぶには、いくつかのポイントがあります。
ここでは、寝袋を選ぶ時のポイントについて解説していきます。
ポイント① 化繊か羽毛(ダウン)かで選ぶ
寝袋の中には中綿が詰まっていますが、中綿の種類には「化繊」と「ダウン」があります。
化繊の特徴
化繊は保温性が高く、耐久性も高い上にお手頃な価格の商品が多く、キャンプ初心者が一般的なキャンプを楽しむ場合は「化繊の寝袋(シュラフ)」がおすすめです。
ダウンに比べるとある程度重さがあるので、自動車を使ってキャンプ場に行く人は気にならないはずですが、公共交通機関や自転車でキャンプ場に行く人は負担に感じる可能性があります。
ダウンの特徴
ダウンは軽くて寝心地も良いのですが、価格が高い商品が多く、保管が少し難しいので注意が必要です。うっかりすると、すぐにカビが生えてしまうので気をつけましょう。
ポイント②マミー型か封筒型かで選ぶ
寝袋は「マミー型」と「封筒型」に大きく分けられます。
マミー型の特徴
①まるでミノ虫のような形状で身体にフィットしてくれるので、高い保温効果を期待するこ とが出来ます。
②コンパクトに折りたたむことが出来るので、積載しやすいです。
③気温がマイナスになるような環境にも対応しているモデルも多く、秋冬はマミー型がおす すめです。
封筒型の特徴
①布団を折りたたんだような長方形をしており、連結させて使えるものが多いです。
②ゆとりのある寝心地が特徴で、寝返りも打ちやすいです。
③保温性能はマミー型のように高くないので、春先や初秋のキャンプにおすすめです。
ポイント③保温性能で選ぶ
寝袋は見た目だけで選ぶものではありません。
寝袋には、それぞれ保温性能が決まっているので、寝袋を選ぶ時は必ず確認するようにしましょう。
寝袋の保温性能は以下のように分類されます。
①4シーズン用(春夏秋冬で使用可能)
②3シーズン用(春夏秋で使用可能)
③厳寒期用
寝袋にどれくらいの保温性能があるのかを示すのが、各商品に提示されている「快適使用温度」です。
これはどのくらいの気温下で問題なく使えるかを数値で表したものになります。
寝袋を製造するメーカーによって「最低使用温度」や「推奨使用温度」など表記は様々ですが、この選択を誤ると、キャンプで寒い思いをしたり、寝袋の中で汗をかいてしまったりするので注意が必要です。
ポイント④サイズ感で選ぶ
寝袋を選ぶ時に見逃してしまいがちなのが、寝袋のサイズ感です。
身長165cmで細身の人と身長180cmで大柄な人が、長さ190cmの同じ寝袋を使えば、当然その寝心地は変わってきますよね。
自分の身長や体格を考慮したうえで、寝袋を選ぶようにしましょう。
寝袋を買う前に、寝袋の長さをチェックしておき、実際に使用した時のサイズ感をイメージしておくと良いでしょう。
寝袋のメーカーによってはサイズのバリエーションも豊富で、モンベルはウィメンズ向けやロングモデルがあり、ナンガはレギュラーとショートなどのサイズから選べるようになっています。
ポイント⑤値段で選ぶ
寝袋を選ぶ時に、どうしても無視出来ないのが値段です。
種類豊富な寝袋は、価格帯も非常に広く、3,000円以下の商品もあれば、7~8万円するような高級品もあります。
値段は重要なポイントですが、季節によっては安い寝袋を避けた方が賢明です。
その季節とは、秋冬など寒い時期です。
安い寝袋の場合、当然ながら高い性能を期待することが出来ません。
あまり保温性などもないと考えておいた方が良いでしょう。
夏のキャンプならともかく、寒い時期に保温性に不安のある寝袋を使用するのは危険です。
激安の寝袋を使用することを決して否定はしませんが、使うのであれば夏に限定することをおすすめします。
値段も大切な要素ですが、キャンプは安全第一で楽しみましょう。
ポイント⑥ブランドで選ぶ
寝袋を選ぶ時に、ブランドを気にしている人は少なくありません。
いくつものブランドから寝袋が販売されており、ブランドごとに個性や特徴があります。
日本国内だけではなく、海外のブランドからも寝袋は販売されています。
誰もが知る有名ブランドもあれば、そこまで一般的な知名度がないブランドもあります。
寝袋を選ぶ時は、性能などを重視するのをおすすめしますが、ブランドごとの特徴を把握し、好きなブランドから選んでみても良いでしょう。
【過去記事】キャンプといえば、寝袋と同じくらい大切なのがご飯!
登山、キャンプ、BBQ……ひとりでも美味しいアウトドア飯 「をんなひとりそとごはん」〜vol.1高尾山のマリー・アントワネットごはん〜
寝袋(シュラフ)の人気ブランド
ここでは、寝袋の人気ブランドをいくつか紹介します。
ブランドにはそれぞれ個性や特徴がありますから、それを把握しておけば、寝袋を選ぶのがより楽しくなりますよ。
せっかく寝袋を選ぶのですから、楽しみながら選びましょう。
コールマン(Coleman)
コールマンは、アメリカ生まれのアウトドア・ブランドです。
キャンプに使用するランタンが特に有名で、ホワイトガソリンを使用するレトロなコールマンのランタンには根強いファンがいます。
現在はランタンだけではなく、テントや寝袋など幅広いアウトドアギアを販売しています。
値段も比較的リーズナブルな商品が多く、キャンプ初心者が寝袋を買うのにはぴったりのブランドではないでしょうか。
テントやテーブルと一緒に、寝袋もコールマンで揃えれば統一感も生まれます。
通販サイトもしっかりと作られていますし、直営店も日本各地にあるので、気になった方はいちど訪れてみてはどうでしょうか。
モンベル(mont・bell)
モンベルは、大阪に本社を構えるアウトドア・ブランドです。
キャンプというより、登山のイメージが強いブランドですね。
モンベルの寝袋の中には、キャンプ場よりもはるかに過酷な雪山登山での使用を前提に作られている寝袋もあります。
そんな寝袋なら、冬のキャンプでも安心して使えますよね。
2万円以下のリーズナブルな寝袋もあれば、7万円以上する高性能な寝袋もあります。
モンベルで寝袋をチェックすれば、きっと自分のやりたいキャンプにぴったりな寝袋が見つかるはずです。
気になるのは、デザインです。
モンベルはあまりデザインを重視しないブランドで、人によっては「カッコ悪い」と感じてしまうかも知れません。
性能だけではなくデザインも重視する人にとっては、あまり相性が良くないブランドだと言えます。
【ケムール編集部員のコメント】
ケムール編集部員のOは、モンベルの4シーズン用マミー型寝袋を使い、10月の下旬に三重県でキャンプをしたことがあります。
キャンプ場の標高が少し高かったこともあり、夜は少し寒く感じてしまいました。
寒くて寝れないようなレベルではなかったのですが、比較的性能の高いモンベルの寝袋であっても、季節やキャンプ場の標高には敏感になった方が良いと実感しました。
ですが、モンベルの寝袋は比較的リーズナブルな値段の割に性能も高く、コスパも抜群です。
知識が豊富な店員さんも多く、キャンプ初心者はモンベルのお店に行って、店員さんに色々と聞いてみるのがおすすめです。
ロゴス(LOGOS)
ロゴスは、大阪に本社を構える株式会社ロゴスコーポレーションが展開するアウトドア・ブランドです。
日本全国に数多くの直営店を展開しています。
リーズナブルな価格の寝袋を数多く販売しており、これからキャンプを始めるという人にとっては、ハードルの低いブランドではないでしょうか。
子ども用の寝袋の中には、スヌーピーをあしらった可愛らしいものもあり、家族でキャンプを楽しみたいという人にはぴったりです。
無菌防臭の加工が施されていたり、丸洗い可能な寝袋も多く、使いやすい商品が揃っているのも特徴です。
寒い季節に使用出来るような寝袋のバリエーションがあまりないので、冬にキャンプをしたいと考えている人は物足りないと感じるかも知れません。
ナンガ(NANGA)
ナンガは滋賀に本社を構えるアウトドア・ブランドです。
ダウンジャケットなども販売していますが、ナンガといえばやはり寝袋です。
アウトドア好きにとっては「ナンガといえば寝袋」というイメージだと言っても過言ではありません。
寝袋の技術開発に余念がなく、保温性が高く、使いやすく、軽い寝袋を追求しています。
これほど寝袋にこだわりを持っているブランドは他にないでしょう。
そんなナンガの寝袋は、やはり比較的値段が高い商品が多く、中には10万円以上する商品もあります。
雪山登山などを前提に作られている寝袋もあるので、厳冬期にキャンプをしたいと考えている人は、ナンガの寝袋を検討してみましょう。
しかし、キャンプ初心者が買うには機能が高すぎ、オーバースペックになってしまう可能性もあります。
正直、初心者よりもある程度キャンプを本格的に楽しむ人におすすめのブランドです。
イスカ(ISUKA)
イスカは大阪に本社を構えるアウトドア・ブランドです。
寝袋に特化したメーカーであり、多くの登山家やキャンパーから愛されているブランドです。
寝袋の機能性を最重視しており、寝袋の裁縫基準にもこだわりを持っています。
ロゴスやモンベルのように直営店は持っていませんが、日本各地のアウトドア・ショップや登山用具店でイスカの寝袋を購入することが可能です。
非常に性能の高い寝袋を揃えており、高い性能に比べて値段がリーズナブルなのが大きな特徴です。
リーズナブルと言っても、やはりコールマンなどに比べれば安くはなく、キャンプというよりも登山向けのブランドなので、あまりキャンプ初心者におすすめは出来ません。
厳冬期の3000m級の山にも対応した商品もあるので、寒い時期にキャンプをしたいと考えている人は、イスカの寝袋を検討してみても良いでしょう。
おすすめのマミー型寝袋10選
ここでは、マミー型寝袋の中でケムール編集部がおすすめする商品を10個紹介します。
マミー型に限定しても寝袋の種類は膨大にあるので、マミー型を購入しようと考えている人は参考にしてみてください。
オーロラライト450DX レギュラー
ナンガの開発した、極薄で軽量でありながらも、優れた耐水性を備えている寝袋です。
寝袋の耐水圧を高めると、透湿性が低下してしまうという欠点がありました。しかし、この寝袋はその問題を最新のテクノロジーを駆使して解消しています。
そのため、防水のスリーピングバッグカバーなどを使わなくても、雨やテント内の結露などを気にせずに快適に利用することが出来ます。
・快適温度:0℃
・使用下限温度:-5℃
・収納サイズ:φ14×30cm
・重量:865g
・素材:表地/15dn オーロラテックス®、裏地/15dn リップストップナイロン、ダウン/スパニッシュダックダウン90-10% (760FP)
アルファライト700X
数多くの登山家にも信頼されているイスカの寝袋です。
年間を通じて使用が可能な期間の長いスリーシーズンモデルとなっています。
春から秋のキャンプにも適しており、充分な保温性とコンパクトな収納で、車の積載量が限られている場合には特におすすめ出来ます。
・使用サイズ:81(肩幅)×203(全長)cm
・収納サイズ:φ19×35cm
・重量:1300g
・素材:表/ポリエステル100%、裏/ポリエステル100%
シームレス ダウンハガー800
高品質なダウンと、はっ水加工を施した超軽量シェル素材を組み合わせた寝袋です。
ダウンの片寄りを防ぐための隔壁を廃し、革新的な「スパイダーバッフルシステム」を搭載しています。
登山用具メーカーとして知られるモンベルのシュラフだけあって、極寒地や高所での使用にも耐え得る、極めて高い保温性を備えたモデルです。
・快適温度: -12℃
・使用下限温度: -20℃
・使用サイズ:183cmまで対応
・収納サイズ:∅20×40cm(11.1L)
・重量:1,327g
・素材:生地/10デニール・バリスティック エアライト®ナイロン・タフタ、中綿/800FP EXダウン
コルネットストレッチII
アメリカのアウトドアメーカーであるコールマンの寝袋です。
長年の歴史の中で蓄積されてきた「キャンプで快適に寝るための技術」が駆使されています。
高いストレッチ性で心地良いフィット感を実現しており、快適な眠りをサポートしてくれます。
手足を出して着たまま動けるので、車中泊やインドアでも便利なシュラフですよ。
・使用下限温度:-5℃以上
・使用サイズ:約205×67~84cm
・収納サイズ:約φ45×25cm
・重量:約1.6kg
・素材:表地/ポリエステル 裏地/ポリエステル 中綿/ポリエステル
抗菌防臭 丸洗いアリーバ
頭までスッポリとカラダを覆い、最低温度帯-15℃にまで対応する保温性抜群の寝袋です。
立体的な空間を生みだすフットアングルストラクチャー構造を採用し、開放感ある寝心地を実現しています。
特別な生地を肌面に使用することで、AG+(銀イオン)効果による抗菌防臭加工が発揮されます。
丸洗いも可能なうえに、洗濯をしても抗菌防臭の効果が持続するのが特徴です。
ロゴスの公式サイトでの値段も16,800円と比較的リーズナブルなのがうれしいですね。
・使用下限温度:(約)-15℃
・使用サイズ:(約)長さ220×幅80cm
・収納サイズ:(約)直径29×長さ42cm
・重量:(約)2.5kg
・素材:表面素材/モイスポリ、肌面素材/抗菌防臭モイスポリ、中綿/ダイナコンプレスファイバー
NANGA×鎌倉天幕×RATTA RATTARR SLEEPING BAG 600
寝袋メーカーのナンガとテントで知られる鎌倉天幕がコラボした特別なシュラフです。
700フィルパワーの羽毛を最大限に活かすボックスキルト構造を採用し、成熟した水鳥の羽毛である「DXヨーロピアンホワイトダックダウン」を使用しており、高い保湿性を実現しています。
4シーズンに対応しているのもうれしいですね。
商品数が限られているので、気になる方は早めにチェックしておきましょう。
・快適温度:-0~-3℃
・使用下限温度:-8℃
・重量:1.3kg
・素材:表地/Polyester 100%2.5 Layer 透湿防水ラミネート、裏地/20D Nylon 100%
NANGA×鎌倉天幕×RATTA RATTARR SLEEPING BAG 600
ブルーカズーエコ
世界的に有名なアウトドアブランドであるザ・ノースフェイスの寝袋です。
十分な強度のある20デニールリサイクルナイロンを採用しており、-7℃まで対応する3シーズン用です。
中綿には、はっ水加工を施した高品質700フィルリサイクルダウンを使用しています。
頭部、背部、臀部、踵部など圧力が集中する箇所に潰れにくく熱効率を高める長繊維のクライマシールドプリズムを配置しており、底冷えを軽減しています。
・使用下限温度:-7℃
・使用サイズ:183cmまで対応可
・収納サイズ:Φ24cm×L35cm
・重量:約800g
・素材:表/20Dリサイクルナイロン、中わた/700 Fill Recycle Down、裏/20Dナイロンタフタ
エア450X
夏のキャンプから冬の低山まで、幅広いシチュエーションに対応可能な3シーズンモデルです。
セパレートボックス構造を採用し、胸元の保温性を向上させています。
決して安くはありませんが、最高品質のグースダウンを450g入っており、贅沢なつくりのシュラフとなっています。
・使用サイズ:78(肩幅)×213(全長)cm
・収納サイズ:φ16×32cm
・重量:840g
・素材:表/ナイロン100%、裏/ナイロン100%
シュラフ タスマンキャンピングマミー
人の体型に合わせたマミー型の寝袋で、保温性と寝返りがうてる可動性を両立しています。
キャンプでの快適な眠りを追求したシュラフです。
洗濯機で丸洗いすることが出来るので、衛生面が気になるキャンパーにはぴったりです。
コールマンの公式サイトで17,380円と値段がリーズナブルなので、キャンプ初心者にもおすすめです。
・使用下限温度:-15℃以上
・使用サイズ:約83×203cm
・収納サイズ:約φ31×49cm
・重量:約3.4kg
・素材:表地/ポリエステル、裏地/ポリエステル、中綿/ポリエステル
ドライ シームレス ダウンハガー900
縫い目の少ない構造を生かし、防水透湿性のある素材を使用することで高品質ダウンを濡れから守り、中綿の保温力を最大限に引き出します。
モンベルのシュラフの特長である「ストレッチ」「軽量コンパクト」はそのままに、1ランク上の暖かさを実現しています。
スリーピングバッグカバーが不要なので、荷物を少しでも減らしたいキャンパーに最適なシュラフです。
・快適温度:-3℃
・使用下限温度:-9℃
・使用サイズ:183cmまで対応可
・収納サイズ:Ø16×32cm(5.7L)
・重量:864g
・素材:表地/ウィンドストッパー®ファブリクス バイ ゴアテックス ラボ、裏地/7デニール・バリスティック エアライト®ナイロン・リップストップ、中綿/900FP EXダウン
おすすめの封筒型寝袋10選
ここでは、封筒型寝袋の中でケムール編集部がおすすめする商品を10個紹介します。
マミー型と同じく、封筒型寝袋の種類も膨大なので、封筒型を購入しようと考えている人は参考にしてみてください。
丸洗いスランバーシュラフ・-2
発汗された水分を寝袋の外にスムーズに排出するモイスチャーマネージメントという機能が搭載されており、快適な眠りをサポートしてくれます。
独自の熱圧力によって織物表面の隙間をなくし、シュラフ全体の通気性をコントロールします。
大型洗濯機を使えば丸洗いも可能なので、衛生的に使うことが出来ますよ。
・使用下限温度:-2℃まで
・使用サイズ:(約)長さ190×幅80cm
・収納サイズ:(約)直径30×長さ40.5cm
・重量:(約)2.3kg
・素材:表面素材/モイスポリ、肌面素材/モイスポリ、中綿/ダイナチューブファイバー
コージーⅡ
大人でもゆったりと寝られる大きめのサイズになっています。
抗菌加工も施されているので、安心して使うことが出来ますよ。
洗濯機で丸洗いが可能なウォッシャブルなシュラフなので、もしも汚してしまっても安心です。
・快適温度:5℃以上
・使用サイズ:約84×190cm
・収納サイズ:約φ26×42cm
・重量:約2kg
・素材:表地/ポリエステル、裏地/ポリエステル、中綿/ポリエステル
ファミリーバッグ
キャンプだけではなく、車中泊など様々な用途で使用出来る封筒型シュラフです。
速乾性に優れているので、濡れてもすぐに保温力を回復するホローファイバーを採用し、季節や用途に合わせた使い方が可能です。
非常に保温性に優れたモデルなので、冬期に使用することも出来ます。
・快適温度:-1℃~
・使用サイズ:最大長190×最大幅75cm
・収納サイズ:45×28×28cm(35.3L)
・重量:1,560g
・素材:表地/75デニール・ポリエステル・タフタ、裏地/75デニール・ポリエステル・タフタ、中綿/ホローファイバー
RABAIMA BAG W 600
キャンプシーズン後半の秋頃まで使用可なシュラフです。
眠りにつくまでのひと時を楽しい時間にできる 2 人用の商品で、ペアの体温を感じられ、暖かく安心して寝ることが出来ます。
子どもなら2人以上でも快適なサイズ感なので、ファミリーキャンプに使用するのもおすすめですよ。
・使用サイズ:140×233cm
・収納サイズ:φ25×40cm
・重量:1,600g
・素材:生地/15dn ナイロンリップ、中綿/ホワイトダックダウン80-20%※背面は化学繊維を使用。
セパレートシュラフ オフトンワイド LX
「掛け+敷き」のお布団というコンセプトの少し変わった寝袋です。
高機能保温素材であるアモノフォロファイバーを採用しており、柔軟でコンパクトな収納を実現しています。
「掛」と「敷」を完全に分離し、お腹だけに掛けて寝ることも可能な便利なシュラフです。
ファスナーを閉めて「掛」の足元をターンオーバーさせて「敷」を包めば、暖かく眠ることが出来ますよ。
・使用下限温度:3℃
・使用サイズ:105×210cm(敷)、110×200cm(掛)
・収納サイズ:φ34×56cm
・重量:3,600g
・素材:表地・収納ケース/40Dナイロンリップストップ、裏地/TCコットン、中綿/アモノフォロファイバー
フェレール 封筒型シュラフ(寝袋)1200
表地には軽くて丈夫なポリエステルを使用しており、裏地にはマイクロファイバーを施しています。
ファスナーは上下から開放することが出来るので、暑さを感じた時は足元のファスナーを開いて温度調整することが可能です。
携帯に便利な収納バッグが付いているのもうれしいですね。
・快適温度:7℃~
・使用サイズ:幅85×長さ190cm
・重量:1.7kg
・素材:表地/ポリエステル100%、裏地/ポリエステル100%(マイクロファイバー)、中綿/ポリエステル100%(ホローファイバー)1,200
わがやのシュラフ
可愛らしいウサギのロゴが印象的なアウトドアブランドDODの寝袋です。
家族4人が寝袋に一緒に入れるだけの大きさがあり、一般的なファミリー用テントの寝室部分にもフィットするサイズとなっています。
独自のバッグ構造を採用しており、この大きなシュラフを短時間で片付けることが可能となっています。
寝袋の中綿にはホローファイバーを使用しており、春~秋まで快適に使用することが出来ますよ。
・快適温度:5℃~
・使用サイズ:(約)W230×D200cm
・収納サイズ:(約)W36×D36×H66cm
・重量:(約)4.8kg
・素材:ポリエステル、綿
ドロミテワンバッグ NBR42000
2枚重ねになったトップと、ボトム部分の3つのパーツを組み替えることによって、様々なシチュエーションに対応することが可能です。
暑い日にはトップを1枚だけにしたりすることも出来れば、ファスナーをフルオープンして布団のように使うことも出来ます。
寒い日には3枚全てを使えばマイナス9度まで対応可能です。
中綿はリサイクル素材を使用したポリエステルなので、水濡れにも強い仕様となっています。
・快適温度:
・使用下限温度:10℃/-1℃/-9℃
・使用サイズ:身長183cmまで対応可
・収納サイズ:Φ28cm×L51cm
・素材:表/50Dポリエステルタフタ、中わた/ 30%リサイクルポリエステル、裏/ポリエステル
ダウンファミリーバッグ
ダウンをたっぷりと使った暖かい封筒型のシュラフです。
コストパフォーマンスに優れており、ダウンの軽やかな暖かさを手軽に感じることが出来ますよ。
キャンプだけではなく、車中泊など幅広い用途で使用することが可能です。
・快適温度:3℃~
・使用サイズ:最大長190×最大幅75cm
・収納サイズ:31×19×19cm(11.2L)
・重量:1.207g
・素材:表地/75デニール・ポリエステル・タフタ、中綿/440フィルパワーダウン
パーカー / C2
フード脱着機能により、頭部からの放熱量を調節することが可能な便利な機能を備えています。
取り外したフードは枕になり、快適な眠りをサポートしてくれますよ。
フルオープンファスナー仕様によりブランケットとしても、同モデルとの連結も可能となっています。
・使用サイズ:約210×84cm
・収納サイズ:約φ26×43cm
・素材:表面 / ポリエステル、裏地 / ポリエステル、中綿 / ポリエステル
おすすめマットなど5選
寝袋を使用するには、基本的に下に敷くマットを使います 。
必須ではありませんが、キャンプではインナーシーツや毛布を使う場合も少なくありません。
ここでは、ケムール編集部がおすすめするマットなどを紹介します。
Zライトソル
アコーディオンのように折りたたんで収納することが出来る3シーズン用のクローズドセルマットレスです。
折り畳み式は広げるのも収納するのも素早く出来るので、たとえば短い休憩でも、さっと出してストレスなく使用することが可能です。
・使用サイズ:51×183cm
・収納サイズ:51×13×14cm
・重量:410g
・厚さ:2.0cm
エクセロフト エアパッド 180
折り畳みではなく、空気を注入して使用するマットです。
エアマットの内側に、保温性・耐久性に優れる独自素材エクセロフト®を封入し、冬季に対応する保温性と軽量コンパクト性を実現しています。
別売りのポンプバッグを使用すると簡単な操作で素早く空気を注入することが出来ますよ。
・使用サイズ:長さ180x幅50x厚さ7 cm
・収納サイズ:∅14x25cm
・重量:658g
コンフォートエアーマットレス / W
軽量かつコンパクトで使いやすいエアーマットレスです。
しっかりとした厚みがあるので、安心感がありますね。
「厚みがあると膨らませるのに時間がかかるのでは」と心配になるかも知れませんが、
ポンプを使えばあっという間に膨らませることが出来ますよ。
デザインもシンプルなので、どんな人が使っても違和感はありません。
・使用サイズ:約189×138×19(h)cm
・重量:約3.3kg
スリーピングバッグインナーシーツ
インナーシーツというのは、寝袋の中に入れて使用するシーツです。
これを寝袋の内部に入れることで肌面のベタ付き感を軽減したり、衛生的に保つ
ことが出来る優れモノです。
ナンガのスリーピングバッグインナーシーツはポリエステルメッシュ製で肌触りも良く、洗濯もしやすいですよ。
・収納サイズ:12cm×17cm
・素材:ポリエステルメッシュ
【ケムール編集部員のコメント】
ケムール編集部員のOは、実際にナンガのスリーピングバッグインナーシーツを使用しています。
寝袋に比べて洗うのも簡単ですし、衛生的なので愛用しています。
小さくコンパクトにまとめられるので、持ち運びも簡単ですよ。
ヤキマ キャンプスロー
アメリカのブランケットブランドであるペンドルトンの毛布は、キャンプにぴったりです。
ウールをたっぷりと使っているので、秋冬のキャンプに持っていくと、力強い味方になってくれます。
温かみのあるクラシックなデザインも魅力的ですね。
・使用サイズ:137x168cm
・素材:ウール86%、コットン14%
寝袋(シュラフ)を買わないとキャンプは出来ないの?
この記事では、キャンプに使用する寝袋について色々と解説しています。
しかし、キャンプを楽しむには絶対に寝袋がなければいけないのでしょうか。
そんなことはありません。
少しキャンプのやり方を変えれば、寝袋を買わなくてもキャンプを楽しむことが可能です。
寝袋を使わずにキャンプを楽しむ方法を3つ紹介します。
代用品を使う
毛布などの代用品を使えば、たとえ寝袋がなくてもキャンプを楽しむことが出来ます。
寝袋の代用品としては、主に以下のようなものが挙げられます。
①毛布
②断熱シート
③重ね着
①毛布
寝袋の代用品として最も優れているのは毛布でしょう。
寒さが厳しくない時期であれば、毛布にくるまるだけで何とかなる場合が多いです。
寝袋のようにコンパクトに収納することが出来ないので、ある程度かさばりますが、ロープなどで縛れば持ち運ぶことは難しくありません。
普通のリュックやカバンだと収まりきらないので、大型のバッグなどに入れていくのがおすすめです。
②断熱シート
事故や災害時の利用を想定して作られた防災シートも寝袋の代用品としておすすめです。
断熱シートは、ホームセンターなどで「防寒シート」や「サバイバルシート」などの名称で販売されています。
防災用品なだけあって軽量かつ防寒性も高く、非常に便利な代用品です。
③重ね着
秋冬の寒い時期でなければ、服を重ね着してやり過ごすという手段もあります。
もしも寝袋を忘れてしまった場合などは、重ね着で対応しましょう。
ダウンジャケットのような厚手の上着を掛け布団のように使えば、ある程度快適に過ごすことも難しくありません。
【注意点】
厳冬期のキャンプで寝袋ではなく代用品を使うのは非常に危険です。
代用品を使うのは、あくまでも寒さが厳しくない時期に限定しておきましょう。
バンガローを利用する
キャンプといっても、必ずしもテントを張らなければいけないわけではありません。
バンガローを利用するキャンプであれば、寝袋を買わなくてもキャンプを楽しめます。
キャンプ場の中にはバンガローが併設されている場合があり、バンガローの中にはベッドや布団が備え付けられていることが少なくありません。
バンガローを使えば、寝袋を買う必要のないお手軽なキャンプを楽しめますよ。
バンガローはテントサイト(テントを張れる場所)に比べて数が少ないので、早めに予約するようにしましょう。
バンガローを予約する時は、ベッドや布団が本当に備え付けられているか確認しておくと安心です。
寝袋をレンタルする
寝袋を買わずに、レンタルするという方法もあります。
あまり知られてはいませんが、寝袋などのキャンプギアをレンタルすることが出来るサービスがあるのです。
特に有名なのが「hinataレンタル」です。
寝袋を始めとした豊富なキャンプギアを揃えており、きっとお気に入りのギアが見つかるはずです。
悪天候や体調不良などを含む全ての理由におけるキャンセルについては、商品発送日の前日までならキャンセル料は無料となっています。
キャンセルを保障してくれるサービスもあり、これに加入しておけば、キャンセル料の支払いを最小限に留めることが出来ます。
「hinataレンタル」のようなサービスを活用すれば、キャンプのために寝袋を買う必要はありません。
まとめ
この記事では、キャンプに使う寝袋の選び方やおすすめの寝袋について解説してきました。
もしも寝袋を買おうと考えているなら、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
キャンプのブランドなどについても詳しく解説しましたが、やはり最も重要なのは性能です。
ブランドやデザインなどは二の次に過ぎないと言っても過言ではありません。
安全にキャンプを楽しむために、性能を最優先に考えて寝袋を選んでいただければ幸いです。
【過去記事】キャンプ初心者の方は、是非こちらの記事も読んでみてくださいね。